2005年7月8日金曜日

ロンドンのテロについて。

第1報が入ったときは、

(1)IRAのテロか?

(2)アルカイダ系テロか?

(3)ひょっとして五輪が決まったことによるどこかの?

とか色々考えたが、アルカイダ系のテロとのこと。G8の開催に合わせていたのだろうが、
イギリスにしてみればロンドンをわざわざハズしてサミットを行った足元をすくわれた形か。



テロは許さない。これは大前提だが、ではどうやってこれを収束に持ち込むべきなのだろう。



どう考えても攻撃側にフリーハンドがあり、守るべき側には守るべきものがあまりにも多い。

根切り(ジェノサイド)みたいなことが出来る時代ではないし、それでは最小限の攻撃というわけで、
攻性防御みたいなことが出来ればいいのだが、そんなことはコミックや映画の世界でしかない。
とはいうものの対話で簡単にケリがつくなどとは思えないし、
こうなると粘り強く市民はテロに屈しないという意思を示し続けていくしかないのかもしれない。
あとはこの手のアルカイダ系テロリストグループの資金源を絶っていくなどソフト面での絞り上げとかも必要になるだろうか。


日本もテロ被害を受けることがなければいいのだが。



2 件のコメント:

  1. 何時も楽しく拝読させていただいております。m(__)m
    >>(1)IRAのテロか?
    この可能性は無かったと思います。
    1. 現在、IRAと英国の関係は安定しているはずです。
    2. (1)の遠因でもありますが、IRAを資金等で支えるのが米国のアイルランド系です。9.11以降、ただでさえテロに敏感になっている米国のスポンサー達のことをということを考えれば、サミットのタイミングでテロを実行する可能性は無いと思います。
    ��IRAを資金等で支えるのが米国のアイルランド系の話と言えば、『刑事コロンボ』の「策謀の結末」がありましたっけ。
     
     余談ですが、いわゆる今の'IRA'を"IRA”と呼ぶ事をアイルランドの方では、どう思っているのか興味あります。現在IRAと便宜上読んでいる組織は、所詮"IRA"の分派(「IRA暫定派(PIRA)」)で、1916年のイースター蜂起から始まるIRAの本流は、アイルランドの国軍であり政党ですから。
     

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  2. どうも~。
    そうですね。IRAはちょっと的外れだったと今は思っています。ロンドンでテロというと昔はIRA。っていうのが定番でしたのでね・・・。
    IRAの資金源といえば、ジョン・レノンも提供していたことがあるとかないとか、以前ニュースに出ていましたね。
    それにしても、ヨーロッパでアルカイダ系のテロ・グループがどれだけの細胞の数なのか、とか色々心配なことはありますね。
    日本のほうはアラヴ系が目立つ。というメリットがあって今まで直接の被害は受けてないようですが、大石英司氏の作品ではありませんが、別のテログループとか、別の国経由のテロをやられると厄介なことになりますよね。
    どちらにしてもテロは厄介な相手です。はい。

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