2009年11月30日月曜日

Landreaall 15 / おがきちか

Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
Landreaall 15 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
一迅社 2009-11-25
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おすすめ平均 star
starもう15巻も出たのか
star微笑ましい夏休みと、動き出す物語

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相変わらず内容が深すぎて一読ぐらいじゃわからないぜ。というわけで購入してから何回か読み直していますが、本当に読むことしかできないということがもったいないというか、DXやリド、ライナス、ルーディーの会話なんて、その場に居合わせたとしたら、ぞくぞくするぐらいのやり取りだと思いますよ。

一言一言が表層的な意味と深層的な意味をもつ。DXがこの台詞を言ったとき、表情は作中の表現でわかりますが、どんな仕草で、声で言っているのだろうかと想像するわけです。

この15巻をとりあげる書評blogがだいたいは言及するであろう、DXのあの台詞。

「君は報われない幸せを知らない」

ぞくぞくきますよ。こんなの前後のやり取りだけじゃなくて、「Landreaall」を読んだ人ならああ、あの物語から続くからDXはそういうことを言うのか。というのが納得できるし、DXはまさしく...本人にとってはいささか不幸というか迷惑だろうけれど...王に必要な何かを持ち合わせていることも伺いしれる。

さて、どちらかという前巻、今巻と物語として充電期間というか、いままで触れられてないことをちゃんと(現時点で)語りつつ、次なる物語をどう進めて行くのだろうか。革命の真相は先月号の連載で知ったけれど、その後の動きが楽しみでもあります。

こういう良質な物語が読めるということは幸せなことです。未読の方は是非にご一読を。

��

今回のおまけページは読みながら吹いてしまいました。えーっとなんですか、その秘密結社的よそおいは? と思ったあと繰り広げられる密会での会話。(どちらかというと褒め称えるべき、明朗な)莫迦さ加減だなー、キミたち。だからライナスが騎士団候補生の生徒に対してああいう言い方するんだよ、というべきか。


大本営参謀の情報戦記 / 堀栄三

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)
大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)
文藝春秋 1996-05
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おすすめ平均 star
star何度も読み返す本
star情報に対する考え方を変えた本
star10倍の価値:これは読むべし

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堀栄三氏。太平洋戦争中、大本営情報部に勤務。卓越した情報分析能力で、米軍の上陸パターン分析を行い「敵軍戦法早わかり」をまとめる一方、フィリピンの山下第14軍に派遣され、米軍上陸計画を参加兵力・規模・時期まで的中させ「マッカーサー参謀」の異名をとる。大本営にもどった後も米軍の日本上陸作戦についても正確な予測を立てた。
「鉄量に勝るのは鉄量だけ」という名言を残したことでも有名(皇国の守護者のアレはここから引用)。
また台湾沖航空戦の過剰評価(戦果)を伝えた彼の電報は、参謀本部の一部(瀬島龍三氏であると伝えられているが真偽は不明)に握りつぶされ、陸海軍を巻き込んだレイテの戦いを混迷させる一因ともなったという。

...とまぁ、ここまでは知っていて(何で知ったのか、多分書評系サイトとか読んだ気になっていたのか) あれぇ、読んだ記憶がないわけじゃないけど、細かいエピソードが覚えてないなぁ。と思って、本屋で見かけていい機会だからと購入。

ところが上の知っていた記憶は事実だけど、すべてではなく余計に深く、なおかつ本人が当時の状況を実直に書き残しているため、日本陸軍、大本営の情報分析能力の稚拙さや、戦争しているくせに開戦後二年後になってようやく本腰入れて米軍の戦い方の分析に取り掛かるなど、なんというか泥縄以上の無定見や無策ぶりに頭を抱える一方、それでも個々の分析組織(諜報機関)や、堀氏を筆頭にした参謀...というより分析官の奮闘振りなども丁寧に書いており、情報分析とはどうあるか。というのを判りやすく書いている。
なにより、戦史などでよく過去を振り返ったあと、「ここにこういう電文が」とか「報告が上がっていたのに」などという後知恵についても一言述べたあと、筆者が本当に遭遇した「戦場の霧」の中での判断やそれにいたるまでの葛藤をへて、分析を通した上での「勘」を信じるあたりなどはビジネスである程度経験積んだ人には大なり小なり似たような経験はあるだろうと思う。

