2013年1月26日土曜日

最近の購入物、いろいろ。

出張先の宿屋で、酒ちびちび飲みながら、タブレットでオンライン小説を読んだり、自炊したコミックをクラウドストレージから呼び出して読むとかいい時代ですね、いや、ほんとw

最近の時事ネタ。
個人として記録として。アルジェリアの人質事件は半分以上の10名死去という結果でしたが、マスコミ報道としては実名問題とかいろいろと出てきましたね。
自分は「公人(公務員、企業代表、政治家等)であれば実名開示、それ以外は原則非公開(大規模災害時ののぞく)。ただし、遺族が同意すればOK」かなぁと思いますけどね。容疑者、被疑者の段階でも実名開示がマスコミであって、いざ冤罪だからといってそれを撤回しているわけでもない。ちょっとした軽犯罪、微罪の容疑者、書類送検前の犯行を犯した人まで名前を挙げるのはどうかと思っています。ましてやその報道有無はマスコミの裁量ですからね、そりゃ恐ろしいですよ。
このネット時代、検索できるんですから、もっとマスコミも名前の開示というものに慎重になってもらいたいもんです。
それと一方で、朝から政府専用機の羽田へのアプローチから延々と生放送するのはいかがなもんか。っていう気もしてます。そんなことより報道すべきものがあるでしょう。そりゃ、朝焼けをバックに滑走路を進むB747政府専用機ってキレイなデザインしてるなぁ、とか、さすがに着陸は丁寧だよな、とか個人としては感想はありますよ。でもそれを延々と報道し、なおかつカバーつきのタラップまで用意して、バンを横付けにして隙間を傘で覆うとかまでして、マスコミのカメラから遠ざけようとしている風景まで移して「カメラに写したくないようです」とか報道するのは、それが何であるかうすうすわかっているのなら、わざわざ生放送、アップにまですることはないのではと思います。せいぜいロングでいいでしょう。
今現在、アフリカでは何が起きているのか、とか、もっと報じてしかるべき内容はあるはずですが、やっているのは遺族に対するメディアスクラムとなれば、実名報道にこだわるマスコミとそれを忌避する視聴者とのギャップがあまりにも深すぎて眩暈がしますね。
(でも、正直、この手の問題でマスゴミとかいう人たちはちょっとね...相手を蔑んでなんていられませんよ)
ということで、Twitterでもリンクを張りましたが若干のメモとして。

・「アルジェリアテロ被害者実名報道事件・本白水智也さんインタビュー「メディアに情報を渡すと、誰にでも起こる問題」」(ガジェット通信)
・「アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム」(佐々木俊尚 blog)
で、そういうマスコミについては無視を決め込むべきだ。という意見もあります。
見ない聞かない話題にしない」from はてなの鴨澤
が、無視を決め込んで今の状況が生じたとするのであれば、無視は無関心にも等しいのだという気持ちがあります。ニーメラーの詩を引用するまでもなく、無視、無関心は時として問題を生じさせますよ。

も一つ。なんだかきな臭い昨今の情勢。何しろ島耕作まで「加治隆介の議」みたいな展開でどうしようとか思いますが(笑)
身構える中国と日本:開戦を告げる太鼓の音(JBress)
貿易としていかなる重要国家であったり、世界最大級の経済をもつ国相手に戦争吹っかけた太平洋の片隅の弧状列島の国家がありましたけどね。なので経済的に密接なつながりがあっても衝突するときは衝突するもんですよ。

個人的には、海洋進出をはかる大陸国家と海洋国家はその地政学上、どうしたって衝突する。なぜなら、大陸国家はその大半が大洋への(大半の)出口を海洋国家が封じているから。そして、自国内での経済活動をはかるために中国そのものも長大なSLOCを必要としている。もはやどこかで衝突はするでしょう。列島線のどこかで。それが日本相手か、フィリピンか、はたまたアメリカ本国相手かわかりませんが。
海洋国家が...イギリスがそうであるように、相手の海岸線をその影響範囲ととらえて粛々と準備するだけですよ。大言壮語や不安もいらず、交戦規定を定め、自衛隊、海上保安庁の装備を整え、我々はひかないし、準備するし、万が一の事態にはそれ相応の反応を示すことを明らかにいるだけでいい。
安保は安保として、自分の土地は自分で守る。その意思を発してこそ、安保が有効になるのですから。それが「断固たる決意(Determination)」の表明ですよ。チャーチル首相の演説のように、

我々は海で戦う、我々は日々大きくなっていく自信と力でもって空中で戦う。
我々はどんな犠牲を払おうとこの島を守る。我々は海岸でも戦うだろう。我々は水際でも戦うだろう。我々は野で、街頭で、丘で戦うだろう。我々は決して降参しない。
「we shall fight on the seas and oceans, we shall fight with growing confidence and growing strength in the air, we shall defend our Island, whatever the cost may be, we shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds, we shall fight in the fields and in the streets, we shall fight in the hills; we shall never surrender, 」


日本が中国とアメリカの対立に巻き込まれる、という話もあるんですが、それはそれであるでしょうし、中国に対してエモーショナルな対応しかしていないアメリカが、この内向きの時代にどうプレイヤーとして演じるかわからない、という不確定要素もあるんですがね。
やれることを示して、国民はそれを信じる。それがあるべき姿なんですが、いろいろ難しいかもしれませんねぇ(嘆息)

しっかし、状況を一気に(悪い方向に?)進ませた、尖閣諸島所有の一族と石原議員はほんと、なんというか、いろいろ複雑な気持ちが生じますね。国有化とかそういうのは粛々とやっとけばいいのにね。

最近読んだもの。
オンライン小説 あかつき 「西方帝国物語 辺境護民官ハル・アキルシウス」(小説家になろう)
すでに完結しているのですが(同一世界で違う物語もあります、こちらは連載中)、ファンタジー&古代ローマ帝国を模したような世界観での都市から国家へ至る運営物語というべきかなぁ。異民族がいる辺境、軍団形成、都市運営。この言葉でワクワクする人ならおすすめ、かも。
結構長いのですが、すいすい読めます。面白かったなぁ。

#購入物いろいろ。
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アニメの完全トレースではなく、良い改変とか入れているのでおすすめです。
ラフの下書き同人誌購できればよかったなぁ。

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好きな作品ですよ。



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