仕事がだんだんとベースアップしてきましたせいで、なかなかしんどいです。
とはいえ、ここ数年に比べれば「ふふーん」って感じではあるんですが、このあとに控えているモノが大体見えているので、夏休みの宿題状態にならないようペースはあげていかねば...。
#とは申しましてもねぇ。から始まる偽海上自衛隊発展史。
「自衛隊運用、制服組に移管 来年度にも、文官部局は廃止」 from 朝日新聞
自衛隊の指揮系統を見直して、統合幕僚監部に総括しようというのが趣旨なんだけど、これはいろいろと過去の経緯を考えるとそりゃそうするしかないだろう。という話に帰結するんだけどね。
いわゆる背広組と言われる官僚による内部部局内にある運用企画局という部署があって、これがいろいろと自衛隊の運用を(人事や装備調達とか)管理というか口だししていたという側面があって、制服組からしてみればいらんこと言いやがって...ということもある。これじゃスマートじゃないから、指揮ラインを統合幕僚監部(統合幕僚長)に集約し、文官を副官として、背広組・制服組をミックスさせようというのが趣旨。
文民統制としてどうなのか、っていう記事の指摘はまぁハズレちゃいないんだけど、こと防衛省(防衛庁)の背広組って警察官僚系だったりとかしていたんだけどトンデモな人も多くてねぇ。
記憶に新しいところだと、いろいろと無茶やらかしていた(功罪は多分にある)守屋氏の一件もあるけど、もっととんでもない人がいました。海原治氏は「自衛隊なんて他国から攻められたら三、四日しか持たないんだから、装備なんていいの持たなくてもいい。弾薬とか準備して事あらば国民を集めて郷土防衛隊で戦うんだ」とかいう、これまたWW2の悪夢から悪い意味でとらわれちゃった人で、この人が1950年代の自衛隊設立から60年代まで権勢誇っていたせいで(その後も外郭でいろいろと面倒事ががが)、装備調達がおそろしく面倒なったというわけで、F-104とかF-4とか高級車すぎる、F-5で十分だろう。とか、護衛空母なんていらん(実際、アメリカと分担でヘリ空母(軽空母)建造が本決まりだった)とか、戦車は軽いのが一番だ、64式でもデカすぎるとか、いろいろケチつけまくりで、この人いなきゃAWACSとか空中給油機も早い段階で導入できただろうし、いろいろやらかしてくれた人なわけです。つまり、文民統制とかいっても文民がバカなら始まらないといういい実例なわけです(あ、言っちゃった)。
で、ここまで考えたあたりでそういや、日本の海上兵力再建のために旧海軍士官らによるY委員会の再建海上兵力案では護衛空母が当初計画にあったんだから、海原氏がいなきゃ、ひょっとしてアーレイ・バーク大佐あたりの(ご本人は海自は小規模、あるいは限定したものであることが望ましいと考えていたフシもあるようだけど)口添えがあれば、空母がもう50年代にして装備されて、日本経済がオラオラだった80年代で正規空母導入も夢じゃないかも! とか妄想が全開。
Twitterでいろいろとつぶやいたんだけど、Toggeterでまとめるのも恥ずかしいからこちらでちらりと。艦これ風に。
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偽海自発展史 「やっぽー、航空護衛艦<いぶき>だよ。海軍再建のためにアメリカから供与されたカサブランカ級のロイなんだげとね。おなじくムンダが元の<くらま>と共に旧海軍隊員を中心に運用されたんだ。50年代後半までF4Uとか運用したよ。空母部隊再建のために頑張るよ!」
偽海自発展史 「海自の護衛艦<いぶき>だ。アメリカでキャンセルされかけたウースター級軽巡洋艦三番艦ともいうけどね。あまりもんとか言うなよ。これでも長らく海自旗艦として務めたんだ。あれこれ改造をうけて60年代まで使用されたんだぜ」
偽海自発展史 「じゃーん、エセックス級空母の<かつらぎ>です。アメリカから貸与を受けたんだけど、ミッドウェイ級空母の供与が受けられなくて長年使われる羽目になったんだよねー、これがまた。あ、艦載機はA-1、A-4、F4Dだったんだよね。別名、ハイネマン・キャリアーズとか言われたよ」
「や、戦後初の国産空母<あかぎ>です。キティホーク級空母を参考に建造されました。妹の名前は<あまぎ>です。いろいろ問題があってF-4時代が長く続きましたけど、湾岸戦争にも参加したんだよねぇ。<ミッドウェイ>の横に並ぶのって、先代考えると複雑よねぇ」
一応海自空母運用の系統は、カサブランカ級護衛空母×2(50年代)、エセックス級空母×2(60~70)、準キティーホーク級空母×2(70年代中ごろ取得)、90年代後半、純国産(現行QE級ぐらいの)空母×2。2013年、代替建造計画ですったもんだ中。みたいな汗;;
