#エジプト、ムバラク大統領辞任
エジプト民主化バンザーイと素直に喜べる歳じゃないんだよなぁ。とため息つきながら見ている人はいますでしょうか。自分はそうです。
・一説に識字率30%(!) という国民の(言い方は非常に悪いですが)民度レベルが果たして民主化へと舵を向けられるのか? 単なる扇動による革命騒ぎではないのか。とすると歴史的事例に基づきイスラム原理主義的な反動が出てくるのではないか。イランのように。
(ただ、識字率がアテにならない点もある。55%という説もあれば70%前後ということもある。アラブの言語体系では話し言葉と書き言葉でかなり違うという話もあるがなんともいえないが、中東諸国ではあまり良いとはいえないだろう)
・上記の識字率の低さから、今回の政変としてエジプト国内の経済悪化など一般大衆の不満があったものの指揮扇動しているのは一部の特権階級者であるため、そのうち内ゲバ騒ぎになってくるんじゃあるまいかとかヒネた目で見てしまいます。
・あと忘れてはいけないのは軍組織の動向ですね。どちらかというとイスラムや東南アジアだとやはり軍部の意向も大きいものになりがちです。
・ムスリム同盟、あるいは過激なイスラム原理主義優位になると、当然スエズの反対側にいるアンタッチャブルなイスラエルがなにを考えだすかと思うと、エジプト-スエズ-イスラエルという、まぁ色々あったにしても安定化していた重要チョークポイントが一気に不穏当な空気になるんですが。
自分はその国が混乱なくスマートに政権移行などが行える、あるいは民主化へ移行できる要素として、子供の識字率と乳児死傷率がある程度の目安になるだろうと思います。
つまり子供に対して手厚い教育体系と医療体系があるのはその国の文化、治安、政治体制によって維持できるからです。(無論、そのあとには経済基盤の有無も有効になるし、高度教育もかかってきますが)
これが維持できないとアフリカで問題になっている少年・少女兵士が跋扈するし、エイズ対策に処女を収奪するような迷信が飛び交う温床にもなるわけですから...。
結局、民主化がすべての問題を解決できるわけではないのです...。ハンナ・アーレントを持ち出すわけでもなく、民主主義政権を維持できるのは国民にある一定以上のレベル゛か必要ではないかというわけで...。エジプトの行き先が不安ですね。
#スマートフォン日記
定番アプリを色々入れて、設定しています。まったく違うOSだということを頭に入れておかないせいで最初は難渋しましたが、最近あちこちにメールを打つ用件があるので一応はなれてきたかなぁ。しかし、週末に早々と出先でバッテリ消耗になってしまい、こりゃモバイルブースターがいるか。と色々考えてもみたりしています。
しかし、技術の進歩に(今更)驚いています。だって、音声認識が自分の癖のある発音でも拾えたり、名刺リーダーの驚異的なパターン認識など、技術革新はもはやここまできたのか!?と驚かんばかり。
あとLife Hack系界隈では定番ツールとなっていたEvernoteもインストール。
自宅や出先で読みきった本の記録、Twitterのポスト、はてブなどを取り込み開始しつつあります。手帳はあいかわらず「ほぼ日カズン」でやっていますが、ユピキタス・キャプチャーというか、自分の脳内記憶領域を移せる限りは外部にはずしてみてどうだろうかと思います。
こうなると手帳の役目がかなり曖昧になりますが、書くことで必要なものもありますからToDoリストというよりは日記的なものに近くなっていくのかもしれませんね。
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