虎07潜(タイガーゼロセブン)を救出せよ (上) | |
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虎07潜(タイガーゼロセブン)を救出せよ (下) | |
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韓国海軍の最新鋭潜水艦「虎07」が沈没。そこは東シナ海の印月ガス田付近-排他的経済水域(EEZ)を巡って日中が牽制し合う係争地域だった。そしてほぼ同時に、中国側海上掘削プラットホームはテロリストに占領された!
ってなアオリで始まる大石先生の新作。あれー、今年の上半期に予告されていたのにまた随分かかっちゃって・・・GCBにハマっているらしいから致し方ないか(w そんなことはさておき、購入次第、上下巻一気に読みましたよ。
あいかわらずの小ネタ満載。キャラの名前で遊ぶのはいいとして、一番最初の××海軍が仕掛けたトラップ名は眩暈しましたが・・・。ついでにそこはかとなく隣国のしょうもなさが漂うのもなんというか・・・。
物語自体は昔の潜水艦モノを彷彿とさせるテーマでしたので、ある意味ホームグラウンドを再度確認したというような感想です。面白いですよ。
ああ、そうそう今回、ババを引きまくってしまい、事態収束に駆け回る羽目になる日本側ですが、毎度おなじみの部隊の面子も出てきます。あと、妙なガジェット使う海自のアレとかも出てきますがね。
ちなみにサイレント・コアの司馬さん、先生曰くイメージはパトレイバーの南雲隊長っていうんですが、自分の脳内イメージは出たてのころは水野美紀だったんですが・・・(w どうも南雲隊長が切った張ったするイメージが思い浮かばないのですよ。
そうそう冷戦崩壊前から大石先生の話を読んでいるこちらとしては話を作るのも大変かもなーとは思いますよ。昔は、アジアものでもどこからそんなネタを?ってなぐらい先走った話をもってきてたんですが(東ティモールや、ブルネイなどの問題とか)、どうもキナ臭いエリアが日本国周辺ばかりに多いので(苦笑)、必然と物語は日本近海になってしまうような・・・。次の話はどこを舞台にするのやら・・・。
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