ただ、堀氏がそんな卓越した分析能力があったのか。とかいうとそうではなくて、この本の中でも書かれているように、数字として挙げられる情報(ソース)を集めてパターンを分析。その中から情報(インフォメーション)を見抜いていくような地道な作業の連続だったりするわけです。
欧州などを経由して手に入るラジオの株価情報を追いかけ、カンヅメ工場の経営する企業の株価の変動で補給物資の供給を知る、米軍地上兵力の再編制サイクルを読み取って来襲時期を判断する、無線情報を積み重ねてB-29の部隊配置と損害状況を知る、などといったこまごまとした積み重ねだったりするわけです。

そういう戦争中、日本陸軍の情報(諜報)に関する捉え方はどうだったのか、などのエピソードを知るにはいい本です。戦記、あるいは日本の近代史に興味のある人には必読といってもいいぐらい。

まぁ、他にも筆者の養父が陸軍航空隊の要職についており、予備役後も空軍発足に尽力。結局は海軍の山本提督に反対?されたあとで流れたくだりや、山下将軍との交流のエピソード、彼らが編纂した「敵軍戦法はやわかり」をいち早く伝え聞いた部隊が、あのペリリューで死闘を繰り広げたあの部隊だったのかとか、フィリピンでの某参謀(ま、辻ですよ、辻!)がやらかした間抜けな行為に後までたたられる話、制空権が取られた状況で参謀を一人送り込むための堀氏らが検討した方法など、終戦間際の国内、国外での某諜報機関の顛末、そして戦後、陸自に再入隊したあとの西ドイツでの武官活動(ある諜報活動などにも触れられて、氏の緻密な数に対するアプローチが面白い)などなど...。

(結局、陸自の内情に幻滅して陸将補まで進んだあと退役してしまうのですが。...でも、陸自の成り立ちを見ていると幻滅する理由もわかるけれど、致し方のない話ではあるのでしょう)

色々「へぇ」と頷くような話も入っていたりと、文庫一冊でよくまとまっていると思います。
願わくば、彼が終戦後纏めたものの、父の一喝の元お蔵入りしてしまった「比島の悲劇」という未発表原稿もいつか読んでみたいのですが...。


2009年11月25日水曜日

20091125の記録

��ざっと読んだのでメモとして。

英国機密ファイルの昭和天皇 (新潮文庫)
英国機密ファイルの昭和天皇 (新潮文庫)
新潮社 2009-10-28
売り上げランキング : 9566

おすすめ平均 star
star衝撃的な事実はないが、興味深く読める

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白洲次郎というと、吉田茂の恩寵深く、英国紳士の嗜みを身に着け、粋であることの何たるかの知っていた人物でマッカーサーに対しても怒鳴りつけた気概の人...のような評価がされがちなのだけれど、実際、彼のことを知って、色々追いかけていくうちに終戦後、英国企業に日本の施設や土地を売却するなどかなり強力なコネなどを使っていたなどしたため、「売国奴」呼ばわりを受けていた話も知って首をかしげていた。

彼に対する評価はかなり極端に分かれていて、粋人としてみる人もいれば、売国奴として見る向きもあれば、その時に見せる粗野で荒っぽい言動から英国人、米国人にも嫌うものがいたという話を聴くに及び一体どういうことだろうと思っていたけど、この本を読んでちょっと納得もしてみたり。

