2005年7月27日水曜日

一口メモ・はげしく同意してしまうこととか。

無責任賛歌」さんのところの「機動戦士Zガンダム」劇場版に対するレビューを読んで、そうだ、そうだよな!と膝をうってしまう。劇場版を見た人はちょっと目を通していただければ。

Z劇場版に対する捕らえ方とか色々かかれてるが、個人的にはMSの動線については流石としかいいようがないほど関心してしまったし、なによりあれがMk2+百式 vs ギャプラン or アッシマー で、常時3機のMS戦を正面切って描いているところが流石だと思っている。あれをDVDでいいやと思うのならもったいないことだ。
もう個人としては、最後のエンドクレジットまで見て「よし、これは最後まで映画館で追いかけるぞ!」と決意するに十分だったことだ。

と、いうわけでオススメです、上の方のレビューは。

サマー/タイム/トラベラー2/新城 カズマ

4150308039サマー/タイム/トラベラー2
新城 カズマ

早川書房 2005-07-21
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というわけで購入。今週末はこれを読む、予定です。

成恵の世界 (8)/丸川 トモヒロ

4047137367成恵の世界 (8)
丸川 トモヒロ

角川書店 2005-07-26
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いよいよ8巻かぁ。なんだかサ×エさん化しているきらいもあるような、ないような(w

ともかくこの作者のある種ゴミゴミしたコマ割にはちょっと難かもしれませんが、しゃあしゃあとラブコメ
しちゃってしまったりするその心意気がいいのではないかと!

(今回は風邪?で冷却水を出してしまったバチスカーフさんの寝巻き姿がいいのではないかと、ってまてコラ)

2005年7月26日火曜日

おおきく振りかぶって 4/ひぐち アサ

4063143848おおきく振りかぶって 4 (4)
ひぐち アサ

講談社 2005-07-22
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夏の大会へ向かってチームも出来上がりつつあり、結束も強くなりつつある西浦高校ナイン。
ところが、夏の大会では一回戦、よりもよって昨年甲子園までいった強豪校との対決が決まってしまう。ところがこれ幸いとデータをかき集めて、勝つための方策を練り始める面々・・・。

今回は試合の前の前哨戦、アットホームなチームの雰囲気、密度の濃い練習、家族や応援団などの周囲を描いて面白い。いやぁ、続きが早いところ読みたい作品です。

2005年7月25日月曜日

交響詩篇エウレカセブン (1)/片岡 人生・近藤 一馬

4047137375交響詩篇エウレカセブン (1)
片岡 人生 近藤 一馬 BONES

角川書店 2005-07-26
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最近楽しみにしていたりするエウレカセブンのコミック版。読んだ限りいいコミックだと思います。
この手のミックスモノはどうしても放送スピードに比べると展開が遅れてしまうところが難なのですが、是非とも少しのオリジナリティとかを見せてもらって頑張ってほしいものです。はい。

僕らが旅に出る理由

っていうのは、小沢健二の「Life」の中から。実は好きな曲の一つです。
さて、週末、土曜日に煮詰まっていたアレコレを消化するべく車を走らせて函館まで行ってきました。天気にも恵まれてラッキーでしたね。 いや、函館の塩ラーメンが食べたくなった。というのが大きいのですが。

仕事で道南方面には行くことが多いのですが、今回はその中で興味があったとこやゆっくりしたいところで時間をかけようというのもありましたが・・・仕事とは違って時間に追いまくられないので、道の駅でマターリしたり、以前から興味のあった八雲のハーベストにも立ち寄ったりもしたけれど、寄り道もいいよなぁ。

残念だったのは日程的な都合上、今回は職場で頻繁に使う勝手しったるルートをつかっていったので、あまり新鮮味がなかったぐらいかなぁ。真狩にも寄れなかったし。これは次回(もう行く気になってるよ!)の宿題。

