2005年10月23日日曜日

日本「動く海上基地」、高速輸送艦導入?

"http://www.sankei.co.jp/news/morning/23iti001.htm">日本版「動く海上基地」
で高速輸送艦を導入 政府、米に伝達
」(産経新聞 10/23)



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日本が導入する高速輸送艦は、海上自衛隊が保有する最大艦艇の補給艦「ましゅう型」(一三、
五〇〇トン)を上回る大型艦を想定。甲板ではヘリコプターのほか、偵察機などの航空機の離着陸も可能にするが、
攻撃型の空母とは運用も装備も異なっている。


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なんだ? このニュース。おまけに平成二十年度に建造!? 恐ろしく早いテンポだな。また扱いかねている「テクノスーパーライナー」
(TSL)も転用する可能性があるとも伝えている。
使い道が無くて(燃費も悪いというので)以前から自衛隊が使ったら?とか囁かれていたのだから、まぁいいんじゃないかと。



まず、高速輸送艦というとアメリカのバカげた前方展開能力を支えるT-AOE「サプライ」級、満載排水量4万9千トン、
最大速力30ノットという化け物輸送艦があるけれど、記事にも出てる最大の輸送艦「ましゅう」は24ノット。高速というからにはせめて
「ましゅう」よりは速力は上か。だからTSLの話が出てきたのだけれど、こちら40ノットなんだが如何せん積載力(普通車30台、
乗員260名)がいささか・・・あればあったで便利ではあるのだが、あまり記事の話どおりいくとすればモノが違うだろう。

まず、まっとうに考えれば作った途端に馬車馬のように働かされている「おおすみ」型の改良だろうか。
空母型のフラットな甲板をとったせいで搭載能力が少ない「おおすみ」型の大型化+高速化、そして様々な問題点の解決を図る。
そうなればいよいよもって全飛行甲板化、舷側、もしくは中央のエレベーターの設置か。そうなれば偵察機(おそらくUAV、
無人小型機か?)の運用も可能になる・・と。そんなところではないかと。いやぁ、使い勝手がいいんじゃないですか(軍オタの無責任な発言)。
まぁ、さすがにアメリカ海軍みたいにRORO船(ロールオン/ロールオフ、まぁ車両が自走して積み下ろしできる、
自動車運搬船です)に装備を入れて、佐世保あたりで事前集積、なんつーことはまだしないだろうけれど。



しかし、海上自衛隊もなんつーかここ数年、すごい勢いでBule Water Navyへの回帰?を目指しているなぁ。




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