彼が英国留学時代に親しくしていた友人(子供のゴットファーザーにまでなっていたという)が戦争中、日本軍との戦いで命を失い、友人の家族と白洲の間は断絶してしまう。彼は生涯これを悔いていたといい、その贖罪の意味をかねて英国に肩入れしていたのか、それは定かではない...にしても、色々と考えを馳せることはできそうだ。

この本はそれ以外にも公開された英国外交文書などの機密書類から戦前、戦後の英国と日本との意外な関係というか、英国の辣腕ぶりや、戦後アメリカ主体のGHQで英国が影響力を及ぼすための画策、それに対応する昭和天皇の各所への働きかけなどが明かされている。
正直、この本がどれだけの真実を明らかにしているかはわからない。が、こういう話がありましたよ。というレベルには頷ける本じゃないかな。

��国家に真の友人は存在しないが、個々では存在している。そしてそれが時に外交などで重要な信頼を結ぶツテ...となり同盟関係となる場合もある。そういうケースは確かにあるのは事実でしょうね。
ただ、他国の思惑に絡め取られると話がややこしくなる。色々と話はややこしいよね)


2009年11月24日火曜日

果て無きニコマスの彼方にあるもの

先週末から今日までのイベント、シネ☆MADの大トリを見て口がポカーン。
ニコマスをいままで2年半近くみてきたけど、何度目かの、そして極めつけのとんでもないブレイクスルーに立ち会った気がするよ。



合作チームは半年ぐらいかけて?作っていたらしいが、ニコマス属性ない人でも20分程度の時間を作ってみてほしい。アイマスって何?って人にもわかりやすい話だと思う。

(アイマスを知らない方への補足説明)----------------------
アイドルマスターというゲームは基本的には3Dポリゴンデータによるダンスシーンが中心のゲームですが、バンナムから提供されるゲームコンテンツの中には、3Dポリゴンデータを使ったドラマ風ショートシナリオ"アイドラ"があります。

今回、シネ☆MADにあたりこの作品をつくったチームは、そのアイドラをお手製モデルデータを、「全アイドル分」作成し、「事務所」や「コンサート会場」などなど背景データもすべて自作で作り上げてしまったというわけ。
ちょっと、なんて労力とか謎の技術とか、もうカンベンして!のレベルで、作中のキャラの表情やしぐさの中には、Xbox版モデルを置いてけぼりにするぐらいの破壊力をもっているところもあります。

なおかつ、アイドルマスター・オリジナル楽曲の中で最高レベルの「隣に...」を持ち歌にする三浦あずさを中心にすえて、がっちりとドラマを作り上げたというわけです。
ドラマの脚本もハイレベルなら、ダンスシーンなどのエフェクト担当メンバーの腕もハイレベルのため、高次元でまとまった一本の作品となった・・・って、オフィシャル、なにやってんの! ニコマスのメンツはここまできたぞ、さっさと2ndをこのレベルで出せ的なシロモノだったりします。もーいいから見て! 口があんぐりとなること請け合いです。

っていうか、もう途中でどの曲持ってくるかティンときたけど、あんな演出はズルいよ、マジで。
3Dモデルを担当したセバスチャンPのblogでも口があんぐりなショットもあるので、興味のある方はぜひ。

*

シネ☆MADについても少し。全体的に中二マインド全開的なノリだったんだけど、みんなネタで恥ずかしがり屋だからセルフ突っ込みで中二、中二と言っているので生暖かく見てみるといいよ!

