2005年4月22日金曜日

合掌・・・ロック岩崎氏死去。

ニュースを読んで驚いた。

小型機墜落:曲芸用1人乗り、操縦の男性死亡--兵庫」(毎日新聞)

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操縦していた茨城県小川町、パイロット、岩崎貴弘さん(53)が全身打撲で死亡した。
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「ロック岩崎」じゃないかよ!!!(涙) 
航空自衛隊でF-86、F-104、F-15と乗り継いで、米軍との共同訓練ではあのF-104でF-15を「撃墜」した逸話を持つ名パイロット。今はビッツ・スペシャルを駆って日本各地の航空ページェントを回っていたあのパイロットが・・・。

ちなみに著作はこれ。読んだことはあるが、パイロット気質のひとつが垣間見られて面白かった。

最強の戦闘機パイロット
岩崎 貴弘
講談社 (2001/11)
売り上げランキング: 239,002
通常3~4日以内に発送
おすすめ度の平均: 4.75
4 名パイロット"Rock"岩崎の戦闘機時代
5 男の夢
5 一度はあこがれたパイロット


去年、あの丘珠飛行場の鮮やかな青空をバックに華麗なテクニックを見せていたのが忘れられない。
あれが最初で最後のロック岩崎氏の体験になるのか・・・。

ただただ合掌。ご冥福を祈ります。

追記)2005/4/21 16:36 敬称がないなどの問題があったため、タイトルなど見直した。

2005年4月20日水曜日

武装解除 -紛争屋が見た世界/伊勢崎 賢治

武装解除  -紛争屋が見た世界
伊勢崎 賢治
講談社 (2004/12/18)
売り上げランキング: 1,659
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 5
5 驚くべき内容
5 秀逸-今こそ
5 現実的、刺激的な一冊


それまで積読でしたが、「第弐齋藤」さんで取り上げられて絶賛されていたのを機に読んでみました。いや、本当に面白い!。

筆者は大学時代、インドのスラムでNGOとして住民運動をオーガナイズして強制退去処分を受けたあと、アフリカのシェラレオネで10年あまりNGOの現地リーダーの一人として経済復興に携わり、その後東ティモールのPKOに参加する。そこから筆者本人曰く「紛争屋」と言う武装解除を専門として、内戦直後のシェラレオネ、そしてアフガニスタンの武装解除に携わっていくことなる。
武装解除といっても、その方法はおよそ一般の人々が思い描く方法ではない。PKOに参加する多国籍軍組織、警察組織、国連組織を使い、地域の軍閥達の間に立ち、ありとあらゆる手段(なだめ、脅し、信頼を積み、金を乗せ、強権を使う)でDDR(武装解除・動員解除・社会再統合)を行っていく――。

本当に面白く、そして考えさせられるお話でした。国際社会が民主化という薄汚れた錦の御旗のみを掲げ、人道主義すらなくなったこの時代で、NGOといっても変質し、紛争地域復興という名目の利権にあさる――。社会にある矛盾の中で頭を抱え、嘆息し、悪態をつきつつもタフなネゴシェーターぶりを発揮してDDRを貫く筆者の「泥まみれ(現実)での理想主義」がそこにはあります。

そして最終章、かかるこのような事態の中で日本の問題にも触れられていますが、イラク派遣については是としている自分も考えさせられましたね。紛争を食い止めるのは、結局のところ金と武力であり、そしてそれらを統括する文民が必要であり、決して軍に政治的判断を求めてはいけない。と筆者は断言していますが、自分もこれに同意します。そして最後の言葉はあまりにも重い。

国際社会のおいて、地域紛争はいかに発生し、いかに平和へのプロセスを歩んでおり、そして歩むべきか。について興味がある人は読んで見てソンはありません。いや、本当に!

2005年4月18日月曜日

近頃読んだ本、その一。

信長軍の司令官―部将たちの出世競争
谷口 克広
中央公論新社 (2005/01)
売り上げランキング: 3,190
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 きっかけが池上遼一だったりするわけですが



信長の親衛隊―戦国覇者の多彩な人材
谷口 克広
中央公論社 (1998/12)
売り上げランキング: 14,364
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.5
4 信長の天下統一を支えた無名の側近たち
5 信長周辺の若者の魅力満載!



