2014年6月26日木曜日

20140625の記録

#深夜にて。
真夜中、明日は色々あって早起きせねばならないので(サッカーもあったしさ!)、早々にベッドに入って寝ていたら部屋のチャイムが鳴らされてドアが叩かれる。
「あー、よっぱらいかごるぁ」
と恐ろしく不機嫌マックスで玄関に出たら、警官と消防士が立っている。はぁ!?
見れば、玄関のほうでは赤色灯がくるくる回ってる。マジ!? 部屋に明日持っていく資料とか機材あるんですけど!
「この階から火災警報が出ているんです、大丈夫ですか?」
「...(ほとんどフリーズ状態)、は、はぁ。大丈夫ですが」
「確認させていただきます。お宅上がらせてもらいますがよろしいですか」
「...(か、艦これ起動させたまま寝てないよなぁ。秘書艦、伊-19にしてないよな)だ、大丈夫です」

 結果的にいうと自分の部屋はなんともなくて、おそらく反対側にある部屋のほうからじゃないかという話に。うーん、以前も確かあったなぁ。と隣人と消防士に人にちょっと話す。数年前にも警報機が鳴ったんですけど、自分が警報機止めましたよ。ええっと、たしかその時は上の階の住人さんの洗濯機から漏水して...という話をしたら、上の階の住人さんが慌てて部屋に戻っていた模様。あとでおずおずと、す、すいません、洗面所まわりに水が溜まってるんですけど...という話で消防士がぞろぞろと。
 そのあと、消防士さんと漏水したりすると報知器が誤作動しちゃうんですよ。外回りとか確認させていただきますねーと言われて、やれやれと部屋に戻る。...眠れるわきゃない。しょうがないんでベッドで寝ながらリモートで艦これやりつつ、寝ぼけ眼で明日の業務に行くわけで...。

#サッカー
ってなわけで、ドタバタあって前半見なかったんですがね。敗戦でしたね。
色々と細かいディティールの話をすれば、選手のケガ続出とか本田の不調とか色々ありました。コンディショニングには失敗したんじゃないだろうかと思います。そこらへんはちゃんと協会側がリポートを出して明らかにしてほしいですね。前回は高地トレーニングがうまくいったので、国内で負荷トレ、暑熱地で身体の発汗を促す、現地は温暖な場所。という判断が良かったのか、その間のトレーニングに問題はなかったのか、という点はあります。
ただ、それ以上に、多分、チーム内情にそれほど致命的な問題が無い状態で、日本の持てる能力すべてで攻撃的に行った結果がこれであるならば、まぁ、これは今の日本の実力なんだろう。というわけで、ドイツ大会ほど徒労感とか失望には囚われてはいません。「次だな」というのが最たるものです。

たとえば相手チームが良くより日本側を研究した結果、左を封じ込めにかかった場合の打開策が日本側にはあまりなかった(というか、アジア諸国の対応策程度だったら日本側のほうがうまく打開しちゃうので、W杯出場国がガチでやってるのを払いのけるほど能力が無かった、というべきですか)。というのもあります。

あと、前回のエントリにも書いたように、選手たち個々の戦術眼がどうしても見劣りしてしまう。たとえばコロンビア戦の後半、逆転されたシーンなんて最たるもので、あそこはどうしたってバイタル手前で止めにかかるしかない。止められないと、DFは絞る(選手間の距離を縮める)、人数が足りてないからマークしきれない選手が出る、の悪循環が発生して入れられるわけです。ギリシャ戦の長友のクロス一辺倒もそうですし、本田のプレーにもちょっと悪いときそのままでした。

何が出来て、何が出来なかったか、色々考えて再度チャレンジするしかないでしょう。スペインだってイングランドだってイタリアだってGLを突破できずに帰るわけです。いいチームを作ってもほんの些細なことで行けたり行けなかったりする。W杯の怖さと楽しさがそこにはあるんだと思うのです。だからこれで負けたからって日本サッカーがダメだとかそんなわけじゃない。

サッカーの趨勢として、ほぼ6年以上のスペインサッカーのティキタカ、というかバルサに対表されるフィジカル優位ではないショートパスサッカーが否定された。これからはカウンターだ、という論説には今一賛同しきれていません。スペインはどうみても世代交代サイクルの狭間ですし、モチベも低かったのはいなめない。どうもぼやんとしたまま試合に入ってしまったような感じですね。
サッカー全体として考えると、ドイツ代表というかドルトムントみたいなゲーゲンプレッシング(相手にボールを渡すことを厭わず渡った瞬間にプレスを仕掛けてボール奪取、ショートカウンター気味に相手ゴールに迫る)、あるいはバイエルンみたいなドイツの従来ながらのスタイル+バルサ風味に収れんしていくんだろうと思いますが、これはあとあと見てみないとわかりませんが。

なので日本サッカーは今のアプローチを続けてくべきだと自分は支持しています。ショートパス主体で相手DFを翻弄していく。ただ、それだけじゃなくて、もっとチームとしての戦術眼の向上、試合運びのコントロール、そして選手間の連動性(運動性じゃないよ)とかを上げていく必要がある。
日本サッカーとは96年にW杯に出る前後の悪戦苦闘を見ていれば、選手層の薄さで負けて、1対1で勝てないからプレスを行い、才能あるタレントがいても一本筋の通ったチーム戦術(哲学)が無くては勝てないと悟り、プレスでも無理だからDFラインを下げてカウンターにかける戦術を選び、それじゃ勝負に負けないだけで勝ちに行けないから攻撃的にタクトを振って、今に至るのが流れなので、本当に攻撃も守備もチーム戦術としての運動性と一貫性が必要なのだ、と悟ってほしいですね。

とはいえ、今後数年以上、代表戦はアジアカップなどを除いて年間10試合程度。国家代表チームがより戦術的に洗練されたものにはなりにくいのも事実で、やはりクラブチームのほうが戦術的に見るべきものが出てくるのは否めない。というと、それ相応に国内リーグが勃興して、選手の戦術、能力が向上していくのが一番なのだという当たり前の結論に達するわけです。

さーて、札幌在住としては小野もみたいしC札幌の試合にいくかーと企んでるところですよ。

サッカーは負けても次の日は来るんです。また応援し、日本の選手が活躍するのを楽しみにしよう。
いつか、生きている間に日本がW杯で優勝し、チャンピオンズリーグで日本の選手が活躍し、日本のクラブが世界クラブ選手権でトップをとり、そして世界のどこかで子供たちや大人が「日本のサッカーは楽しい、Jリーグは一度でいいから見てみたい/プレイしたい」、そう語る日がくることを信じて。




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