時間のある方は、正調ジュヴナイルSF風ドラマ「プラネット☆ラヴ」もオススメ。
なーに、1時間ちょっと、ドラマを見ると思って楽しんでください。アイドルマスターの予備知識まったく不要で楽しめる一級の作品です。



後半、ほろりとする話になるわけです。うんうん、こういう物語はいいよね。
個人的にコメで、ルナリアンというネタでクスリと笑ってしまった自分は古典SF好きです。いいよ、ニコマスは全体的に世代が高くてさwww


2009年11月23日月曜日

生涯海軍士官―戦後日本と海上自衛隊

生涯海軍士官―戦後日本と海上自衛隊
生涯海軍士官―戦後日本と海上自衛隊
中央公論新社 2009-04
売り上げランキング : 106348

おすすめ平均 star
star国防について皆で考えるための本
star真の武人から感じる静けさ

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元日本海軍士官として太平洋戦争で実戦参加。終戦後、民間企業に転出後、再軍備計画に基づき海上警備隊創設にともない参加。以後、海将として海自幕僚長まで勤めあげ、その見識や実行力などからwikipediaなどでも「海自中興の祖の一人」とも書かれている。
そんな人物の生い立ちから海自での日常、そして防衛力整備などに関わる知見などを、防衛省戦史研究部がオーラルヒストリー(聞き書き)としてまとめたものが出版されたものがこの本。

いや、なんていうか中村提督ご自身については「海の友情」でもその活躍というか精力的な勤務などは知っていたけど、提督ご自身が語る海自勃興期から80年代までの出来事はなんというか、時に脱力感が漂ったり頭が抱えるようなエピソードがあったり、やっぱり海原氏(防衛庁官僚、陸軍出だが非常に偏った防衛思想で、あやうくF-5を導入する破目になるそうになったりと色々評判が悪い御仁)に言いたいことは山ほどあるようだったりとか、歴代防衛庁長官、たとえば中曽根氏以降の...の人物評価など、興味深いエピソードが満載です。

なんていうか、タンカー炎上に伴う海自の撃沈任務にそんな裏事情があったとか、函館のミグ25事件に伴い、提督が手記に「法匪」とか書くぐらい法律的術策をめぐらせる官僚などなど、頭が痛い話も満載で、そういうエピソードが知りたい人は読んでみてそんはないかもしれませんね。

ただ、提督が述べられているように海自がついぞ海軍になることはなかった、あるいは海自の装備が決して満足のいくものにはならなかった(海自が今の自衛艦隊を四個群(艦隊)編成から五群編成としてローテーション勤務させたがっていたけど、それほど切実だったとはこの本を読むまではちょっとしらなかったな)という意見には、まぁ、それはあと20年は待たないとダメじゃないのかなぁ。でも防衛庁から防衛省になったとように、変化するときはあれよあれよという間の気もしますが。

日本の海上防衛力について、どのように中村提督(というか海自中枢)が考えているのか、その変遷というか思考が見れて興味深いですね。日本単独での防衛が望ましいが、それが難しい以上、アメリカとの共同歩調は必要である。ただし、日本の防衛が必要になるということはその条件そのものが破綻していることを指している...という欺瞞的な側面があるわけですが。しかし、色々な意味で難しいご時勢ですが、今の海自トップも中村提督のような先を見通せる人物がついていることを願うばかりです...。


※本文章中、中村悌次元海上自衛隊海将について、最終階級が将官であることから「提督」という言葉を使っています。

2009年11月20日金曜日

20091120の記録

もう年の瀬間近かぁ。

#プロだけが語れる結果論
ずっと前にダメになるのも、ぎりぎりまで粘ってダメになるのも同じ、帰ってこれるか、これないか。それが問題です

Speak by 川口淳一郎教授 「はやぶさ」プロジェクトリーダー
はやぶさリンク:はやぶさ、帰還に向けてイオンエンジン再起動」 from 松浦晋也のL/D
トラブル続出、満身創痍になった状態で地球へのサンプルリターンを続行している衛星「はやぶさ」。
地球に戻る加速度を稼ぐイオンエンジン4基が次々と部品劣化で停止していくため、当初計画の2011年帰還がさらに伸びることが憂慮されていた。「はやぶさ」プロジェクトチームは4基のエンジンのうち2基の機能を組み合わせ推力を稼ぐバイパス方法を編み出し、必要加速度を得ることを発表。
3月までトラブルなく必要な加速が続けられれば2010年の帰還が可能になるとのこと。

