2014年7月28日月曜日

備忘録・社会人として試験関係はどう挑んだほうがいいのか。

ことの大小はともかくとして、社会人やってると、あれこれ資格試験を取る羽目になることが多々あります。自分の場合、ある特定分野を構成する一つの分野資格は持ち合わせているのですが、もう一方がありません。
面倒なことにもう一方のほうが重視される流れとなると(個人としてそれはどうよ、と多々思うのですが)、もう致し方ない、一念発起、資格試験を取らねばなりません。
しかし、日常の仕事やら生活に+αして資格試験勉強なんてねじ込むのはことのほか面倒です。ある程度のポジションに付いていたりすると、仕事のほうがプライオリティが高かったりします。

で、そんなわけで備忘録としての記録。要点は以下の通りです。


  • 周囲の根回しとかは自分の性格とか成算の割合を考えて

  • 勉強のデバイスツール利用は時と場合によりけり

  • 計算問題は初心に戻って最初から習得すると理解と応用が早い



1) 資格試験も仕事の一環。周囲の根回しはちゃんと検討してから。
よくライフハック系では、目標を周囲に宣言することによって目的の動機づけとする、みたいな話もあるんですが、あれも善し悪しですよね。周囲にいったことでいらぬプレッシャーとなり、自信になればいいのですが、そうではない人もやはりいるでしょう。あと、上手くいく自信もないのに会社に言って上層部から理解は得られたものの、試験に落ちちゃうと結構自分自身のマインドにふかーいダメージを得てしまったケースを見てしまうと事と次第によりけり、ですね。
自分ですか? 豆腐メンタルは自覚していたので、そーっとやりくりして挑戦しました。たまたま仕事の谷間の時期に試験だったのでこれ幸いでした。

2 勉強は細切れが妥当。あと、デジタルデバイスは使用しないほうがいい場合もある。
実はこの試験は二回目だったので、色々と教訓を生かしました。前回はタブレット購入していたこともあり試験の大半は問題集サイトとかPDFでスキャンしたデータを読んでいたのですが、これが大失敗。『たいして頭に入っていない』というのが衝撃でした。あと計算問題もあるんで、これもノート引っ張りだしてやってたんですが、頭に入っていない。
今回は方針を180度変更しました。以前のkindleセールのときに購入したこの本も参考に。
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宇都出 雅巳

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要点は以下の通りです。

1) 問題集は過去問が多くのっていて、かつその回答が次のページなどに掲載されている形が望ましい。それ一冊だけで十分。

2) それを章立てごとに裁断。クリップで止めて持ち歩きます。これならスキ間時間にひょいと取り出せます。バラバラにしたので散逸しないように袋をいれておきましょう。

3) ある程度理解を深めたら、色つきのペン(太ければ太いほどよい)で選択問題なら明らかに間違っている箇所がどう違うかを書き込む、あるいは消すなどしてしまう。これにより、問題+正解=問おうとしている問題周辺の知識が頭の中に入る。これをまた2の同様に読み返す。
 これが有効だったのは、ここ最近自分が受けた試験は、間違いの個数を選択させる問題が出てきて、一択じゃなくなってきたんですね。結構キいていました。

4) あと自分の場合、先頭ページにいつ読んだのかを日付を入れます。当然読まない章のバラ付きが出るのがわかりますから最適です。自分が完全に理解していると感じている章については書き込んでいますから、寝る間際に読むぐらいで十分になります。

 どうしても不得意分野はあります。分厚い本のままだとわかりやすい部分しか読まなくて、やった気分になる場合もあることを自覚しましたので、バラバラにしてそういう心理的ハードルをできるかぎり除外しました。結果的に言えば完璧ではありませんでしたが、おかげで最後の数問は確実にクリアできたので効果があったと言えます。

3 計算問題がある場合は恥ずかしがらず四則計算とか原則論にまで立ち戻る。
自分が今回選択した試験は計算問題があって、電卓不許可なんですよ。で、このご時世に三角関数とかルートとか分数とか単位系のことなる計算があるわけです。まぁ、試験ですからわりと簡単なのは言うまでもありませんが、簡単だとしても解くほうが難しく考えると良くないわけです。
前回の試験で、自分がわりとその手の基本を解けないことがあることを自覚したので、恥ずかしがらず小学生とか中学生向けのサイトとか塾の講師がYouTubeにあげた三角関数やら分数、小数点関係の問題の解き方を見ましたよ(恥ずかしい...)。
計算問題ばかりは解いて解き方を理解するしかありません。2で書いたように、問題集に書き込む前にがりがりと計算を何度も解きます。よく理屈なんてどうでもいいという方もいますし、自分も否定しませんが、それよりも前に理屈というか計算方法を理解しておけば、ショートカットする理屈も理解できるわけで、「そんなもんだ」で覚えるよりも「解けない理由」を探し出して、それをピンポイントで埋め合わせして(たとえば小数以下の数値がある値と整数値の割り算が出てきてここでコケたときに、改めて解き方を見て、電卓叩いて検算する、など)、その計算式の手順をノートに書き残しておけばいいわけです。
どうしても間違いが多い箇所もわかってきますから、その時は2の3)で書いたようにガリガリと色つきのペンで書きこんでおいて、付箋を貼っておけばいい。
※あ、この手の付箋は無印良品の「植林木ペーパーインデックス付箋紙 4色」がいいかも。

というわけで備忘録として。さて、次はどの勉強せにゃならんのか...やっぱプログラム言語だろうなぁ...(涙)




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