「ランドリ・どーでもいい・まめちしき。」 from ゆるゆる+メリハリ+バランス
Landreaall好きの人はより興味深く本編が読めるおがきちか(作者)御本人のメモ。
いや、やはりこの人はいろいろとバックボーンがあってあの物語を描いているな、というのが改めてわかる。主に舞踏会編と、DXが大苦戦した竜葵戦の裏話的な話の数々が!
しかし、DXの格闘技術も結構奥深い。「勁」についての条件なんて、ははぁ、なるほど。やはり中国武術の発勁に似ている考え方なんだな、と。
(ランドリ世界の勁、DXが地面の接地部分からエネルギーを作っている、というのはおそらく中国武術の「発勁」と似ているんじゃないかな。
作品表現では体を円を描くような、螺旋のような"気"が取り巻く表現が多いから、硬い地面に体を保持し、そこから運動量を発生。体を伝わって相手との打撃などに使う、みたいな形じゃないかなぁ。息を整えるシーンが火竜の戦い、アカデミーでイオンとのトレーニングでよく出てくるけど、これも、体の中の波を整えて...というイメージじゃないかな、と。
イオンがノアルド先生に教わった技でDXを吹っ飛ばしたのは、この波を伝播させるために増幅している最中に外乱させた、と思えばははぁ、なるほどね。というのが正直なところ)
あと、アカデミーの慣習などを読むとアカデミー騎士団編などもより興味深く読めること請け合い。
(男子はフィルみたいにフリンジ出でも奨学制度でアカデミーに入れるが、女子は貴族のみ。ミュージカルパルは基本的に貴族のみなので、フィルがああいう形で出入りしていたのも理解。あと、DXがアンニュイな小石っていうのも絶妙すぎて笑えますw)
そんなわけで、Landreaall好きは是非読んでみてほしい。ランドリ世界の奥深さがよりわかるんじゃないかと。そしてまた再読したくなるんじゃないかなぁ。自分も改めて1巻から読み直してみたくなりました。
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