2013年5月5日日曜日

GW前半戦

と、言うわけで(ナニが?)、GW前半戦、ぶらりと首都圏を観光してました。

旅行前のお話。職場の飲み会にて。
「へぇ、どこ行くんですか」
うーん、まず国立博物館と科学博物館を改めてみるでしょう。ま、一度見てるんだけどね。あそこの法隆寺宝物館が、自分の中では博物館オブベスト。っていうか、初めてみてやられた!という感覚なんだよね。リップスライムのPVでも使われているけど。
で、そのあとは「孤独のグルメ」で食べたくなって七転八倒した、新小岩の珍々。ああ、あと沼袋の飢える噛むこと、平和苑も食べに行きます。
同行人のたっての希望もあるので、「藤子・F・不二雄ミュージアム」と「ジブリの森」も見に行くけどさ。スカイツリーもああいう構造体興味あるから見に行きたいし。で、あとは神奈川方面。鎌倉にぶらりと。実は厄年だからちょっといい神社で厄払いとお守り欲しいから、鶴岡八幡宮に行こうかな、と。あと「海街diary」で見たしらすトースト食べたいんだよ。いや、作れるのは知ってるけどさ。で、横浜の中華街でちょいと点心。

職場のバイト曰く『○○さん、それ聖地巡礼ですね!?』と言われたんですけど、
言うない、そんなこと...。

で、写真はupするのがちと面倒なのでスルーするとして、結論から言うと、いや満喫した。
本当に食べた。バカみたいに食べた。マジで旨いんだモノ。しようがない。
それでいてかかった旅費はいままでの最低。どうなってんだ、これは。多分、物欲になんらとらわれることなくメシしか食べてなかったという(汗;;;) いや、だって同人誌とかは今や札幌でも手に入るし、通販もあるしさ。欲しい本もちょっと待てば手に入る。物欲はほとんどなくて、あとはいかに『見たことのないものを見るか』『旨いものを食べるか』に旅行の本質がスイッチした...い、いや、年取ったとか言わない、そこ。

で、本当は連絡して逢いたい人があれこれいたんだけど、ほんと、同行人やらスケジュールがまじキチキチで、身動き取れない。今度、シーズンはずして、格安航空券使って2泊3日とかで行こうかな、とかそんな感じですよ。残念至極。

で、あとは感想をつれづれに。

『ミュージアムはいかにあるべき』

正直、自分が大雑把なわりに建物のデザインとかメンテとか気になるタイプだったので、博物館やミュージアム、建物の内装とか什器とかわりと目に行きます。で、思ったのは、「白の壁はやっぱりヨゴレ目立つなー」ということ。手垢とか足元だと靴とか傘のせいでよごれちゃいますよね。あれ、自分の部屋でもそうだけど意外と落ちない。白を基調にしたデザインの内装で、ヨゴレが目だつのはどうかなー。
特にそう思ったのは、横浜の日清カップヌードルミュージアム。佐藤 可士和さんのプロデュースだから、気になって急遽見に行ったときに本当にそう思ったこと。スペースにゆとりがあって、ほほーとか思うんだけど、ヨゴレが気になってくる。メンテの清掃人もいるんだけど床とかしか拭かないからなー。ほんし、こういう「非日常感」を求める空間ではヨゴレを目だたないようにするか、ヨゴレてもどうにかできるようにするのは必要だと思うんだよね。
で、関心というかデザイン・コンセプトとして気に入ったのは新丸ビルの重厚な鉄骨?っぽいデザインだったりレストラン街のレイアウト。普通、ああいうビルのレストランは、スペースをぶつ切りにしちゃうんだけど、あそこ、店とテーブルの間が通路になってて、ぐるりと回れるよになっている。メニューも見れるし、店の様子も伺える。上手い作りだなーと関心しました。札幌もステラプレイスとかそうすりゃ面白いのにね。

