2004年5月25日火曜日

ニュースと感情。

あまり本家サイトには書けない話なのでこちらにしてつらつらと。

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国……以下略)の拉致疑惑問題に関してあちこちのサイトでも書いているのを目にしたけれど、今のところ自分としては新聞でのアンケートで多数を占めている評価派ではあると思う。
マスコミのリードとか色々な要素があるにも係わらず、最近は世論調査の結果が得てしてそれを裏切る行為が多い。自分の住む地元の北海道新聞ではこの結果に対して、「小泉流のマスコミ操作術」というのがあって失笑してしまったが。どうも新聞記者・・・というか、新聞社総体としてかなり大きい心の棚があるらしい。

拉致疑惑の問題の行き着く果ては、一体全体、日本としては北朝鮮、ひいては韓半島を取り巻く政治や軍事のバランスをどう取り扱っていくのか。その中の問題の一環として捉えていかないとうまく行かないとは思うのだけれど、どうも目先の拉致疑惑問題にあまり感情をもって囚われてはいけないとは思う(無論、拉致された方、されたと思われる方を待つご家族の心情はいかばかりかとは思うが)。
外交と感情は時々相容れない。日露戦争終結後の日比谷騒動を見ればそれもわかる。感情論をもって世論を煽ることが必ずしもいいことではない。

それにしても、この北朝鮮問題についてはアフガンとイラク問題がケリをつくまでは棚上げになるのだろうと思う。
在韓米軍の転出(撤退)といい、ちょっときな臭くなってきているな。とは思うこの後のだったりする。

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