#ニコニコ大百科でアップしたある項目についてのメモ。初心者にわかるように、ある国の次期主力戦闘機選定wwwに関する問題についてアレコレまとめてみたけど、難しいって、これ...。自分でも書いてて、問題の本質がどこにあるのか大体わかってきた気もしますが。
(ただいま誤字脱字部分を洗い出して再修正を考えてます)
・政治家/制服組の間のリーダーシップがない。 ここ最近特にそうなんですが、場の空気でなぁなぁと出来もしないことをやろうとして破綻する。多分現場とかのリーダーは頭抱えているんじゃないかと思うんですけどね。
例えばF-22が欲しいとか空自の戦闘機マフィアの一派が考えたとして、声を大きくしないし、親日派の議員や有力者に渡りをつけるわけでもない。一体全体誰が航空自衛隊の10年後、20年後のグランドデザインを描くのかさっぱりわからない。日本にはシンクタンクがないせいなんだろうか。
ことこの問題に関して、さっぱり国内の動きが見えないですよね。「欲しい」じゃなくて「日本の実情に合わせて最低限これは守りたい」というプランも出てこない。「金がないから、F-15の非MSIP機体に関するアップデート計画を練ります。最低限AAM-4、5の運用を可能にします」(ま、それをやるには中身の入替えみたいなもんですが)という話がちろちろと出てくる始末。
今日の大石先生のメルマガ読んで本当にそう思うわけですよ。戦略的に撤退とか後退とかすべきときもあるのに決断しない。でも、その反対側でP-X/C-X計画は本当に狙い済ましたいいプランだと思いますよ。まぁ、わざわざ国産にする理由を選んでいたというものがあったとしても。あとTK-Xだっていい狙い目だと思うし。でもこと航空自衛隊のgdgdっぷりが目にあまるんですが。よもやあのボンクラ幕僚長なみのトップしかいないなんて恥ずかしいことはないですよね、お願いしますよ。
・じゃ自分の意見は?正直揺れ動いています。F-22もF-35も正直諦めてますけど。妥協案としてタイフーンかF-15FX(SE)でもいいけど、そのかわりミサイルとか誘導弾とかそういう搦手のほうからレベルアップをはかっていくべきなのかとか思います。大体、Su-27が戦爆連合作ったところでこちらは守り手ですからね。イギリスのバトルオブブリテンのケースを考えるまでもなく、システムとして対応すればハードウェアの優越ぐらいはクリアできるでしょう。まぁ、色々と予算の手当てとか考えると気がめいる話でもあるんですが。
#最近動画サイトで見た複雑なシロモノゴメンナサイ、ちょっとどんな動画かは直接上げるかどうか悩んでますけど、Youtubeやニコニコ動画で、イラクやアフガンで戦う米軍兵士たちが撮影した戦場のムービーを見ていて、溜息をついたんですよね。
第10山岳師団かな。イラクで、ビルの屋上に陣取って、見下ろす街のあるブロックにいると思わしき敵兵と銃撃戦をやらかしてるんですよ。弾薬ケースが梱包されたダンボールの箱をばらして、兵士達が散らばって遮蔽物に隠れながら銃撃戦をしている。薬莢がカメラで撮影してる兵士とか脇を歩く兵士に当たろうがかまわずですよ。いや熱くねーかそれとか思いつつ、うちまくっているんだけどどうもかんばしくない。
そうこうしているうちに敵兵は確認されていないので、いると思わしき市街ブロックに携帯用の迫撃砲かな?を打ち込むんですが、ニコ動のコメントで「それなんて89式擲弾筒ww」ってコメントついていたけど、いや自分もほんと、半世紀以上トリップしたような装備が出てきてビックリしたりとか。
ただ、日本国内での自衛隊が見せたり、海外の特殊部隊などの訓練で映し出されるようなキビキビとした動きじゃないんですよね。どことなくザワついた落ち着きのない動き。実戦だからそんなもんだ。と思いますけど、こういう戦場での動画を見て、やはり現実の戦闘はこういうもんなんだよな。と思うわけです。
流れ弾にあたりたくないから遮蔽物に隠れますし、ついついオーバーキルな兵器を使ったり。ある動画では建物内に立てこもる数人の兵士に対するため、Cal.50(12.7mm)で制圧しちゃうんですよね。一々建物内部をクリーニングするよりはいいんでしょうけど、ちょっと見ていて「なんて物量」とか思いますし。
知識としては「実際の戦場は違う」というのは理解してるんですけど、やはり映像で見ると違うし、現場ではもっとイメージが当然のごとく違うのでしょう。
ただ、それを手軽に地球の反対側で動画サイトで見てる、という自分の感覚がどうも違和感を感じたのも事実でした。