話がズレた。

ミュージアムといえば予想外だったのは、「藤子・F・不二雄ミュージアム」。実は行く前までちょっとバカにしてたんだけど、展示内容も空間も藤子・F・不二雄作品世界に上手く調和していて、なおかつ展示内容に合わせてナレーションが入るアイテムを入場時に配られるので、これを聞きながら原画とかを見れる。いいサービスでした。前々から海外とか国内でもそういうサービスがあるのは知っていたけど、ここでこういうのがあるとはねー。
まぁ、展示内容はごくごく一般的なものだったけど、個人的に先生の机とその書斎が興味深くて覗き込んでました。自分と同じ本読んでたりとかね。
あと、長編映画版原画展があったり、短編映画を見終わったあとは、してやられた!と正直驚いたりとまぁ、満喫してました。ええ、テンションあがりましたよ。正直なところ。建物もまだ新しいせいかキレイですし、階段やトイレにあるナビゲーションのイラストなどもクスリと笑えたり、周囲を囲む庭に、「あ、あれは!?」という小ネタが仕込んであったりとまぁ、楽しい場所でした。また行ってもいいと考えるほど。ご近所に住む方は是非。
で、一方の「ジブリの森」。GW中ということもあってスゴイ混雑ぶりでやられちゃった感もあるのだけれど、ちょっと乗り切れなかったかなぁ。空間はとてもキレイなんですよ。でも、ちょっと「さぁ、どうぞジブリの世界観へどうぞー」的なイメージが強すぎたり、アニメの製作手順を説明するところも、そこはかとなく漂う「昔は良かった感」が感じられたり、特別展示のヨーロッパ小説挿絵についても、宮崎監督コメントはアレコレと毒があって(それはそれで楽しいのですが)、なんというか、イヤイヤ感を感じるんですよね...なんでだろう。あ、おみやげですけど、圧倒的に藤子ミュージアムのほうがイケてますw あのバカバカしさが最高です。ジブリのほうは小奇麗にまとめすぎです。
(個人的には紅の豚のピッコロ整備工場とか実物再現あったら、テンション上がるんだけどなぁ...って自分だけかw)
スカイツリーはあいにくの天気で上れず。まぁ、かわりといってはなんですが千葉大学のワークショップで色々と見学したり面白いガジェットの説明うけたりと楽しめました。ああいうデカイ構造体、大好きです。

『食べ物』
いや、これはもう文字で説明するには能力が足りてない。珍々の豚ネギ炒めも辛いわ旨いはご飯モリモリ行けるしろものでしたし、平和苑で食べたわさびカルビは超絶的旨さで、ご飯に生卵がついてくる中、モリモリ食べさせていただきました。残念だったのは親父さんがいなかったこと。親父さんがいると色々と楽しいことがあるらしい。ぐぐぐぐ。
鎌倉のしらすトーストは、まんま店の親父さんに「海街ダイアリー見てきたのかい?」とか聞かれて赤面ものでしたが(恥ずかしい)、ジンジャー・ミルクティは腹に余裕がなくて入らず(だってさー、生しらす丼たべたあとにの話なんだもの)、これまたぐぐぐ。
中華街も、菜香新館で旨い中華食べて堪能してました。

『ぶらり鎌倉の旅』
基本的にはほぼノープランだったんですが、鎌倉でぶらりと散策してました。
「海街diary」の背景も記憶があったんですが、改めて上書きされましたね。江ノ島もそうでしたし、今回始めて降りた「極楽寺」。まんまやんけと何か違う意味で感動してました汗;;; そうかー、すずはいつもこの駅に通ってんのね。
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まぁ、基本そんなたびでしたが、ちょっと残念なこともあったり。
秋葉原の某宿で止まってたんですけど、スカイツリーからのデジタル波が届かなくて、TVが見れない時間帯があるんですよ汗;;; なめてんのか。
スカイツリーのデカさはスゴイですけど、正直ケーブルのほうがよくなかった?という感想はつぶやいたらダメなんだろうなぁ。
あと、秋葉原。本当、様子が変わりましたね。以前は食べ物屋がなくてさすらうのも大変でしたけど、今はもう大丈夫。ラジ館もなくなったし、ほんと、街の空気が変化していました。また10年であの街はかわっていくのだろうか。

というわけで旅の記録として。


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