でももう一つ自覚したのは、仕事で郊外に出張する機会があるため(一ヶ月に一度は必ず)、この手のロングドライブがほとほと苦にはならず、函館-札幌間270km程度なら、まぁ時間帯次第で4時間程度も可能かな、と(実際、朝5時に森の道の駅スタートで定山渓に着いたのは7時半だったからなぁ)思ったこと。今のKeiはロングドライブにも非力を感じるところは追い越しの時ぐらいで、その他は快適そのものでした。

函館については雰囲気はなるほど、けっこう面白いかも。いままで腰をすえて函館めぐりをしたことがなかったのだけれど、もう少し今度はちゃんと1泊して巡ってみるかなぁ。着いたら夕暮れ時で、クルマを止めるところにすら四苦八苦してしまったけれど、駐車場代も札幌に比べれば安いしね。
今回は塩ラーメンは「マメさん」、ハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」に立ち寄りましたが。

その後、アレコレと夕暮れ時の函館市外を散策。その後、一休みするべく休憩場所のネットカフェを選択。
そこで「アド街ック天国」で函館が取り上げられてるのを見たけれど、そっかぁ、まだ巡ってみたいところがあるなぁ。

深夜に再度移動開始。まるでノルマンディ後の西部戦線ドイツ軍のように闇夜に移動(ネタがアレか)。ただ、森の道の駅でちょっと休憩。一休みしたつもりが気がついたらもう5時!(朝のね)。こりゃ遺憾と移動開始。アッと言う間に定山渓の豊平峡温泉に到着。営業開始時間までまって一番風呂を満喫。ゆっくりと露天風呂でアレこれと考え事していたり。

ただ名物豊平峡温泉のカレーは時間が合わず断念。しかし、朝っぱらから1時間近く露天風呂に湯船につかってすっかり身体がリフレッシュしました。ここって激混みだから朝か晩に行くしかないんだよなぁ・・・。

次回は余市へ迂回して・・・と思ったけれど、あっち回ると酒が飲みたくなるしなぁ。ああ、襟裳岬にも行ってみたいな。 ともかく、そんなわけで一泊二日?の函館弾丸ラーメンツアーは終了でした、はい。

萌えよ!戦車学校

4871496929萌えよ!戦車学校―戦車のすべてを萌え燃えレクチャー
田村 尚也

イカロス出版 2005-07
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カバーはイカれているけれど、中身は至極真っ当な戦車に関する包括的な説明本。
しかしなんだなぁ、ショートカット+眼鏡っ子+軍服+ミニスカ+ハイソックス+絶対領域ってのは狙ってんなー。巻中の漫画も結構ツボにはまるネタが(戦は数だよ)、(イスラエル魔改造系車両、マガフとか)(オブイェークトとか)あるのだが。

戦車についての極々基本的なことが学べる本だとは思います、はい。

2005年7月22日金曜日

フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?/賀東 招二

4829117400フルメタル・パニック! 悩んでられない八方塞がり?
賀東 招二

富士見書房 2005-07-20
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アニメ版第三シリーズ、シリアスなTSRも始まったフルメタの短編集。
やっぱり、短編はしょうもないネタでクスリと笑うのが小説読みのテイストか。「アーレイ・バーク亭」、「豪●先生にだけは読まれたくない戦争シーン」「謝罪と賠償を要求して、二度とこのような悲劇を起さないように・・・」いや、いいんですがね、多分偏ったネタで笑っているんだろうな、と思いますが(笑)。

ワイルダネス 4/伊藤 明弘

4091570747ワイルダネス 4 (4)
伊藤 明弘

小学館 2005-07-19
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冒頭の作者らしい銃弾の大盤振る舞いから一転、中盤の焦燥し、磨耗していく恵那の精神の様子、そして終盤のある老警官とのやり取りと、長距離狙撃の恐怖・・・。上手いなぁ。日本一の銃撃マンガ家は、大量投入(バラマキ)だけではなく一発の弾丸のやり取りの重さすら知っている。というべきか。

