2006年3月19日日曜日

カタリベ/石川 雅之

カタリベカタリベ
石川 雅之

リイド社 2006-03-01
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「もやしもん」でブレイク中の石川雅之氏の初期作。
時は南北朝末期。大陸から逃れた人々が住む島に倭寇が襲うところから物語が始まる。其処には再起を願う豪族の御曹司たる少年もいた。八幡神に見込まれたためか、やることなすことすべてのサイコロの目が外れるように事が進まず状況を悪化させてしまう少年は、動乱の中、大悪党マエカワと出会い、「カタリベ」と名前を貰い、そしてさらなる戦いの海へと乗り出していく・・・。

最後まで読んで一言。「続きが読みたい!」と思わせるいい作品。実際は打ち切りだったらしくこの巻で終了ということ。石川雅之氏のことは短編集から知ったのでこの話は未読だった(日本橋ヨヲコ女史を追いかけていたから掲載誌の都合上読んでいておかしくはないのだが・・・)。しかし、新人のころからこういうハイレベルの作品書いていたのか。

漫画読みなら読んでみてソンはないいい作品でした。

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