2005年6月27日月曜日

げんしけん(6)/木尾 士目

げんしけん 6 (6)
げんしけん 6 (6)
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木尾 士目
講談社 (2005/06/23)
売り上げランキング: 28


まぁ、その、なんだー。斑目らが卒業して一区切りの巻。
しかし、個人的には斑目+咲の珍しいツーショットによる回転寿司のくだりが個人的過去と違う意味でバッティングしてアイタタっという感じで落ち込んだのは内緒だ(内緒じゃありません)。

なんだなぁ、その人を知れば知らないでいいことまで知ってしまうときがある。その時、自分の中での幻想に折り合いがつけないというか、はっきり答えが出てしまうのはしょうがないよねぇ。動き出さなきゃ始まらないということを心のどこかで理解しているだけにね。

それぐらい。しかし、咲もいい意味で振り切ってしまったよなぁ(w

2005年6月26日日曜日

最近、見直した地域の状況とか。

いままで職場は不便な場所(地下鉄駅の二つのど真ん中で、交通の便は悪く、近くにスーパーはあるけれど弁当はまずいし、コンビニは7-11だけが二店舗あるので弁当がワンパターンに成りすぎ)と思っていたけれど、そうでもないことに気が付いた。

歩いて5分もかからない場所にあるインターネット・カフェの「自遊空間」は昼間30分280円+ランチ100円なので、弁当食うよりは安い。つーか、週に一度は普段の食事制限を開放してカレー食べつつ昔のコミックを読みふけっていたりしてw

もう一つ。

私が住む札幌の図書館事情はお寒いもので、中央図書館は市内中心部からはるか遠く、各区別の図書館の蔵書量はお寒く、蔵書検索をして取り寄せる(予約)するにも一苦労。とおもっていたら、各地区センターに図書コーナーが設置されて、数は少ないながらも司書が常駐するようになりました。
で、この間ちょっと調べ物していたら、どうやらネットで蔵書検索も出来るようになったので、検索した結果で本の有無と借り出されているかを知ることが出来るようになったとのと。こりゃいいと調べてみました。
ちなみに調べるサイトはここから。


うーむ、惜しい。これで予約まで出来るようになって近くの図書館or地区センターに取りにいけるようになればさらにいいのだが。
と思いつつ、アレコレと検索する。おお、あんな本やこんな本が!と思いつつ、今はとりあえず読みたかった本を探して早速予約(取り寄せ)にいくことにした。
で、次の目標はフィナンシャル関係かなぁと思って調べていたら、レン・デイトンの「SS-GB」があるのに気がつく。よくあったな・・・この本。簡単にいうと、WW2でドイツ軍が英国を占領してしまった世界を描くシロモノで、佐藤大輔ファンなら読んでおけというシロモノらしいのだが、一体何時読めるんだ、と積読本の山をみて思ってもみたりするわけです・・・はぁ。

クリティカル・チェーン/E・ゴールドラット

実はつい半月ほど前、懸案だったプロジェクトの一つがようやく終了しました。確かにスタート段階では自分も関与していたのですが、デスマーチ傾向を示した途端、事実上のリーダーが退職してしまったり(まったく・・・)、チームの士気を喪失してしまう出来事があったり、この点に関しては自分のマネージメント不足を痛感してしまいましたが、ともかくそんなことがあったものの、終了してホッとはしています。

が。

結局はマネージメントのほかにもプロジェクトのスケジューリングという点でも重大な手落ちがあったと思いますので、そういったことで前々から読もうと思っていた本をようやく今読み終わったあたり。小説なので手軽に読み込めました。

クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
E・ゴールドラット 三本木 亮
ダイヤモンド社 (2003/10/31)
売り上げランキング: 3,424


話としてはワンパターン(wなんですが、大学のエグゼクティヴMBA講師でもある主人公は終身教授の座を狙うのですが、とうのMBAのカリキュラムから手を引こうと大学側が思っていることが判明。より実践的にここ数十年まともに取り扱われていないプロジェクト進行という点を売りにして実地に教え込もうと主人公はアレコレと画策しますが、問題点の大きさに戸惑うばかり。そこにTOC理論を実感したもう一人別の教授が現れ、主人公はTOC理論の応用をはかるのだが・・・というわけです。

この話には色々示唆にとむくだりもあって、たとえば「期限を設けても仕事をやるのは最後のほうになってから」という学生症候群とか自分も耳が痛い台詞があったのですが、さて、じゃ実践としてどうするのか。という話はあるので、そこら辺は頭を働かさねばなりせん。

