望む限り(もうすこし)未来は続く。
さて、ざっとした総括です。個人的視点からですので数値的、定量的観測という点では足りない点がありますので印象論と思っていただいたほうがいいかな。
・PV系のソース不足解決方法としてMMDが確立
狡猾全裸富竹Pの876プロ三人モデルが出て、びっくり仰天。
それまでも伊織とか夢子の素材が出ていたのでG様Pなどとともに発展していくだろうな。と思っていたらKaku-tailのオープニングで三人が出たときは口がアングリしたものです。
また、こういう素材と、ニコマスPV系のハイクォリティ(大人気ない技術力)が組み合わさると、どういうことになるかはRidgerPが示している通りでしたね。
・合作のウェイトが高まる。
ソース不足も原因のひとつですが、PV系、イラスト系、あるいはMMD、ノベマス系のPがそれぞれ手を組んでリリースすることも多くなっています。ハードルがあがることですべてを満たすのではなくおのおの分業する方法論が出てくるのは歴史の必然ともいえますので特段おかしくはない話でしょうし、それによってとんでもない代物が出てくることは「3A07」を例にするまでもないわけです。
今回もKaku-tailでいろいろと出ましたよね。ただこうなると20選の選択でかぶるときもあるんですよねぇ(とうれしいため息)。
・そうなるとPV系Pの明日はどっちか。
ソース不足は明らかな状態でPV系P達は必然とMMD、あるいは独自ステージなどに全力投入していく気配があり、そうなるとP自身の(時間的・能力的な)リソースの問題から提供スパンが伸びていく...無論、もっとお手軽にシンクロしてみようという動きもあったのですが、どうしてもシンクロの楽しさ(だけ)を追求しても、その面白みに感じるのはニコマス好きなごく一部、あるいはPを狙い撃ちで好きな人たちという形になっていくきらいがあるようです。
合作スタイルをとることである程度負担の軽減は出来ますが、それも成功するかしないかなど色々微妙な点もありますしね。
ただ後述するようにアイマス2でどうなるか。ということもありさてどうなるか。
・ノベマスPの隆盛は続く。次なる問題点の解消へ。
ツール系で充実している点もあるため新規参入のハードルは低く、ノベマス、架空戦記系作品は現状通りかなり多いです。ただノベマスの問題は、よほど話題にならないと中途参加はほとんど無理。という点です。手軽なため本数が多く投下できますけど、最初の食いつきが悪いとそれから増やすための方法論がいまいち...という点はまだ解消されてないかなあ。個人的にはPV系Pと組んでキャッチーなOPを作ってもらう、あるいは、イラスト系Pと組んでダイジェストを作成するという手があるかと思いますが...。
そんな中で、個人的にはアイマスクエストのておくれPが帰還してくれたことがうれしい出来事でした。無理せず続けてほしいですね。
・アイドルマスター2の周辺
PV見て真にびっくりしたのですが、その髪の毛、手のモデリングでうひゃと思って、なんて真美の勝利と嘆息したあとと、雪歩の中の人交代劇にも(ある程度予期されたこととはいえ)驚きました。ああいうタイミングが一番報告しやすいのでしょうけれど、イベントであるがためにがっくりすることも多いかもしれません。
中の人の雪歩の声もラジオなどで聞きましたけれど、twitterやニコラジでのライブ参加者たちのコメントと同じようにあまり違和感を感じなかったです。
たしかにアイマスってちょっと微妙なコンテンツで、アイマスキャラと中の人が不思議な親和性だったりそのギャップで楽しみでもあるんですよね。リアルアイマスとしての声優の変化を楽しむ側面も確かにあるといえましょう。自分だって春香を楽しむ一方で、ライブでの中村先生の様子も楽しみですし、中の人、外の人というか、どうしても出てくるオリジナリティ(パーソナリティか)を楽しむ面もあります。
たとえばそれは律子の中の人である若林"神"が見せるシンクロニシティだったり、どうしても中の人成分が出てくるキング(たかはし智秋)のディーヴァっぷりだったり、どうも今回は中の人がはみ出したというかよほど楽曲を気に入っていたらしく、地声で歌ったという伊織の中の人である釘宮理恵さんだったり。特に釘宮さんが「my song」を歌いきって感極まって泣いてしまうとか、まぁそういう話を聞くと本当いろいろ面白そうだったんですが。...まぁ、DVDやBDでも釘宮さんの歌うシーンは入らない(というポリシーらしい)ので、リアルで見れない自分はギギギとうめくしかないんですが。
たしかにそういう面ではゆりしー(はせしー)こと長谷優里奈さんの離脱は確かにショックが大きいでしょう。雪歩≒長谷優里奈さんというわけで微妙な同一感があるわけで。でも大人の面としては、まぁ、正直、今の声優としての立ち位置が微妙な彼女がアイマスというコンテンツに拘束されることを嫌う理由もわからないわけでもないです。それではアイマスにとっても、長谷優里奈にとっても、いい結果を出すことが難しいのかもしれませんしね。
新たに雪歩役になる浅倉杏美さんには今後ともがんばってほしいなぁ。と温い(ぬるい)周辺人としてはそう思うわけです。今の関心は「Kosmos,Cosmos」「ALRIGHT*」という、アイマス楽曲でもわりと好みな雪歩曲がどう変化するのか、というのもあるのですが(笑)。
ゲーム本体としてはもう少し作業ゲーな部分をなんとかしてもらえればねーwとか思いますが。
あれ、ゲーム単体としてみたら致命的なほどつまらないんですよね...。ネット対戦でもしないかぎり飽きてきますから。
ぜひとも懐に余裕のある人はXbox360でアイマスをみてもらいたいですよね。初めて自宅で見たとき、それまでYoutubeやニコニコ動画で見てたムービーでもすごいと思いましたけどさらに桁違いで驚きましたから...。それが2になるとどういうことになるのやら。今から期待してます。
(いや、いい加減自室のXbox360がCoD4 or Cod4:MW2専用機というのもどうかと思うので...)
あと2にはBB(ブルーバック)機能が搭載されるのか。どうなるのか。無いとなると、状況は「七夕革命」前に戻りますけど、あのころと違ってある程度knowledgeというかノウハウは蓄積されているから...どうなるのだろう。
これからの予想図。
えーっと、どうなるのかなぁ。バンナムのディレ1あたりがいろいろと燃料投下していくでしょうから、もうしばらくニコマス界隈が続くとは思います。MMDはどうなるのか。876、夢子あたりのキャラとかがあれこれと試していくのでしょうか。
早速、PV1の動画を作ってMADを作っているPが現れていますが、早すぎだよ!www
ニコマスという場がどうもアイドルマスターというコンテンツ以外でP同士の連携で違う方向へも進みつつある昨今、どうなるのでしょうか。アイドルマスター2が出る来春までもう少し祭りは続きそうですね。
ちょっと自分のほうは持分時間の中で丹念に追いかけるほどの余力は無くなりつつありますが、思い返せば「ニコマス」界隈が成立していたのって07年ですよ! もうかれこれ4年も続いたムーヴメントですから、Pの入れ替わりもあったりするわけです。
新しい時代が来るのか、後から思い返すようなものになるのか、それとも単なる「ああ、そんなこともありましたね」ということで終わるのか、まだ先は見えませんけど、出来るから、ニコマスに関わるP、見る専たちにとってもいい記憶となってほしいですよね。
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