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※あとで考えたけど、空母の建造スピードが速すぎる汗;; 多分、準キティーホーク級空母は70年代末、あるいは80年代頭。2000年冒頭で純国産空母(QE級)であと30年はOK。とかになるはず...だよなぁ。
運用航空機も、80年代、90年代はF-4だと思うけど当時の日本の金余り状況なら早い段階でF/A-18になっていたかもしれない。今頃となるとレガシーホーネットからスパホ2あたりになっているころか...となると、F/A-18Gグロウラーの導入も可能かもしれないから、うへぇ、小規模でも侮れない海上兵力だぜ。とか思ったけどそのあおりくらって、史実では4個護衛艦隊が2個護衛艦隊+地方部隊になっている可能性もあるなぁ。
#機動戦闘車(MCV)登場
陸自の新しい車両がお目見えしましたね。砲塔は10式のコンセプトをそのままもってきて新設計。Youtubeにあげられた動画も見ましたが、105mm砲を装輪車両でぶっ放すんだからさぞや発射直後はぐらんぐらんと車体が揺れるだろうと思いきや、ほとんど揺れてない! 90度砲塔を横に向けてんのに!? 炸薬抑えた弾薬? え、74式と同じ砲弾利用? APFSDSも使用可能? どうやってんの!? と驚きのシロモノ。10式仕込みのアクティブサスで反動を動的に抑えてんだろうなぁ。
無論、そこまでやったら車体のサイズもデカくなるわけで、横幅2.9mなので交通法に基づく2.5mの横幅越えだと届出ないと一般道は走れない、と。まぁ、正直あまり問題視してませんけどね。イザとなったら国内法をさくっと変えておけばいいだけの話だし。
ただ、これどう使うの、と言われると「うーむ...」という感じですよね。装甲はおそらく機関砲レベルならなんとか耐えられるといいなぁレベルでしょう。増加装甲はつけられる(つけていた?)らしいのですが、基本的に装甲車両が貧弱な陸自歩兵の随伴火力車両としてはいいかもしれません。
(軽装甲機動車と、コレで移動するイメージですかね)
戦車がおっとりがたなで駆けつけるまで、軽装甲機動車、96式装輪装甲車に随伴する直接火力支援車両と考えれば納得できるかもしれません。...あとはどれだけの数をどれだけの期間でそろえられるか、が問題で、そこが一番のネックなんですよねぇ...。
#最近の購入物いろいろ。
「蒼き鋼のアルペジオ」、BookWalkerで購入して読んでます。
蒼き鋼のアルペジオ 01 (ヤングキングコミックス) | |
Ark Performance 少年画報社 2010-04-30 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あとラノペで積読してて、えいやと自炊した本も続きはBookWalkerのセールで半額購入
黒鋼の魔紋修復士1 (ファミ通文庫) | |
嬉野秋彦 ミユキルリア エンターブレイン 2012-03-30 売り上げランキング : 278527 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ラノペは基本的に電子書籍にスイッチしつつあるので(新刊が出るスピードが遅いのが難点)、ココロコネクトの新刊とかは出版待ちですねー。
あと、某書店のグズな通販システムでkonozamaアタック的なシロモノを食らってしまった「艦これ」ムック本は、BookWalkerで18日出版決定とのことなので、25日まで届かないようならブチ切れキャンセルする気まんまんです。普通、届かないときはキャンセルしますかぐらいの判断ぐらいさせろよなぁ、もう...。「発売前にオーダーして、発売日に届かないけどオーダーしたんでキャンセル不可だから!」とか舐めてんのか、と。Amazonとかだと発注処理直前までキャンセル可能に比べると、使えなさすぎです。Jがつく本屋は...。
最近、Amazonよりリアル書店応援派もあって、新刊本は取り置きしてもらうこととかが多いんですけど、ためしに地元書店のコーチャンフォーじゃないのにしようと思ったらこのザマだからなぁ。(ちなみにコーチャンフォーの場合は、店頭にない場合キャンセルするの?どうするの?と選択も可能です)
マジメな本も読みたいなぁとは思いつつも時間がないので一応記録として。
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