このシリーズ、「ゴール!」「ゴール2」に関しては、現在のBabylon C@fe Annex.(となりのリンクを参照していただければ)でReviewに取り上げたのですが、TOC(制約理論)に基づいてプロジェクト・マネージメントをする。というのが趣旨ですね。TOCに関しては詳しくはここをご覧になっていただければいいかと。自分も一部問題解決に取り入れるケースがあります。あくまでロジック的対立のときで、情緒的対立ではないのですけどね。

実践として捕らえるならば色々とアプローチはあるかと思いますが、何より考えてしまったのは「コストワールド(例えば原価計算とか)」ではなく「スループットワールド」=成果重視へのパラダイムチェンジですね。とかく原価が小うるさい部分もあるわけで。そこらへん、ちゃんと理解する必要があるでしょうね。この点についてはちょっと自分もさらに勉強してみようかと。

そうそう、この本を読むときは末尾の解説から読むのをオススメします。最低でもクリティカル・パスなどの用語については押さえないと最初の取っ掛かりがみつかりませんので^^;

買ったものリスト。

ここんとこやに実用書とかビジネス関係とか歴史書とかそんなものばかり読んでましたので、これじゃ遺憾!と本屋へ直行。アレコレと購入してきました。

サマー/タイム/トラベラー (1)  ハヤカワ文庫 JA (745)
新城 カズマ 鶴田 謙二
早川書房 (2005/06/16)
売り上げランキング: 949


とか、

スラムオンライン
スラムオンライン
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桜坂 洋 toi8
早川書房 (2005/06/09)
売り上げランキング: 2,228


ですね。他の書評系サイトの方々も取り上げてますので、順次ほとぼりが冷め次第取り上げようかと(w

で、最近何を読んでいたかというと・・・。

2005年6月22日水曜日

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

前から読んでいた本を読み終わったので、紹介ということで改めて。




発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法




トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman 鈴木 主税 秀岡 尚子
早川書房 (2002/07/25)
売り上げランキング: 3,245









コンピュータに詳しい人なら知っているだろう、PDAのParm Pilot(パーム)やPowerMacDUO(ノートPCをデスクトップ化できるイカしたデザインでした)などのインダストリアルデザインを手がけているのがデザイン・ファームIDEO(アイデアのギリシャ語読み)。



もっとも、単なるプロダクトのみのデザインではなくて、サービスの拡大などを行う。というのがここのウリなのだそうですが。

この会社の内部で日夜行われているメソッドを様々な観点から語っているのがこの本で、冒頭からあるTV番組の企画として「1週間でスーパーのショッピング・カートを改良してください」という話を持ちかれられたエピソードが語られる。



早速IDEOではチームが結成され、それぞれオフィスを離れてスーパーで実際にカートを使っている人々を丹念に観察する。はしゃぐ子供に難渋する母親、カートを置き去りにしてアレコレと買い物に走る人、実際は壊れやすいカートを丹念に修理している裏側・・・そういった実情を踏まえて社内に戻り、ブレインストーミングが行われる。様々なアイデアが書きおこされ、検討されるやいなやただちに別にスタッフ達によってプロトタイプが作成され、またチームはそれをみるやブラッシュアップする。ぶつかっても安心なように、カートを離れても、また大量に購入するもので壊れやすいものが痛まないようにカートのケースを分割させたり・・・なんだかんだで1週間に物にしてしまったそのカートは、実際のスーパーの店員達も注目してしまうほどの出来だった。



つまり、これがIDEOのメソッド、「理解・観察・視覚化・評価と改良・実現」ということ。
これは単純に物を作る(例えば工業製品とか、プログラムによるシステムとか)だけではなく、様々な業務においてもいえるだろう。
そしてこの本ではそういったメソッドを支えるはずなのに見過ごされがちな一面、つまり環境や社風についても述べられる。自由で快適な職場環境が自由な発想を生む。そして、仕事に携わるチーム(スタジオ)の中に「彼ら」「あの人」はなく常に「我々」という意識(全員がチームとしてコミットしているということだと思う)をもつことの重要性など・・・。