このような事態に陥いった場合の対策方法として地上試験はできなくとも機能的に可能なように設計していたプロジェクトチームの慧眼に恐れ入るし、「はやぶさ」はそういう意味ではありとあらゆる準備を行ったことで、なおかつ数々の不幸に見舞われながらもその準備のおかげでリカバリーしているという展開。
おそらく予算や手間隙を考えればオミットしても文句を言われることはなかっただろうけれど、日本の宇宙開発にかかわる実情がそれを赦さず、携わったスタッフはおよそ考えられるトラブルを踏まえて機体を設計していたというわけです。
エンジニアの端くれとしては「よくもまぁ、そこまで思慮していたな」という点と、そうであってもここまでのトラブルが発生したことはプロジェクトリーダーとしては悔恨なんだろうなぁと思います。
そういった中で、"軌道の魔術師"とかwikipediaまで二つ名が書かれている川口教授の冒頭の発言はそういう「プロフェッショナルにとっての傲慢とも覚悟ともとれる結果論」。つまり成功しなきゃどんなに苦労してリカバリーしたとしてもその成果の意義がない。という発言につながるわけです。本当、川口教授の男気爆発です。

#ハート・ロッカーを見る。
イラク戦争後半からIED(即席爆弾...砲弾などを時限/遠隔で爆発させるもの)の損害が続出して、米軍が慌ててIED対策済み車輌を世界各国から買いあさっていたのはわりと有名な話なんですが、そのIED対策に立ち向かうEOD(爆発物処分)任務につく兵士達を描いた「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)という映画がありして非常に評判が高い。でも日本での配給会社が倒産したとかで、劇場公開はおろかDVDでも販売されないというシロモノ。
ところがニコニコ動画でなんとお手製字幕をつけて公開してる動画を発見。
ちょっとmixiとは違うのでリンクははりませんので探してみてほしいのですが、しばらくぶりにマジなガチンコ戦争モノを見たと思います(ま、映画らしいフィクションは随所にありますが)。
EODのロボットから始まって、携帯からの遠隔起爆や××爆弾とかエグさを感じるテロ行為から、PMC(民間軍事会社)との遭遇ネタ、バレットM82 とドラグノフ?での狙撃戦(ちゃんとスポッターと連携しながらですよ)、家屋や路地へのエントリー&クリアリング、屋外など随所の見所もあるし、伏線などもちゃんとある。
手ブレ効果は戦争映画のトレンドですけど、臨場感もあるし、最後にじわじわくる(色々な意味で)シーンなど、もうここ最近の戦争モノ映画としてはガチな作りっぷりでした。

しかしこれが公開されないのはもったいないなぁ。

で、戦争映画つながりであのコッポラ監督のあの映画のワン?カットを高画質であげてる動画も発見。
キルゴア大佐の名台詞「朝に嗅ぐナパームの匂いは最高だ!」を見て、うんうん、このくだりはほんと一品の出来なんだよなぁと頷いてもみたり。

で、そのままM198かな、アメリカ海兵隊、陸軍などの部隊が延々155mm榴弾砲を発射する動画も見て。
海兵隊とこと発射手順に関しては海兵隊のやり方が洗練されているかな。発射速度も速いですし、手順もいい。ただ一人ベテラン下士官?の負担がいやに大きいのが気がかりですが...何しろ、砲弾を突っ込み、ラマーで押し込んで装薬を受け取って押し込む。で、発射手順を行って士官の指示で綱(引き金ですね)を引っ張る。で、砲尾門を空けてまた砲弾を突っ込み...ですからね。その間様々な兵士がアレコレと群がるんですが、一人だけ大働きというわけです。

