LD(@LDmanken)さん、ペトロニウス(@Gaius_Petronius)さん、海燕(@kaien)さんの同人誌「マインドマップで語る物語の物語」1~3まで一気読みしました。いや、戦後の日本のコミックからアニメまで、一気通貫、全容を解き明かしていくお話なので「物語を書く」人は読んでおいて損は無しだと思うのです→ pic.twitter.com/Z8RKkEOP0M— BARSERGA@C95新刊BOOTHにて販売中 (@BARSERGA) 2019年1月22日
というか、これは読まねばウソだろうという話で「竜殺し」の変遷をたどりつつ、日本の物語を紡ぐ漫画家やアニメ制作監督(チーム)たちのクリエイターたちが織りなす苦闘と展開と発展をガッと網羅することで一つの潮流が見えてくるんだと思うんですよ。これこそが『我々の物語』でもあるのだ、と。— BARSERGA@C95新刊BOOTHにて販売中 (@BARSERGA) 2019年1月22日
おーありがとうございます。これ、2-3巻通して読むと、その広がりのすさまじさに、泥くでしょう?(笑)。これ絶対物語つくる人は、読んで損はないと思いうんですよねーほんとに。— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) 2019年1月22日
俯瞰してみれば個々の作品の相互の影響の与えっぷりと、時代の空気が導く壁なり結末なりの展開が見えてくるのが面白いですね。グリッドマンとか今にも繋がりますし。色々刺激を受けました。続き、まってますー— BARSERGA@C95新刊BOOTHにて販売中 (@BARSERGA) 2019年1月22日
ありりがとうございます。感想もらえると、凄いうれしいです。鳥瞰の視点もこれだけ壮大かつ時系列的な射程が長くなると、明らかにテーマ文脈が浮かび上がっていきますよね。これ、めちゃ知的スリラーだと思うんです。#物語の物語 #物語三昧 #AzukiArai— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) 2019年1月22日
ツイートの引用ばかりなのですが、週末に冬コミで既刊・新刊を買い求めた「マインドマップで読む物語の物語」1~3を読みふけっていたのです。
(以後『MMで読む物語の物語』とします)
(以後『MMで読む物語の物語』とします)
実はこの本を買うのも冬コミの目的の一つでしたので。BOOTHで通販あっという間に品切れなんだもんなーっ!(苦笑)
で、ですね、この物語、ガキの頃から日本に暮らして、アニメとか漫画読んで呑気に暮らしているオヤジ(自分)とかなら腑に落ちること絶対の話なんですが、これからの若い子、10代、20代でクリエイターとか漫画書きたい、それもロボットモノで!とかよしゃーいいイバラの道を歩みたい人は是非読んでおけと勧めたい。
これには戦後、日本のクリエイター達が悪戦苦闘して紡いできた物語たちを一気通貫、がちっと俯瞰して語ろうなんていう、本邦でも中々ない試みがなされているのですから、読まねば損です。
こういう物語を通史として語るっていうアプローチは(すくなくとも自分の観測範囲としては)今までに無いものです。これ、語ろうとすると結構難しいって思うんですよ。
自分もつい最近、佐藤大輔著「征途」を舞台に日本の戦後史をいじくり倒して、分断した日本で何が起きたのか、「征途」で描かれた事象を導くためにどうしたらいい?と資料を読みふけっていて、さぁとキーを叩くときに感じた歴史を語るという難しさが出てきます。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」
方丈記の言葉、学校で習いますよね、まんま、コレです。
歴史は一本道ではなくて、色々な出来事が起きた波紋がそれぞれ干渉して打ち消して合体して作られるので、「AがBしたからCになった」なんて単純なことにはならない。
「AがBでCした結果、DがEでFした結果が、相互に時間差で混ざり合い、影響し合い、そしてGという結果として現れてくる」という出来事はあるわけです。
というわけで、お勧めです。はい。
これには戦後、日本のクリエイター達が悪戦苦闘して紡いできた物語たちを一気通貫、がちっと俯瞰して語ろうなんていう、本邦でも中々ない試みがなされているのですから、読まねば損です。
こういう物語を通史として語るっていうアプローチは(すくなくとも自分の観測範囲としては)今までに無いものです。これ、語ろうとすると結構難しいって思うんですよ。
自分もつい最近、佐藤大輔著「征途」を舞台に日本の戦後史をいじくり倒して、分断した日本で何が起きたのか、「征途」で描かれた事象を導くためにどうしたらいい?と資料を読みふけっていて、さぁとキーを叩くときに感じた歴史を語るという難しさが出てきます。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」
方丈記の言葉、学校で習いますよね、まんま、コレです。
歴史は一本道ではなくて、色々な出来事が起きた波紋がそれぞれ干渉して打ち消して合体して作られるので、「AがBしたからCになった」なんて単純なことにはならない。
「AがBでCした結果、DがEでFした結果が、相互に時間差で混ざり合い、影響し合い、そしてGという結果として現れてくる」という出来事はあるわけです。
というわけで、お勧めです。はい。
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