2011年3月3日木曜日

20110302のアレコレ

#...まぁ、なんと申しますか。
ファンに気遣われる開発者という構図なのかな?
悪い細菌が繁殖するのもそれなりの土壌があってこそだよね。

アイマス2のリリース数が初週3万4000本。ゲームとしては...まぁ、特筆すべき売り上げではないなぁという話からアレコレ。自分も読んでいるニコマス関係諸氏の方々のレビューもまぁ、奥歯にモノ挟まったような表現もあるし、ホッとした内容もある。第一、自分も色々プライベートがゲームやる暇ねーよ状態というかねプライオリティが下がっているのは確かで(短期決戦でクリアできるゲームでもないし)、まぁあとでプレイするかぐらいと考えているのもあります。だから、ゲームとして面白いorクソゲーなのかという評価はパスです。
(かなりの確率で買いますけどね...)

...まぁ、でもアイマスってコンテンツ、もともとゲームの面白さで売っていたのか。っていう率直な疑問がありまして(苦笑)。難しいと思うんですよ。アイマスのコンテンツでゲームって。もともとXbox360のハイデフ(笑)な環境でヌルヌル動くアイドルたち!で注目されていたわけであって、ゲーム性の高さで売れてたわけじゃないっていう観点を忘れてます(苦笑)。
あと、もう、色々とファンの間でアイマス像がそれぞれ出来上がっているから、ゲーム内でレッスン積んで、オーデ受けてクリアして、その間のキャラの内面描写で足りない部分を補完する「だけ」なんですよ。そりゃスタッフだって苦しんだでしょう。だって、キャラはそのまま継続ですし、新しい「足りない」部分を補完するには筋道を立てる必要があるし、筋道ってことはストーリーで、足かせ的イベントがないといけなくなる。
頭抱えたスタッフがL4Uとか作っていたのもわかります。そこのところをぶん投げて、キャラ造詣をアイドラとか、CDとかラジオ内で任せればねぇ。大体、アイマスのゲームってPSPもDSも敗北傾向ですよ。自分もゲームが劇的に面白いから買っているわけではないし。
「綺麗な画像でアイドルの女の子が歌にあわせてダンスして、それを自分なりにカスタマイズできる」というギャルゲーというか微妙な立ち位置のゲームじゃないのかな。
 今回のアイマス2は無印の進化としては正当なものかもしれませんけど、ゲーム性は元々作業ゲーの側面か強いしなぁ。あれで、ダンスエディットとか、ステージエディット、カメラ配置とかをコントロールできて、それでオンラインで見せ付けあう。とかいうタイプだったら、いろんな意味で盛り上がるでしょうけどねぇ...。

というわけで、アイマス(ニコマス)外縁の人から見た視点の話を読んで、言いたいことは良くわかるし、事実その通りなんだろうけれど、内部とのギャップがあるんだなぁと思ったのでメモとして。この話続く...ほど精神のスタミナあるかな(苦笑)

#アレコレ書こうと思っていたネタとか。
「銀英伝」の二次小説である、「銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝) 」、面白いと思っている口ですがどうなるんだろうなぁ。
この作品、銀英伝でわりと不遇というか、あまりいい扱いされていないキャラとかの救済という側面の一方で、ラインハルトとキルヒアイス、そしてヤンの人格的や行動規範の問題がありありと描かれるという、非常に手厳しい側面もありまして。
ああ、確かにラインハルトの判断一つで(本篇作品中でもあっさりとした記述しかないが)、数万以上の民間人が失われているので、決して理想的な専制君主じゃないよ。ということがあかされてしまっていたり、ヤンのある意味高潔というか淡白ともいえる価値観の持ち主だが、それは結局のところ同盟国民の心情をまったく理解していという点もありというところが描かれて、はや「銀英伝」を読み終えて20年近くたっているのに今更、その点に気が付いてみたりという驚きがあります。そういう意味で非常に楽しみな作品でもあります。銀英伝ファンだった人なら楽しめるんじゃないかな。
(目下の楽しみは、同盟ファンとして同盟軍の理想的な人材達が、まったく予想外な描かれ方をしているトリューニヒトたちとどう進むのか、という点と、不安なのは物語冒頭のシーンにどうやって持っていく気だろうか、という点ですが...あれ、無しにしたほうがしばりが無くていいと思うんだけどね)

メタな価値観でいえば、銀英伝を書いた田中芳樹氏があの当時...ええっと、何歳だ、30歳から書き始めて38歳で終わっているのか。大体自分もその年齢に達してみると、物語として色々思うことはありますね。
でもまぁ、「二十代後半になって銀英伝に影響を受けすぎているのは幼すぎる、思春期のころに銀英伝に影響を受けなければ熱意が足りない」と、チャーチルが共産主義について語った台詞を剽窃するまでもなく、物語には「その年頃に読むべき」ものがあるのでしょう。銀英伝は「その年頃に読むべき」ものだと自分は思いますけどね。
長くなったので、この話もろもろは続く...かな。


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