ゲート 2 炎龍編―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり | |
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やってきました、異世界自衛隊モノ?第2弾。
<特地>に進出した日本国自衛隊。侵入してきた帝国首都に外務省職員を派遣し、和平交渉のための地ならしとして硬軟とりまぜた様々な活動も行いつつあり、軌道にのるかと思われた。だが、ある事実が発覚したことで事態は急変する。そして、自衛隊を襲う策略。一方、自衛隊に助けを求める声もあるものの、様々な理由から行えないというジレンマも発生。その中で伊丹の苦悩の末の決断とは?
ってなわけで取り上げてからあちこちで声も上がって以外とびっくりのこのシリーズの第2弾。
いつの間にやらレレイ、テュカ、ロゥリィのアルヌスの麓に住む面々たちは組合まで発足して商売を行い始める始末。商人は集うし、様々な人々も寄ってくる。当然自衛隊員も集まるという妙な展開がウケるんですが、なんていうか、今回は最初から最後まで特地のシーンで、とうとう話しは外交などの政治劇へ。
まぁ、なんていうか、いつものごとくすべてを台無しにしてすべての帳尻を合わせてしまう伊丹のマジックが炸裂するんですがね。
今回は彼がそうなった理由の一旦が明らかにされて、それが様々な余波を及ぼしていくのですが、存外苦労人気質というか、昔ながらの「出来た上役」である狭間陸将がいい味だしているっていうか。
面白いですよね。
あとは後半のデストロイ的描写が。最新装備は持ち込めないという縛りがあるからとはもうけど、あの炎龍相手に純軍事的に考えると火砲の鉄量で粉砕するよりも96式多目的誘導弾システム(MPMS)でロングレンジからタコ殴りがいけるんじゃね?とか思う自分はかなりアレだよな。うん。
それはそうといつものようにネタ分多くて笑わせてもらいましたが、ああ、あれだ、特地に派遣されたF4はきっと機体番号が680なんだろうと思っていたら案の定でしたw
続きはこのまま冬に出るとのこと。いままではネットで掲載されていた内容の修正のみだったようですが、次は色々手が入るみたいですね。
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