ここ数年、工業製品としてのモノについての意図とかを考えるようになったけれど、非常に示唆にとんだ本でした。まぁ、アメリカだからできる芸当でもあるのだけれど、自分自身耳が痛いくだり(つまり、多機能ばかりを詰め込んでユーザーが本当に望んでいるものを提供していないなど、自分も注意しているけれど、この本に書かれたあるデザインの改良についての話はそのまま自分がいま考えているアイデアについて示唆を与えてくれました)もあったのも事実。ユーザー・インターフェイスとかはよくよく観察しないといけないしなぁ。
この本でも語られているように、正直今のWebデザインのバカバカしさ(見栄え優先でユーザビリティがあまり考慮されていない)など、もっとイノベーションするところはありそうではある。



そんなわけで、ある程度グループを纏めていく立場の人、仕事についてプラス・アルファを形成したい人、モノを作って提供している人、そんな人々にお勧めです。なにもデザイン関係の人達ばかり読むものじゃないですよ!この本は。



関連リンクとして、
IDEO特集」(小林雅のブログ-ベンチャーキャピタリストの独り言)
イノベーションを創出する IDEOマジック」(「ECIFFO」)から。こういう雑誌はいいなぁ。オフィス系(作業環境とか)を特集する雑誌は良く買うんだけど、こんな雑誌があるなんて知りませんでした。特にメモ!

また、プロトタイプを作り評価、改良を続ける方法としてソフトウェア開発関係として非常に示唆を受けたことのある本も合わせて紹介します。



達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道









アンドリュー ハント デビッド トーマス Andrew Hunt David Thomas 村上 雅章
ピアソンエデュケーション (2000/11)
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Amazon.co.jp で詳細を見る



こちらも以前の書評で取り上げましたけど、改めて。











ココログ・ダウングレード

業務連絡として・・・なんですが。



小規模な変更なのですが、ココログのサービスを変更してみました。
プラスからベーシックの変更なのですがであるように、フリーのサービスを使えばプラスの大半は可能なので、バカバカしいと思ったのが最大の理由だったわけですが→
レイアウト変更はしないですし、ちょっと正直ココログのサービスの悪さとか、@niftyのメリットがもう感じられないとか色々あるので、最近はアレコレと検討中です。はい。



2005年6月20日月曜日

COVERS / Fayray

最近CDを購入してまで追いかけようというアーティストが変化していて、女性ヴォーカリストではこのFayrayになってしまっている(男性っちいうかバンドではThe Pillowsなんだけど)。
で、このFayrayのニューアルバムが出たので紹介と記録がてらに・・・。

COVERS
COVERS
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Fayray
アール・アンド・シー・ジャパン (2005/06/08)
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基本的に彼女はUPテンポかつRock系の曲もいけるのだけれど、70~80年代のアメリカのミディアム・テンポの曲も好きらしい。結構シングルのカップリングにチョイスされている。今回のアルバムはそういったカヴァー曲中心にセレクトされたものでジミヘンのAngelだっりた、エルトン・ジョンのTiny Dancer。ニール・ヤングもある。入門編としては「白い花」や「HOURGLASS」があるので、こちらから入るのはちょっとオススメできかねるが、Fayrayの魅力の一つがあらわになっていると思う。

で、ボーナストラックとして個人的にも大好きなJazzピアニスト、ビル・エヴァンスが弾いたことでも有名な「My Foolish Heart」をインサート(ピアノはFayray本人)していたりして個人的にもツボに入りまくりだったりするのだ。

というわけでFayray。知らない人はどこか機会を見つけて聞いてみてほしい。彼女のしっとりと、それでいて芯の太く、やさしい声はきっと心に染みるように-特にバラードでは-届くだろう。

ただいま読書中。

まだ読了しているわけではないのだけれど、読んでいる本についてのメモとして。







 トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman 鈴木 主税 秀岡 尚子
早川書房 (2002/07/25)
売り上げランキング: 3,337








デザイン会社といえばIDEO。そこで行われているイノベーション-革新-を行っていくスタッフ達のやり取りや方法を取り上げた本。以前にも取り上げた、





自分の仕事をつくる


自分の仕事をつくる
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西村 佳哲
晶文社 (2003/10/01)
売り上げランキング: 1,278









での、PowerMacDUO(ノートPCをスロット式の本体に入れるとデスクトップPCになる、というやつ)の話で初めてIDEOのことを知ったのですが、まぁ、そこで行われている作業方法について興味があったので。



とりあえず現在読書中だが、システムのヒューマン・インターフェイス・サイドに関する示唆にとんだくだりがあるのでメモ。そーだよなぁ。ぶっちゃけ、「多機能」であるシステムを「使いやすく」するには色々手を考えないとなぁ(Windowsの制約はあるのだけれどね)。