それはそうと、本の体裁が冒険小説チックなのはとても好感が持てますな、いや本当に。良質なハードボイルド・アクションだと思います、はい。

ブラック・ラグーン 4/広江 礼威

4091572049ブラック・ラグーン 4 (4)
広江 礼威

小学館 2005-07-19
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ようこそ、血と硝煙の涅槃(ニルヴァーナ)へ!
ってなわけで、アニメ化が決まったようで非常に不安ではあるのですが、ブラック・ラグーンの第四巻。
ちょっと巻的には厳しかったかなぁ。
三巻から続くエピソードが1つしかないのであれば、第三巻でキッカリ収録してほしかったかも。

それはともかく、ブラック・ラグーンでも一等凶悪なホテル・モスクワの面々+レヴィ、ロックの日本編はなんというか、その任侠ではなくヤクザモノテイストを織り交ぜた、なんともはや奇妙な展開ではあります。

・・・しかし、まぁ、個人的にツボにハマッたのは後書きマンガなんだけどね(笑)

2005年7月19日火曜日

ゆくゆく / 宇仁田 ゆみ

4396763638ゆくゆく
宇仁田 ゆみ

祥伝社 2005-07-08
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「トリバコハウス」の続編的なオムニバス作品。この人の作品を読むと、ついにやにやと、他人の幸せな恋愛を見ている気になってしまうのはなぜだろう。
絵柄ではなく、雰囲気がとても好きな作家の出した、これまた雰囲気のいい作品です。

サマー/タイム/トラベラー(1) / 新城 カズマ

4150307458サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745)
新城 カズマ 鶴田 謙二

早川書房 2005-06-16
売り上げランキング : 9,655
おすすめ平均

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新城カズマらしい、ディレッタンティズム溢れる小説となっている時間旅行SF小説風味っぽい青春物語というべきか。
猫の名前で、チェシャ、ク・メル、ペトロニウス、ハミイー、ジェニィ、そしてピートでピンと来た人には読む価値が大だと思う。めくるめく「早熟な」高校生らしい、論理のヒネくりまわしや、衒学的な知識の応酬に耐えられれば、だけどね。
続きはもうスグでるので、楽しみにして待つことにします、はい。

2005年7月12日火曜日

風ノ華魔龍八剣伝 3/太田 顕善・巳蔦 汐生

4840231044風ノ華魔龍八剣伝 3 (3)
太田 顕善

メディアワークス 2005-06-25
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第1部完・・・というより、実際は打ち切りだろうなぁ、これ(苦笑)。
絵柄も好きな作者ではあるのだけれど、ちょっと原作とはマッチしなかったかなぁ。もう少しマッタリした作品世界であればよかったのかもしれない。

原作もちょっとキャラ出しすぎ!のきらいがあって、キャラの対立軸がさっぱり見えなかった。無闇にキャラを出してもいいってものでもないだろうし、伏線の展開がちょっと想像以上にスローすぎた、っていうのもある。もう少しテンポ良くキャラの立ち位置を明確にして、対立軸を明らかにしていくほうがよかったのかもしれない。主人公が最後の最後まで能動的に動けなかった、というのも大きい(ぶっちゃけ、味方サイド11人、敵サイド4人はアンバランスに過ぎる。もう少し、均等に配置しないと! 物語で動かせるキャラはいいとこ4人程度が限界だと思うが、どうよ)

珍しく手厳しいことを書いている? 多分そうだろう。作者の力量はこんなものではないだろうし、その描き出せる世界観はもっと違うフィールドだったら存分に生かせていたではないだろうかと自分は思っているのだから。

これはちょっと編集サイドのチョイスミスのような気もするし、そういう意味では非常にもったいないなぁも、と思う次第であったりする。

2005年7月10日日曜日

「宇宙戦争」を見る。

宇宙戦争」を見る。


ストーリーの概略は、もう古典なSFなので詳しく説明しなくてもいいだろうと思う。

地中深く潜んでいた"トライポッド"が現れて市民を襲う。特殊なシールドがあり、軍隊も太刀打ちできない。

トム・クルーズ演じる、どうやら結構自己中+子供との距離感を感じている主人公は、離婚した元奥さんから預けられた二人の子供を抱えて、
元奥さんがいるボストンまで必死の逃避行を続けるのだが・・・。


