#変えられるのは未来だけ。振り返られるのは過去だけ。ではどの過去を見る?
「NHK戦争証言アーカイブ トライアルサイト」 from NHK
NHKがそれまで取材し、放送した太平洋戦争関係の作品からあの時代を生きた人々の証言をサイトで残すという試みを行っています。今はトライアルという形で限定期間のみ。これから数年後にはサイトで残す形にしたいとのこと。
確か戦争参加者の方々はあと十年もたたないで亡くなるので、こういう形でアーカイブとして残していくのは全う至極な話で、NHKとしては良く考えてると思いますけどやっぱり外野は色々言うんですよね。
「NHK戦争証言アーカイブズ----公共放送が為すべき仕事」 from 松浦晋也のL/D
松浦さんもトライアルサイトということを誤解なさっているみたいでし、コメントでもネトウヨというか国士様が沸いてるようで...。自分はどうも違和感を感じるんですけど、戦争証言というからには戦争前のことも残していく必要があると思うんですよね。
(どうも国士様が忌避する面々も悪い意味でのネトウヨも、自分たちの『今の価値観』で『過去』を見ているような気がするんですよ。もはやそうなると料理のようなシロモノで、歴史という素材を前に自分たちの価値観で料理して都合のいいように解釈...見たがっているだけというか)
WW1以後、日本がどうして(主要かつ重要な貿易取引先であったはずのアメリカ、イギリスと)戦争状態に突入していく羽目になったのか。誰が、どの段階で、どう捻じ曲げてしまったのか。明らかにすべきは確固たる事実だけなんですが。
戦争は悲劇です。どうしようもなく。それは事実です。しかし、悲劇がどうして導かれたのか、なあなあと空気だけでPoint of No Returnを過ぎてしまったこの国についてもう少し真剣に振り返ってもいいはずなのに、戦争を題材にすると大抵終戦末期の悲劇のオンパレードなんですよ。必要ですけど、見なきゃならないのはほかにもあるだろ、という気持ちが正直あるのです。
#ネットにその気持ちが残るかぎり。
「自分のブログ 死んだらどうなる? 訪問絶えぬ"墓碑"も」 from Yahooニュース
今のこのblogは、マサトクさんの好意で借りているサーバーで、もう一つのblog/サイトは@niftyで契約しているサイトなので、自分に万が一のことがあれば確実に残る、というものではないし、それはmixiのほうでも同様のことがいえるか。
つい先ごろ、実際にお会いしたこともあるけど、どちらかというとネットでの、というほうが強かった知人に不幸があり、今、彼が作っていたサイトは閉鎖されて今は見ることができないことを考えると、残るサイト、残らないサイトというのはまぁ、そのときの都合次第、なのかもれしれない。
消えるにしても、残るにしても、自分の中に読んだ記憶が残るかぎり、その人の記憶が無くならないかぎり、現世で完全に消えたとはいいたくないです。今はそんな気持ちかな。
でも、この世の中そんなに捨てたもんじゃないな、と思うのはニコニコ動画にあるあるニコマス動画のことを思い出すからかもしれません。
多分、アイマスでも屈指の名曲の一つでもある「隣に・・・」のMAD。そう桃邪気Pの作品です。
気が付けば49万再生。50万まであとわずか。2007年秋口の作品だから、まだ2年目にようやくと言われるかもしれないけど、ニコマスが好きな人にとっての「思い出の地」なんじゃないかな。
ニコニコ動画の運営の計らいで荒れるとタグロックされていることもあり(今は外れているみたいです)、ニコニコ動画が残るかぎり、この動画とそして書き加えられていくコメントが続いていくのだろう。これもまた一つの形かもしれないなと思います。
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