そんなわけでただいま読書中。最近ビジネス本ばかり!? いやいやちゃんとコミックとかも取り上げますぜ(w



2005年6月17日金曜日

ドキドキ。

なんだか別館のアクセスカウントが妙に跳ね上がっているような・・・。


なにかどこかで晒されたんでしょうか・・・。もしご親切な方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。

根が小心者の私としては、何かヘマやったかと不安なのですがw


 



「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」2回目見てきました。

 「"http://www.z-gundam.net/top.html">機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」2回目、
見ましたw



同じ映画を見に行く気になるなんて、「宇宙戦士ガンダム3」以来だよ! エヴァでも、踊るでも、プライベートライアンでも、ブラックホーク・
ダウンでも無かったのに!

どうしてかっていうと・・・話は先週にさかのぼって、一緒に上映初日に見たKとの会話から・・・。



「そーいや、ジム・クゥエルが出てるんだよな」 (ティターンズ仕様のジム・カスタムです)



なんだって!?

2chでグリプス2のショットに背中姿があるという書き込みがあったような。覚えてないんだよなぁ。

ジャブロー降下の時にもうラーデッシュもあったなぁ・・・。あれ、アイリッシュなのかなぁ。



友人Kがポツリと言います。



「・・・行くか」



行くしか!(駄目駄目)



と、いう訳で駄目な大人はまたもや駄目大人らしく即断即決即行動ってなわけで映画館へ突撃。

流石に二回目ともなると新作画像の細かいところとか(Mk2五機説なんだけど、あれ、ジム・クゥェルじゃないの?)を見つつ、
ストーリーのピックアップを丹念に追ってみる。



ふと横を見るとアタッシュケースもった30代後半のスーツ姿の結構イケてるサラリーマンが見ているしw ああ、
貴方も一年戦争世代ですか!?w





もうひとつ。





今回のZでは、「新作フィルムじゃないからつまらない」という意見があるが自分はそれには組しない。

職場の後輩もZを見たらしいが「全部新作じゃないからツマンナイですよ」とか言う始末だし、ネットやブログでも「全部新作じゃないからなぁ」
っていう言葉が付きまとう。



確かに新作カットやシーンがなまじクオリティが高すぎる&固まっているために旧作とのギャップを感じるのは事実だが、
どうして旧作をベースにしたのか。そこいらを考えてみてはどうだろうか、とは思うのだがこれいかに。

「ガンダムエース」「Zガンダムエース」でのインタビューなどを拾えばそこらへんはわかるとは思うのだけれど、副題の一つが
「New Translation」=新訳であることを考えれば、「あえて」(そこらへん監督の意図、
製作サイドの体力とか規模の問題もあるのだけれど)旧作シーンを使ったとして考えて2回目を見たのだけれど、MS、
艦艇などのメカ物のシーンはともかくとして、
人物描写に関してはその彩色の鮮やかさをのぞけば以外とTV版も悪くはないなぁというのが実感だったりする。・・・
例えばクワトロ大尉がグリーン・ノアに侵入するシーン、
結構TV版としては(第1話ということもあるけれど)細かい動きをしているのに気が付いただろうか。
20年前から進歩としてCGの活用が入ってはいるものの、
細かい人物の描写やアクションはあまり進歩とかはないんだなぁと前回感じたことが今回改めてこまごまとしたあたりを見て思ったりもした。
無論、新作シーンで人物描写のシーンがアーガマでの会話シーンぐらいなので、断定はできないのであらかじめ書いておく。

(しかし、アムロとフラウ・コバヤシとの庭園での会話、わざわざ新作シーン起すのかぁと今回改めて見て思ったが、
これも富野監督のいう演技の一環・・・つまり、二人の断絶であり、そのあとフラウが近寄り、「私、アムロともう少し一緒にいたかったな」
といわれつつもアムロは無言でフラウの元を立ち去ってしまうのがアムロの彼女に対する距離感を表している・・・のかどうかはわからないが、
へへーっと思ってみていたりしました)



考えても見れば機動戦士ガンダムの劇場版もI、II、IIIとなるにつれTV版ダイジェスト、新作シーン有り、
完全新作ってな流れになったのだから、今回のZ第一部の集客率の高さから、
第二部は無理としても第三部がどれだけ新作シーンの追加やストーリーの練り直しがあるか、ちょっとは期待してもいいかもしれないとも思う。