面白かった。

途中で「ああこれはSFとしてみるのではなく、恐怖映画としてみよう」と頭のスイッチを入替えると、
途端にわかりやすいもの(受け入れやすいもの)となった。であればストーリーのチープさなんてそんなにも気にはならない。
チープという言い方も失礼だが、元々がH.G.ウェルズ作品なのだ。野暮ってものだろう。

恐怖(パニック)映画だとしてみれば、そのための環境作りというかお膳立ては十分にしてある。日常からの乖離していく恐怖の光景。
闇夜に浮かびだされるトライポッド。丘の稜線に展開する軍の背後に逃げ惑う市民の姿・・・・。なかなかのものだったと思う。
それでも9.11の恐怖はあちこちにあるのだろう。



それまではあまり演技が上手い役者だとは認識してなかったトム・クルーズだが、
この作品では父親として息子や娘に接したいが接する方法がわからない。自分のエゴを優先してしまっている。
という姿からスタートして次第に不器用でも愛を示していく、そして守っていく。という姿を演じていて、正直感心した。


で、ここからは薄い軍オタとしてのヨタ話。

ID4とかでもそうだが、「最強の国がこの有様・・・」とあるが、はてアメリカ陸軍の展開ってどうなっているんだっけ。
と思ってみてみた→"http://www.special-warfare.net/data_base/102_military_unit/001_military_us/us_army_02.html">


なるほど、デジタル師団で有名な第4歩兵師団にしてもテキサス州で、重装備の師団はヨーロッパに展開しているのか。あと、
基本的に国内防衛は州軍だしなぁ。

あと、日本の大阪で倒したという話だが、おそらく肉薄攻撃ではないだろうかと脳裏によぎったりしたのは内緒(苦笑)




2005年7月8日金曜日

ロンドンのテロについて。

第1報が入ったときは、

(1)IRAのテロか?

(2)アルカイダ系テロか?

(3)ひょっとして五輪が決まったことによるどこかの?

とか色々考えたが、アルカイダ系のテロとのこと。G8の開催に合わせていたのだろうが、
イギリスにしてみればロンドンをわざわざハズしてサミットを行った足元をすくわれた形か。



テロは許さない。これは大前提だが、ではどうやってこれを収束に持ち込むべきなのだろう。



どう考えても攻撃側にフリーハンドがあり、守るべき側には守るべきものがあまりにも多い。

根切り(ジェノサイド)みたいなことが出来る時代ではないし、それでは最小限の攻撃というわけで、
攻性防御みたいなことが出来ればいいのだが、そんなことはコミックや映画の世界でしかない。
とはいうものの対話で簡単にケリがつくなどとは思えないし、
こうなると粘り強く市民はテロに屈しないという意思を示し続けていくしかないのかもしれない。
あとはこの手のアルカイダ系テロリストグループの資金源を絶っていくなどソフト面での絞り上げとかも必要になるだろうか。


日本もテロ被害を受けることがなければいいのだが。



今日の買い物

4088738292アイシールド21 14 (14)
稲垣 理一郎 村田 雄介

集英社 2005-07-04
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対巨深ポセイドン 中盤戦。水町、セナ双方の其々の先輩達に対する思いをぶつけ合うシーンがいいなぁ。
少年漫画にありがちっちゃーありがちなんだけど。

2005年7月6日水曜日

一口メモ(備忘録)

いままでAmazonのリンクを張るのはAmazletを使っていたのだけれど、どうもサーバーが倒れているみたい。
��leipnirスクリプトで一発で作れるのでメリットあったんだけど、Firefoxでは構成が崩れるとかがあったし、ちょっと微妙ではあったので、下のリンクのように、今回はG-Toolに切り替えてみました。ちょっと様子見してみようかと思います。

