や、Twitterのほうでは呟いているので、書く意欲、という点では満たされているのは確かなんですがね。
えっと、色々あったのですがISIS(IS)、どうも報道機関ではイスラム国って、なんじゃそりゃーな説明があるんですが、私のほうの記述では基本的にまだ「イラクとシャームのイスラーム国(Islamic State of Iraq and Syria)」であるISIS(IS (イスラーム国(Islamic State))という表記にしていこうかなぁ。どうしたもんか。
日本人の事件については基本的にとりあげません。色々頭の痛い話なんですが(特に国内での動き)、もう少し状況が落ち着いてから、のほうがいいですよね。
夏なので、ちょっと遠出をして函館まで行ってきました。目的は色々あったんですが、ここのblog的に取り上げるべきは函館蔦谷書店ですね。
どこがどう凄いかは、NEVERの「ひっそりとオープンしていた「函館 蔦屋書店」がいい感じ」、あるいは、BLOGSの「函館蔦屋書店がスゴい!代官山を超え、これを目当てに函館に移住しても良いレベル!」をご確認のほどを。
オープンして半年過ぎていつか行こうかなとおもっていたのでいい機会なので行ってみました。
リアルで行くと、まぁ札幌在住ですからリライアブルが経営する「コーチャンフォー」があるので、大型書店にはさほど驚かないのですが、ここの素晴らしさはその空間演出でしょう。(あ、女性向けには店舗内にあるショップ、化粧品とか札幌行かなくてもいいんじゃね、という品揃えらしいですよ)
各所に置かれたベンチは、学生たちがノートを広げ、リクライニングなチェアやデザイナーブランドてきなソファが置かれてゆっくり本を読むことができる。「自習にお使いください」と言われたテーブルにはコンセントがあるので、ノートPCとかタブレットを持ち込んでもいる人もいる。ゲームコーナーでは、DSとかの電源もとりほうだいなので若い高校生、中学生が来ている。
なによりその店舗面積を生かして、雑多な本の取り合わせが可能です。つまり図書館や本屋のように分類べつには一応固めているんですが、ときおりそれを乗り越えたチョイスというかキュレーションがされているわけです。
スタバもあるんですが、自分がいったお盆の夜と朝は、札幌のスタバでみる『意識高い系』な若者というか、MacBookもってなにやってんだろう、みたいな人はあまり多くなく(喧嘩うっているなぁ)、大学生あるいはサラリーマンが本を読みながら、あるいはタブレット、スマホ、友人たちと話をしていたりしています。
本屋としての空間もまだまだ余力がありますから、本がこれからも増えていくことは可能でしょう。
なにより、空間演出としても見るところはありますが(それはNEVERのサイトとかでどうぞ)、自分が関心というか、あ、勉強になると思ったのは天井配管ですよ!w
天井はコンクリートむき出しのありがちなスタイルなんですが、その間に穴あき鉄板を釣り、そこへ電源とLANケーブルを通しているのですが、分岐するときにはよく使われるCD管(オレンジ色のジャバラ状プラ管)ではなくて、鋼管の中に通しているんですよ汗;; おいおいメンテ大変だろうと思っていましたが、あれ、フロアパネル貫通するなら逆にLANケーブル抜くだけだしアリじゃね?と思った次第。
とまぁ、そういうモノ的な側面でみるのはなしにして率直な感想を言えば、まず第一印象は「なんで函館に?」というものでした。人口100万越えでない30万前後の地方都市の、それも郊外にある本屋ですよ。ペイするほど客がくるのか。というのがありましたが、来てみておもったのは、いや、だからこそいいのか。というのがあります。
最初、夜遅く(深夜一時)までやっているのもあったので、どこぞのド○キみたいにヤンキーのたまり場かな、とおもったらそんなことはなく、函館界隈の品のよさそうな夫婦だったり大学生らがきているわけです。思い思いに本を読んだり探したりしている。CDレンタルのコーナーでは、中高年のおじさんが視聴ブースでJazzのアルバムを聴きながら読書している。
朝は朝で、中学、高校生の学生が宿題とか勉強のためにノートを広げているわけです。
この素敵な空間を味わえる未成年はきっと楽しいことでしょう。休みの日に自転車できて、色々雑多な本を読み、勉強する。お腹が好いたらここのレストランやスタバは高いので、となりの郊外スーパーとかへ買い物へいって、また戻ってきて本を読む。素晴らしい環境ですよ。
無論、コミックはパッキングされていますし、ラノベの棚は一棚、経済とかジャンル別にみたらあまりに豊富な品ぞろえとはいえないでしょう(それなら、札幌コーチャンフォー、あるいは札幌紀伊国屋ほうが上手です)。しかし、本をめぐるワクワク感は確かにこちらのほうが強い。背伸びしてサブカルチャーに手を伸ばしたい若者だったら、目くるめく空間になっていると思う。
おそらく函館蔦谷書店が文化的中心位置になっていくこともあるかもしれません。イベントも各種あり、キッチンスペースまであるぐらいですから(!) 人が本屋に足を延ばすのは本を購入するというアクションではなく(それならECサービスがありますから)、その空間を味わうためになっていくでしょう。
そして函館という人口の少ない都市部はそれを可能にするだけの求心力も維持できます。そして環境維持も。札幌だったら多分最初の数か月はよくても本が傷み、きっとgdgdになります。
なぜなら、函館蔦谷ほどではないにしても札幌の西区にある琴似ツタヤも最初は結構御洒落空間でしたが、今はもう見る影もありません。CDブースは少なくなり、レンタルスペースは多くなり、余力のあった空間は本棚が追加され、あっとう間に、「そこいらによくあるツタヤ」になってしまっている。
函館蔦谷書店がいつまでオープンしたままでいられるかはわかりません。本屋に興味のある人は函館まで足を延ばしてみるだけの価値はあります。絶対に。
#コミケ色々。
コミケも行かなくても、TwiterのTLで流れる新刊情報を見て、大手クラスであれば先行予約できますから、Evernoteに突っ込んで、あとでまとめてオーダー。というわけで、いやも、いいのかね、という形で読みたかった本を確保できました。本当は現地に行けばもっと面白いもの、通販されそうもないものがごろごろしてるのも理解しているのですが、無理、ゼッタイ無理汗;;
小林幸子さんの参加はさすが演歌歌手、地方営業(ドサ廻り)でつちかわれた各種スキル(一般サークル参加者として入場、人当り、対面販売、周辺サークルへの気遣い)はハンパなし。多分背後に助言してる人がいるでしょうけど、そういうこともあってもお見事としかいいようありません。
ミュージシャンとして新しい顧客や挑戦をする場所としてコミケが使われていくことになるんでしょうかねぇ。
#購入本色々
けっこうありますけどReview予告がてらに。
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kindle版で購入するのがいいかもね。
昭和陸軍全史 1 満州事変 (講談社現代新書) | |
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八月の戦争モノはこの三冊。Reviewで書く気まんまんですけど、こりゃアカンレベル。
あとは購入した本色々。あとで追記するかな。
ソードアート・オンライン (15) アリシゼーション・インベーディング (電撃文庫) | |
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