「宇宙戦争」を見る。
ストーリーの概略は、もう古典なSFなので詳しく説明しなくてもいいだろうと思う。
地中深く潜んでいた"トライポッド"が現れて市民を襲う。特殊なシールドがあり、軍隊も太刀打ちできない。
トム・クルーズ演じる、どうやら結構自己中+子供との距離感を感じている主人公は、離婚した元奥さんから預けられた二人の子供を抱えて、
元奥さんがいるボストンまで必死の逃避行を続けるのだが・・・。
面白かった。
途中で「ああこれはSFとしてみるのではなく、恐怖映画としてみよう」と頭のスイッチを入替えると、
途端にわかりやすいもの(受け入れやすいもの)となった。であればストーリーのチープさなんてそんなにも気にはならない。
チープという言い方も失礼だが、元々がH.G.ウェルズ作品なのだ。野暮ってものだろう。
恐怖(パニック)映画だとしてみれば、そのための環境作りというかお膳立ては十分にしてある。日常からの乖離していく恐怖の光景。
闇夜に浮かびだされるトライポッド。丘の稜線に展開する軍の背後に逃げ惑う市民の姿・・・・。なかなかのものだったと思う。
それでも9.11の恐怖はあちこちにあるのだろう。
それまではあまり演技が上手い役者だとは認識してなかったトム・クルーズだが、
この作品では父親として息子や娘に接したいが接する方法がわからない。自分のエゴを優先してしまっている。
という姿からスタートして次第に不器用でも愛を示していく、そして守っていく。という姿を演じていて、正直感心した。
で、ここからは薄い軍オタとしてのヨタ話。
ID4とかでもそうだが、「最強の国がこの有様・・・」とあるが、はてアメリカ陸軍の展開ってどうなっているんだっけ。
と思ってみてみた→"http://www.special-warfare.net/data_base/102_military_unit/001_military_us/us_army_02.html">
■。
なるほど、デジタル師団で有名な第4歩兵師団にしてもテキサス州で、重装備の師団はヨーロッパに展開しているのか。あと、
基本的に国内防衛は州軍だしなぁ。
あと、日本の大阪で倒したという話だが、おそらく肉薄攻撃ではないだろうかと脳裏によぎったりしたのは内緒(苦笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