遠い彼方、3億キロを周回する衛星「イトカワ」に向かった「はやぶさ」が、
幾多の障害を乗り越えて、着地に成功!
そして、「はやぶさ」は舞い上がった!
日本のJAXAが打ち上げた探査機「はやぶさ」は二回目の着陸シークエンスに入り、無事成功。
サンプル採集シークエンスはすべて正常に動作したことを確認。サンプラーホーン(弾を地表に撃ち込んで、その地表破片を回収する部分)
には何かが触れていることは確実とのこと。おおっ、ようやくここまできたか。
最近、現地にて最新情報をアップしてくれる「"http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/">松浦晋也のL/D」を毎日数度チェックしていましたが、
今日のビッグニュースには小躍りしました!
現在「はやぶさ」は、自律プログラムにより「イトカワ」より、43cm/sの速度で離脱。現在距離は5.2km。
しかし、「はやぶさ」の目的は、これからその採取したサンプルを地球まで持ち帰ること。その旅路はまだ始まってもいない。
ようやく折り返し地点に到着しただけの話だ。
しかし、それでも! だからこそ!
チャレンジなくして、失敗も成功もありえない。何もしなければ、時間だけが無為に過ぎていく。
そして何もしなかったことだけでも批判を受ける。ならば、精々派手にチャレンジしていくしかないだろう。手を伸ばさなければ、
何もかもが手に入らないのだから。
交代勤務すらままなら無い人員不足など組織的欠陥も確かにある(これはなんとかしなくては!予期され、
そして対処が可能ではある問題なのだから!)。
が、それでも度重なる機材のトラブルを乗り切った「はやぶさ」とJAXAの地上スタッフ達の努力は賞賛さるにしかるべきものだ。
おめでとう。だが、これからまだミッションは続く。「はやぶさ」と地上スタッフ達には油断なく、成功へ向けて突き進んでほしい。
自分は神など信じるようなタイプではないが、ありとあらゆる加護があらんことを祈る。そして、英知の結果をもたらされんことを。
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