今回、TV版の縛り(MS戦が出なきゃならないとか、多かった登場人物とか)を制限してしまうことで、群像劇のZがカミーユという背骨、
そしてクワトロ(シャア)、アムロの相克と協力などのある種、シンプルな話になっていくのではないかと思うのだけれど、そんな中で、
明言されている「カミーユは幸せになる。ハッピーエンドになる」という言葉を信じて、第二部の「恋人達」(Lovers)にも期待しよう。




ついでに言うと、第一部「星を継ぐ者」(J.P.ホーガンの「星を継ぐもの」)第二部「恋人達」(
フィリップ・ホセ・
ファーマー)
といい90年代以前のSF小説のタイトルが元ネタっぽいのだが、第三部は何になるのだろう。フレデリック・
ブラウンの「発狂する宇宙」(ヤベっ)とか「 天の光はすべて星」
とかになるのだろうか? コロニー・レーザーも出てくるのだろうから、「天空の劫火」(グレッグ・ベア)とかか、もしくはハインラインの
「宇宙の戦士」はベタだろしねぇw。「宇宙の呼び声」とかか。妄想は果てなく続くなぁ。





もうひとつ。

映画が始まる少し前、友人Kがポツリと・・・。



「奥さんも誘ったんだよねぇ」



そうか。



「ややしばらく躊躇ったあとで『結構です』って」



��ラワロスwwwって言えばいいのかw それはともかくご愁傷様でした。



「それはそうと、細かいところを見るのに・・・」


3回目も行く気かよ!


 


・・・・・・まぁ、いいかもw



2005年6月9日木曜日

夢見る頃を過ぎても。

試合終了のホイッスルをスピーカー越しに聞いて、ホッと一安心。



なんだか安心してみていられる状況ではあったのもあって、W杯出場が決まったというのにあまり喜びがない。どちらかというと安心した。
といっていい感情がある。



おいおい、そんなに今の日本代表が強くないのはわかっているだろう?
 ひょっとしたらW杯が始まったら3戦全敗で帰国の途につく羽目になるかもしれないんだぜ?



わかってるよ、そんなことは。



しかし、8年前。いいや、12年前。深夜のTV放送に構わず画面にかぶりついて、あと、もう少し。このロスタイムを乗り切れば・・・
というところで決められた悔しさに悶絶したこと。

8年前は七転八倒の展開に、胃をキリキリしながら対戦国のポイントを横目で睨んで、Niftyで情報を仕入れて、最小得失点差、
最小得失点差と念仏のように唱え、まるでマンガを地で行くような劇的なドラマを体感したあのころ。


今回はそんなんではなかったなぁ、正直。



揉め事はあったけれど、最後は地力が物を言うことをこの12年間以上、サッカーを見続けてきてわかっていたからだ。

時たまの偶然の勝利は永続しないということが判っているからかもしれない。

苦しい時、"流れ"が向こうにあるときでも諦めずにあらん限りの手を打てるかぎりは必ず自分達の実力がものを言う。そのことを知っている。


日本のサッカーとしての地力はアジアではベスト4(日本、韓国、イラン、サウジ)だ。
今の出場枠4.5ならよほどのヘマを撃たない限り大丈夫だと確信していたこともある。



それでも、しかしまぁ。



負ければ嘆息し怒鳴り散らし、勝てば勝ち方が悪いと言うという、望んでやまなかった、
夢に描いていたブラジルやアルゼンチンのような国のサポーターの心情ってのはこういうもんなのかなぁ。



それとも今のジーコことアルツール・アンツーネス・
コインブラ監督に率いられる日本代表のサッカースタイルについては恐ろしく好きになれなくて、
心の中がニヒリズムに浸っているせいなのかなぁ。



それでもね。






夢見る頃を過ぎても青春のように恋に焦がれることはできるのだ。そう思っている。そうなってほしいなぁ。



一つ言えることはサッカー好きのすべての人達の 試合前まで続く不安と期待のドキドキはまだまだ続く。
これがたまらないといえばたまらない。


最後に。オメデトウ、サッカー日本代表。ようやくスタート・ラインだけどね。



2005年6月4日土曜日

フランクリン・プランナーを使ってみる(その四)。実践編

「第8の習慣」も出てなんなのだが、まだ読了しきっていないのもあり、ここしばらくはフランクリン・プランナーの使い方についてちょっとメモとして。
フランクリン・プランナーの使い方を実践的に学びたいのだとすれば、そのキモである「価値観」の確立が出来ればこちらのものです。じゃ具体的にどうするのよ。というのがわからない場合は、下のワークブックにしたがって書くのもいいかもしれません。わかりやすいですよ。