#the pillowsの大型タイアップという話
なにやら来年一月のシングルがアニメで大型タイアップという話。うーん、1月にタイアップってことは、TVアニメかねぇ。映画はもう決まっているでしょ? Twitterにも書いていたけど、avex系列のアニメかなとは思うんですが、1月の新作アニメは今期ほどではないにしても不作気味で、楽しみなのは「デュラララ!!」ぐらい。よもやこれにタイアップといっても「大型」はないだろう?っていう気もするが。いや、「デュラララ!!」だったら個人的にはツボすぎますけどね。

the pillowsつながりで。
世界はロックでできている
世界はロックでできている
講談社 2009-10
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もちらりと読んでました。


購入本その他はあとで追記する予定。

2009年11月17日火曜日

最近の購入物いろいろ。

色々買い込んで散在ぎみ。贔屓の作家さんの同人誌が大量に入っていたのが原因なんですが...。

蒼海ガールズ!2 (GA文庫)
蒼海ガールズ!2 (GA文庫)やすゆき

ソフトバンククリエイティブ 2009-11-15
売り上げランキング : 270

おすすめ平均 star
star次巻も期待しています。

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魑魅魍魎、獣のような女性だらけの軍艦に一人、いたいけな美少年が放り込まれたらどうなるのか...という2巻目。っていうか、続きが出るとは思わなかったよ...。帆船時代の軍艦ものは面白いけれど、だめだ、この乗組員たち、なんとかしないと。というネタが満載です...。

乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)
乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX)
エンターブレイン 2009-11-16
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好きな作家の一人なので購入。連載は追いかけてないのだけどね。

楽園Le Paradis 第1号
楽園Le Paradis 第1号
白泉社 2009-10
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おすすめ平均 star
starいいぞもっとやれ
starどうにも中途半端

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シギサワカヤ, 日坂水柯, 二宮ひかる, 宇仁田ゆみ...と自分のツボに入る作家が多かったので購入。



2009年11月12日木曜日

最近の購入物いろいろ。

REVOLUTION IS MY NAME
REVOLUTION IS MY NAMENINE MILES

エイベックス・エンタテインメント 2008-01-30
売り上げランキング : 70169

おすすめ平均 star
starやさしいレゲエ

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the pillowsのGr、真鍋さんのソロ活動。実はレゲエ。人生初購入レゲエCDでどきどき。

驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)
驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)田中 敏

文藝春秋 2008-09-03
売り上げランキング : 16050

おすすめ平均 star
starこれは・・
starこの本を日本国民に、そして白人国家に、白人に
starJapanemationだけではない日本

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ペトロニウスさんのところでとりあげられていて、Amazonで見かけたのでポチリと。
これから読む予定。

あとは定期購読物。

15×24は面白いけれど、これ、ちゃんと最後まで出たら一気呵成に読んだほうが面白い類。
なので、もう一度読み直し予定。

15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
15×24 link three 裏切者! (集英社スーパーダッシュ文庫)
集英社 2009-10-23
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おすすめ平均 star
star転換点

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狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)
狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)
アスキー・メディアワークス 2009-11-10
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おすすめ平均 star
star一人ではないからこその、面倒もあり、楽しさもあり

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バクマン。 5 (ジャンプコミックス)
バクマン。 5 (ジャンプコミックス)小畑 健

集英社 2009-11-04
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おすすめ平均 star
starどこまでほんと?
starオレも鳥嶋氏に会ったら「マシリトだ!」と思うよ絶対w
starいつも通り内容の濃い巻☆!

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王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 24 (ジャンプコミックスデラックス)
王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 24 (ジャンプコミックスデラックス)
集英社 2009-11-04
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おすすめ平均 star
star敵愾心から向上心への変換
starジラソーレ社の危機にまず立ち上がったのは・・・

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2009年11月7日土曜日

20091106の記録

#心に中二病マインドをもつすべてのものたちへ。

なんていうか、ニコニコ動画がバージョンが上がるたびに使いづらくなくて閉口気味です。
っていうか、あのカテゴリー分けは何よ。いつも見ている「科学」→「軍事」タグ参照とかすっかり見れなくて面倒ったらありゃしない。