信長について、主に人材面の活用からアプローチしているのが面白い。

「信長の司令官」では、本能寺直前までの信長勢力拡大に伴う指揮官レベルの人材適用の巧みさが描かれており、初期の頃では活用されていた人物が次第に等閑されていく様や、丹羽長秀が信長に使われていたわりには決して柴田や羽柴のようにある特定のエリアを担う方面軍指揮官ではなかった(つまり、彼はその器ではないと信長は判断していた・・・ただし、信長直轄の作戦や政策、安土城の普請などをおこなったが)こと、そして、信長の思い描く政治と軍事システムにおいては、織田家すらそのシステムの一部・・・つまり、嫡男の信忠が織田家直系および地元の豪族集団を纏めていた・・・ことが描かれている。
「信長の親衛隊」はこれよりよりミニマムな、本能寺の変で全滅した信長の小姓達が描かれている。小姓という呼び名に誤解を受けるが実態は信長の政策運営スタッフ集団であり、ここで抜擢を受けた者達が戦国大名やひとかどの武将となっていくのだ。こちらもまた信長の勢力拡大に伴うシステムの変更などを取り上げている。

戦国時代に興味のある人はオススメです。

まぁ、だからどうしたというわけでもないが、これを読むにつれ、佐藤大輔氏で三州公(家康)が永遠の突撃を行っていると2chのスレで嘆かれる「信長」シリーズ(もう三度も出版社をかえているのでタイトル言うのも面倒。つまり、本能寺の変に生き残った信長が巻き起こす凶悪(wな近代化、例えば火力の大規模運用、小西行長率いる参謀本部の萌芽、帆船技術の獲得等の果てにイスパニアなどの欧州連合軍と矛を交える・・・予定で、最後の国内内乱、対家康との戦いのクライマックスで筆が止まったきり続きが一向にでない・・・)を読みたい気持ちにさせられるのだが・・・はてさて、いい加減続きを書いてくれませんかねぇ>信長もの。

2005年4月17日日曜日

愛がなくても喰ってゆけます。/よしなが ふみ

愛がなくても喰ってゆけます。
よしなが ふみ
太田出版 (2005/04/16)
売り上げランキング: 161
通常24時間以内に発送




やべーっ、この話読むとダイエットして5kgは落とさないととか思っていつつも無性に何かを喰ってしまいそうになる。そんな料理エッセイ+漫画です。

作者本人(wを思わせる人物(としておこう)と周辺の人物たちによって繰り広げられる様々な食べ物食い歩きツアーのエッセイ集。合コンありの、ゲイだとカミングアウトした友人とのスシ屋でのやり取りとか、もう笑ってしまうエピソードです。そーだよなー、美味しい食事と美味しい酒と語らう友人たちがいれば何の不幸がありますまいか。

つーか、普通の料理(の食べ歩き)エッセイでこんなに笑えていいんだろうか、ってぐらいに赤裸々なネタがちりばめられていたりして笑ってしまいました。落としも上手ければ、小ネタも最高です。シリアスな場面もちゃんとインサートされていたりしてね。男気溢れるシーンがあれば、笑うに笑えないネタもあるにはあるんですが(w

よし、決めた。今週も飲みにいったけど、また友人誘って上手い料理を食いに行こう。そんな気にさせる作品です。

2005年4月12日火曜日

ナン・センス!

no image
ナン・センス!
posted with amazlet at 05.04.11
ナンデ シューゴ
日本文学館 (2005/03)
通常4日間以内に発送





※4/11日現在、Amazonの画像イメージはないので、ケータイで恐縮ですが画像ファイルを貼り付けます。


050318_20030001




友人が本を出版しました(拍手!!!!!)。

著者献本は以前から頂いていたのですが、amazonに取り上げられたので、紹介を兼ねて取り上げてます。
内容は・・・なんとも形容しがたいですが、ジョーク本です。かなーりウィットが効いてます。本人も愉快な人物ですが、本も中々に愉快です。読むとクスリと笑わしてくれる、そんな素敵なショート・ショートな物語の数々が納められてます。とてもじゃないですが、卓球やってる仲とは言えませんが(w そんなことはどうでもいいか。

