経済ってそういうことだったのか会議
posted with amazlet at 05.05.20
佐藤 雅彦 竹中 平蔵
日本経済新聞社 (2002/09)
売り上げランキング: 3,705
在庫切れ
日本経済新聞社 (2002/09)
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おすすめ度の平均: 
自分がファイナンスというか経済一般に関する知識に乏しいと最近身にしみてわかってきたので、半年ほど経済関係の本も読んでいこう。というわけで手始めの一冊。
絶妙にわかりやすい素朴な経済に関する疑問を今は大臣である竹中平蔵氏がこれまたわかりやすく説明する。という趣旨の本。ぶっちゃけ、経済関係の初歩として大まかな流れや考え方をつかむにはわかりやすい、と思う。
多分、平易にわかりやすく説明するために竹中氏は極端な事例を持ち出したり、おそらく背後にあるだろうドロドロとした事情をはしょったりしているんだろうな、と思われるところもあるのだけれど、「株式会社って誰のもの?」っていう恐ろしく初歩的なんだけど、答える人の経済に関する哲学とかスタンスとか、見方が問われるようなことも、株式会社そのものの成り立ちから説明するので非常にわかりやすい。
ここから先を知りたかったり学びたかったりする場合は、個々に専門的な内容になるだろうし、そういう意味ではわからないことがあれば、そのつどこの本に戻って原則を踏まえることができるんじゃないかな、とそんな本でした。
お勧めです。
いつも楽しみに拝見させてもらってます。
返信削除現在の日本の経済論壇は、トンデモ&電波の
飛び交う乱戦場となっているので、見ている分には
楽しめますが、最初の一歩を間違えると、こちらも
感染してしまうので注意が必要です。(笑)
お手軽な入門書を何冊か上げてみます。
「経済対立は誰が起こすのか」野口旭 ちくま新書
「日本経済を学ぶ」岩田規久男 ちくま新書
「経済論戦の読み方 」 田中秀臣 講談社現代新書
ご参考になれば。
本の紹介をしていただきありがとうございます!
返信削除そうなんですよね。どうもニュースやblogで読むと、好き勝手のいい放題のようで、何がなにやらさっぱりわかりません>経済問題。
これが歴史とか軍事とかサッカーとかライノベとかPC言語とかだとまだツッコミ入れられるのですが、経済関係に関するタームとか、基礎知識がまったく欠けているので、自分の身の回りすら管理できない有様でしたからね・・・。本当にこれじゃあいかんですよ!!
ご紹介していただいた本も読ませていただきますね。本当にありがとうございましたm(__)m。