それはそうとニコマスです。ここ最近個人的にヒットしたのは下の作品。



レザボアドックスとかキルビルとかリベリオンとか、まぁ飛び交う弾丸と血潮とかもってまわった言い回しとか平野耕太とかが好きな、心に中二マインドをもつ人たちは観てソンはないですよ!
すくなくともこんなに見てて笑ったニコマスはひさしぶり。

※あ、ついついニコニコ大百科のガン=カタの欄を修正しときました。

ちょっとニコニコ動画の話もついでにしようかな。時々、面白い動画が転がってるんで楽しみなんですよ。
たとえば、イラン大使館事件のときにテストされたC-130にロケットブースターつけてサッカー場に降ろそうとした、どうかんがえても「マテマテ、冷静になって考えろ?」的な話、実際実験したら失敗したって話も前に読んでいたことがあるんですが、この間、ふと思い立って調べてみたら簡単に(実は大百科のC-130の欄にありまして)テストを行ったYMC-130Hの動画も見たんですね。こりゃヒドイ。



アメリカ軍って実はバカ? とか思わないわけでもないですが、この事件が遠因となってV-22 オスプレイとか考案されるんですからまぁそんなに悪い...とも、いえなくもないか。

Xboxだと最近色々やりたいゲームがあるんですが時間がなくてねぇ...。とはいえ、これだけは絶対にやりたいのが「CoD:MW2」。で、これまたニコニコ動画でみたのが下の動画。



基本的にオン派じゃないのだけど、今回は限定ステージモードがあるようで、地下の武器庫から自分の好きな武器をチョイスして、せまりくる40人の敵を倒す(時間を競う)とかステージがあるらしい。
うわー、こういうの待ってました。ストーリーモードもワシントンDCが戦場になったりとか色々あるみたい。多分銃火器も進歩してMP7とか使えるようになるんじゃないかな。っていうか、そうしてほしいな。
CoD4はちょっと武器群がちょっと古めのメジャーなものばかりだったから、増えてくれると嬉しいです。

自分が初めてFPSをプレイしたのはCoD4っていうか、CoD4以外FPSをプレイしていないのですがね...ほんと楽しみにしています。そろそろAmazonで頼んでおくか...。




2009年11月6日金曜日

20091105の記録

#今年の手帳
届きました。一昨年から「ほぼ日」手帳に移行していましたが、去年は「ほぼ日」+「ほぼ日カズン」。今年は「ほぼ日カズン」のみで行きます。
個人的な性質として、
・プライベートとオフィシャルを集約させないと一日を管制下におけない!
・アレコレとメモを残したい!というのがあるせいですね。
ただ、数ヶ月などにまたがる仕事などにおいてコントロールする難しさは相変わらずです。フランクリンプランナー/GTDなどをごちゃまぜにしたコントロールをいまだ模索中。


#ナチュラル・ボーン・ファイターは存在するの?
戦士 vs 兵士」 from 地政学を英国で学ぶ

印象的だったのでメモ。
基本的に彼が言いたかったのは、「戦士のようなやつはやっぱり生まれつきの要素が大きい」ということでした。

まぁ、なんていうか、こういう下りを見るたびにあの本を思い出します。

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)Dave Grossman

筑摩書房 2004-05
売り上げランキング : 6216

おすすめ平均 star
star人を殺すのは難しい?それとも簡単?
star人を殺すという事がどれだけの負担となるのか。
star難しいが面白い

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人類の中に極一定数、戦場において人殺しを厭わない、かつ、日常生活、社会活動においても破綻しない性質のものがいるのは事実だろうね、と。戦場という異常環境下でなければ極々一般人として生活をするにすぎない人はいるのでしょう。そうでない人を「兵士」に仕立てるのも可能だけれど、日常生活に回帰されるのは(PTSDをクリアさせないといけないので)難しいというのも事実。