FireFoxでも作成できるけれどSleipnirのスクリプト作成例は→より。
この場合、アフィリェイトの変更を忘れないこと。

サーティーガール 1・2/岩崎 つばさ

4592142314サーティーガール 1 (1)
岩崎 つばさ

白泉社 2005-06-29
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4592142322サーティーガール 2 (2)
岩崎 つばさ

白泉社 2005-06-29
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以前に出ていた「30girl.com」が別出版社でもう一度、今回は収録されなかった話も含めて二巻構成となっております。まぁ、前回のやつも購入している身としては買うときに微妙な気分だったのですが、好きなので、ま、いいかと。
もともとこのキャラクタ、日立空調システムのCMキャラなんだけど、作者の絵と微妙なキャラ立ちとで実は以前から注目していたサイトだったりします。漫画そのものもそうですが、サイトやコミックなどのセンスの小気味いい切れ味とかがすきですね。

30歳で既婚者でガールかよ!ってな突っ込みはよしておいて(w センスのいい4コマ漫画世界を堪能してみてください。猫のジョーズの健気さには涙が出ますぜ、きっと(w

作者様のサイト→「すっぽこ電脳大飯店

2005年7月4日月曜日

どこへ向かうかなぁ。

「ドラゴン・マガジン」で連載されている「フルメタル・パニック!」を読んで、うひゃーと心の中で呟く。

ある種、情け容赦のない鬱的な展開だと思う。
任務ではなく心から守ろうとしたかなめを失い、自らの相棒でもあり武器でもあった<アーバレスト>を失い、何時からか心の住処となりつつあった高校とその仲間たちから追われ、命を預ける仲間であった<ミスリル>も音信不通(生きてはいるが被害は甚大)。

どうも作者としては主人公のいままで生きていた世界を描き出そうとしているようだが、ある種予定調和な展開をどこかで求めているライトノベルの趣向と合うのかどうか。読んでいて、「青の騎士ベルゼルガ物語」の続編でヒロインの境遇に口をあんぐりとしてしまった中学生の頃を思い出してしまった(w あの頃は若かったなぁ。しみじみと思ってしまう。今の中学生とかもそんな気持ちに落ちいてっているのだろうか。

まぁ、もう少しこの物語を追いかけてみよう。作者がなにを描きたいのか、それを知りたいのだ。よもや鬱な展開を書けばそれで深みのある描写をしていると思いたがる凡百の作家とも思えないのだが・・・・。

Landreaall (6)/おがき ちか

うーん、Amazonの本画像が出るまで・・・と思っていたのですが、我慢できないのでアップしてしまいます。

no image
Landreaall 6 (6)
posted with amazlet at 05.07.03
おがき ちか
一迅社 (2005/06/25)
売り上げランキング: 343


作者さまサイト→

多分、自分が今続きを楽しみにしている作品を上げろ。といわれれば筆頭にこれが上がると思う。
1巻など、冒頭のいかにもなファンタジーの冒険譚は、一転して鮮やかな寄宿舎での学園生活へと舞台は転換されて続いていく。が、その背後では王の推挙に纏わる陰謀が横たわり、そしてDXのある秘密がクローズアップされていく・・・・。もう、その手並みの鮮やかさといったら、もうっ!
また、巻末マンガでは多分そうだろうとおもっていた、イオンに厳しく当たるケリー先生の理由について、DXとイオンの母であるファレルとの過去が(すこしだけ)明かされる。

連載のほうも今回の巻で発生した事件の結末が鮮やかに、そしていままでの伏線を生かしきって終了、そして次の問題へ・・・という引きなのだから、もう流石としかいいようがない。

読んでない人は是非手にとってみてほしい。良質なファンタジーであり、ストーリーのある作品だと思う。

その、どこか心ある出版社は、少年画法社「アワーズガール」に連載されていた「先生のラブ時計」の単行本化を是非、是非!(連載分切抜きしか持ってないのよ・・・同人版もあるのだけど未入手だし・・・)