一年近くかけて色々と話別にフォントとかいじり倒していたので、きっと印刷担当の人、泣きそうだったんじゃないかと思うんですが(w、労作の一品、是非に是非にクリックして購入なんてしていただけると嬉しいです。はい。

2005年4月10日日曜日

紀伊国屋書店 札幌本店に行って来た。

北海道新聞の記事はこちらから→"http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050408&j=0025&k=200504081157">


非札幌在住の方に手っ取り早く言うと、札幌ではヨドバシカメラの進出以降、駅の巨大テナントビル、
ステラプレイスや大丸の進出もあって人の流れがそれまでの大通り=狸小路から、4条ほど北のJR札幌駅近辺にかわっている。そして、
ステラプレイスの旭屋書店は札幌最大規模、駅のビルということもあって結構な売り上げで有名だった。
一方の大丸には三省堂がカフェと併設して入っており、まぁ穏やかに本を探す向きにはこちらもいいらしい。正直なところ、
自分が読む専門書(PCや歴史書)については三省堂の品揃えが満足いくものではなく、もっぱら旭屋ばかりなのだが。


ともかく、札幌市内中心で言えば、旭屋書店の一人勝ち状態だったのだ。元々古くからある紀伊国屋書店がそれを座視しているわけもなく、
郊外の支店を整理し、旭屋書店の反対側、ちょうど大丸、ヨドバシのある西口に出店してきたので、この連休中ぶらりと言って来た。


約四千三百平方メートルの売り場に約八十万冊という売れこみどおり、凄い本の量。コンビニテイストな本の配置で、
平台と呼ばれる置き方ではなく、棚に表紙を立てているスタイルなので、見やすいと言えば見やすいだろう。


だがしかし、書籍数を増やすためなのか、書籍と書籍の棚の幅が狭く、
一人が片方で本をじっくりと探そうとしたりしてしゃがみこんだり本をめくっていたりすると片側の書籍を見ることが難しかったりして、
非常に難儀してしまった。コンベックスとかで計ったわけではないが、旭屋書店よりも狭いんではないだろうか、
それとも混んでいるだけの錯覚なんだろうか。

今は混んでいるので、もう少し客足が落ち着いたらもう一度確認しようかと思っている。
それまではちょっと遠出でもコーチャンフォーがゆっくり本を探せたり内容を確認することができるのでそちらを使うか、旭屋を使うだろう。


余談だが、西武loftの紀伊国屋書店、札幌本店とあれだけ近いのなら統合してもいいんではないかと思う。
本音を言えば空いたフロアに無印を拡充して、願わくばMujiCafeなんて来てくれるとありがたいのだが(w。


 



2005年4月4日月曜日

ナショナル・トレジャーを見る。

ナショナル・
トレジャー


世界の様々なかき集めた巨万の宝物は一様に独立戦争の激化するアメリカで忽然と姿を消した。それは、
秘密結社フリーメーソンの手によるもので、宝の在り処は、アメリカ合衆国独立宣言書の裏に刻まれているという――。

その秘密を知ったトレジャー・ハンターのゲイツはそれまでの相棒、イアンとの意見の対立からアメリカ合衆国独立宣言書、
そして巨万の富を巡っての争奪戦を繰り広げることになる――。



まー、お宝探しとなると菊池秀行の「トレジャー・ハンター」シリーズが懐かしいのだけれど(w あ、今じゃ「ダディ・フェイス」か。
ともかく、肩の力抜いて見ていたなぁというのが正直なところ。

アメリカでヒットになったのも無理はない話で、アメリカ独立にまつわる史跡がこれでもかと出てくるわ、
根性ひねくれているに違いない手がかりの数々でテンションを落とさずラストシーンまで突っ走るのでオキラクに見れるでしょう――まぁ、
アクションモノなので、それはそれで一つの正解なのですが――。日本で言えば、
三種の神器を巡って出雲大社や皇居を駆けずり回るようなものだと思ってもらえればいいかと。


ただ、ニコラス・ケイジの中年ぶとりした体型を見て、ああ、「ロック」の頃はまだ若かったのに。と思った自分も結構歳をとったかな、
と思うのでした・・・。