人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック
フランクリン・コヴィー・ジャパン
キングベアー出版 (2005/03/05)
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5 フランクリンプランナー


「価値観」>「ミッション」>「目標」>「一週間コンパス」>日々のタスク(優先度振り分け)という流れが出来ることが望ましいですね。
ちなみに自分の場合は、日曜日の夜に一週間コンパスを書き始めます。それまでの一週間のタスクを見て、(余力があれば)「価値観」「ミッション」「目標」「一週間コンパス」を見ます。
やれなかったこと。できなかったこと。本当はあってほしくはないのですけど、しょうがありません。それが来週も続けて「やるべきなのかどうなのか」を確認したあとで一週間コンパスに書き込みます。二週間や三週間書いてあるにもかかわらず出来ていないものがあるなら、方法の見直しが必要です。ばっさりと消して、「方法検討」とするのがいいかもしれません。

また、どうも自分は忙しくなると「一週間コンパス」からスタートしてしまうところがあるなぁとは気がつきましたが。

次に、毎日朝食事をしたあとで、プランナーを開いてアレコレとタスクを書き込みます。平日なら前日、もしくはそれ以前に書かれた予定がありますから「優先順位は・・・」と決めてアレコレとします。
なんでもかんでもA(緊急かつ重要)なタスクではないはずなのに、してしまうときがありますのでこれまた要注意。
「それをしなかったらどうなるだろうか」「誰かに任せられるのではないか」など考えどころです。
(これについては次回の五、実践編そのニで書きたいなぁ)

さて、職場では次の日、翌週、翌月の予定が決まったりしますのでそういう時もプランナーで書き込んだりします。
こうして考えると、日々のコントロールだって大変なものです。

こういう日々のコントロール方法なんですが、本屋で面白いものを見つけました。

頭がいい人、悪い人の仕事術
ブライアン・トレーシー 片山 奈緒美
アスコム (2005/03)
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4 役立った部分
5 納得。
5 自分の時間についてはわがままになろう


タイトルがよくないですが、原題は「TIME POWER」。つまり、時間の使い方にフューチャーしている本です。
この本の中で繰り返し述べられていることに、「時間」をどうやって有効的に使うのか。「7つの習慣」、「TQ」がどちらかというと、思想、戦略面での話しだとすれば、この本は戦術的、実践的な使い方です。

自分の価値を上げられるのはどこまで行っても自分であり、そのためには決して無限ではない時間というリソースを有効に使わねばならない。無駄を省くためには毎朝15分のスケジュールを組む時間を確保したり、自分の仕事を他者に委任したり、様々な手を打たねばなりません。
80:20の法則。つまり、全体の8割を定めるのは2割のリソースだ。という法則が述べられますが、確かにそうですね。

「7つの習慣」とか「TQ」とか分厚い本読めません!という方にはどうぞ。すでにフランクリン・プランナーを導入している方は補足的な役目として(引用されているのはおそらくコヴィー博士の言葉もありますよ)。
そしてシステム手帳を導入してるんだけどスケジュール管理やメモ程度なんだけど。という人にはもう少し深い自らのマネージメントに手帳を使うためにどういう方法があるか、を知るにはいい本ではないかと。

2005年6月2日木曜日

重い、重すぎるぞ、Nifty。

NiftyのTTY、昔で言うところのパソコン通信も終了し、PATIOなどのサービスが終わった。

詳しくは大石英司氏の"http://eiji.txt-nifty.com/diary/2005/06/post_a1bf.html#comments">
ブログ
でも取り上げられているが、PATIOのサービスはよかったなぁ。というのが正直な本音。


で、問題はNIFTYのほう。本当にここ数日、洒落にならないレスポンスの悪さ。大概にしてください。

正直、メアドのことさえクリアできれば、PATIOとかのサービスのないNiftyなんて優先度はガクっと落ちる。

正直、SNSとかのサービスで同等のことができるのだから、
本来ならNiftyが率先してSNSのようなクローズドなネット環境を提示すべきではあったと思うねぇ。今、やってはいるだろうけれど、
もう手遅れだろうし。


ぶっちゃけ、ココログの有料化サービスも魅力を感じないわ、夜間の遅さは致命的なので、
今月は無料に戻して(アクセスログだけのほうなら無料CGIで同じことできるんだよね)、ちょっと様子見。という形にしようかと思っている。
おっと、その前にログを吸出しせんとな・・・。