2009年9月4日金曜日

最近の気になるメモ。

#防衛省概算要求案を見る。
情報公開に積極的な防衛省と、そこらへんワッチしてる皆様がおおいので早速DLLしてみました。→
アチコチの軍オタ(ミリオタ)系要素をもつblog、サイトとかで話題になっていますが、やはり注目は、
「これは防衛省の被害担当艦か!?」とか言われる、22DDH(次期ヘリコプター運用護衛艦)ですね。

だって、「ひゅうが」型から25%規模をアップさせた排水量をもち、もはやサイズとしてイギリスのインヴィンシブル級空母と同じサイズ(旧帝国海軍だと飛龍と同じか)。排水量2万トンで「ヘリしか運用しません」「駆逐艦」と言い張られてもそりゃちょっと無理があるような...。今回のミソはサイドエレベーター付きと最近の全通甲板艦艇のトレンドでもある陸上兵力輸送能力も付加というとこでしょうか。
(ただ、イラスト図ではVLSの気配がない。請求予算額も「ひゅうが」と同額。おいおい、どこケチる気だ?という気が)

早速海の向うの二カ国のネット界隈では騒ぎになっているようで...。ま、安心なさってくださいよ。日本海上自衛隊は艦載型固定翼機なんて運用する気はありませんよ、ええもう。
ただ中国系ネットで「日本はやるといったらかならずやる」とか書かれていて、まぁ、官僚の皆様は計画に則って粛々とやるので、そこらへんは確実に。gdgdな計画も一応形にはしますからして。

ただ、この予算が通るかは果たして微妙。こんなデカ物通るとは到底思えないんだよなぁ。
なので、「予算見送り→23DDH?」か、「予算削減→「ひゅうが」型改?」の二案、あるいはその混合になるような気配。

あと注目は色々と面白いのがあるけど注目として、

・F2戦闘機 AAM-4搭載化+AESAレーダーの改良
 あ、ようやくか。というところ。技本の計画案では来年で終了なのでようやく目処がついたのでしょう。
 機体サイズからして色々大変だったようですが、これで邀撃戦闘機化も視野に...ってF-2の生産ラインが止まってしまったので、やっぱりF-X問題はF-2の邀撃戦闘機化でいいんじゃねというのが今の自分の心情です。(国内の生産能力が壊滅する前に手を打たないとね)

・新型多用途ヘリの研究
これってOH-1をベースにした多用途ヘリ化ですかね。エンジンの出力Upも目処がついたらしい動きが技本の契約リストで見受けられますし。アメリカのヘリ開発能力はgdgdで日本の海自もユーロのヘリを導入し始めていますが、正直これ以上機種増やされても大戦末期のドイツ軍か日本軍かみたいな少量多種のヘリを運用する羽目になるぐらいならいい加減統合化に向けて動いたほうが何かとねぇというのが外野である自分の意見。だって機種多すぎだしねぇ。陸自でもUH-1、UH-60、CH-47J/A、OH-1、OH-6、AH-1、AH-64...ですからね。
AH-64が調達中止になって富士重工が騒いでいますが、OH-1も今回の予算請求が通ると調達終了で、OH-1改になって攻撃ヘリ化するべきかな、と思います、はい。

・TK-X一括購入案
おっと、正式採用の目が出てきたか。と複数年度調達分を一気に発注して予算を軽減させようというのが狙いで、いきなり58両も調達化(実際は複数年度にまたがるとは思いますが)。当面は富士の学校向けと、一般部隊配備がどこになるのやら...。90式の能力を74式のサイズで!という意欲的なアイデアがモノになったのか。

・新型NBC偵察車
新型装輪装甲車シリーズの1発目ですね。小松だからどうかなぁとかみんなに呟かれているシロモノでしたっけ...。

あと防空レーダーなんてシロモノもあるのですが、今から作ってものになるのかなぁ...。


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