忙しいのですが、ピークは見えました。とはいえ、次は仕事がピークなんだけど。
#所詮、誰であっても覇道は同音異曲。
「米グーグル幹部,ストリートビュー問題を語る――「効率的な新サービス導入には事後承諾がベター」」 from ITpro
なんだか、言い方がMicrosoftがぶいぶい言わせてたあたりとか、YahooBBがノリノリだったころの言い分そっくりですね!
自分たちがある程度の発言権(と信者)を得たと確信したとき、次に見せる振る舞いは似たり寄ったりなんだろーなーと思いますね。googleも結局はそうなるのね、と。まぁ、中国政府の検閲問題を認めたあたりから、あーそーそー、そうなんだ。という気がしてましたけど。(あまりこの件については触れませんよね。evilだと認めてはいるようですが)
googleの生み出すものはいいものがある。それは事実です。google map、Gmail、自分も使ってますからね。
しかしその振る舞いから、大胆さではなく傲慢さが滲み出たとしたら、結局googleもIT産業における凡百の企業でしかなかった。ということなのでしょう。まぁ、IBMもMSもAppleも任天堂もsonyも通った道ですからね。
#で、もう一回。
国連での麻生首相のスピーチがありましたけど、じゃ今度は国内の所信表明演説はどうだろうか。というわけで首相官邸のホームページから。
「第170回国会における麻生内閣総理大臣 所信表明演説」
「第170回国会における所信表明演説-平成20年9月29日」(政府インターネットテレビ動画)
さて、いささか民主党に対するあてこすりwは多いんですけど、ほんとスピーチとして読めば結構読ませるんですよ。動画でみてもらえると、ぐいぐい引き込まれる上手さがある。
これはニュースとかで編集されたものを見たりするより、無編集で見るのが一番かも。ただ20分は超えるので、ちょっと時間のあるときがいいでしょうね。
屈指の政治家スピーチといえば、W.チャーチルも有名ですよね。本当に名文だし、心振るわせるフレーズが多々あります。
ただ、NHKだったかな、以前に放送された実際のスピーチ内容を聞くと、意外とボソボソ話してるんですよね。
逆にスピーチと言えばやはりアメリカかもしれません。キング牧師のスピーチは、英語をヒアリングできなくとも、この情熱が伝わってくる・・・とくに「I have a dream!」という下りは是非とも見て欲しいなぁ。ケネディ大統領も同様です。・・・ちょっと動画探してみるかな。
��・・念のためいいますけど、このサイトであまり政治談議をするつもりはないのですが、まぁ、聞かせるスピーチは政治家にとって必須だよね、と、今は麻生首相を見て思うわけです。
2008年9月30日火曜日
2008年9月27日土曜日
途中報告
ほんと、マジで周辺がバタバタしています。いやー、どうしたもんか。
#潜水艦じゃなくて鯨?
あーはいはい、潜水艦ならわからないわけではないが、水上艦艇が潜望鏡を発見して、ソナーで追跡しててそれか? 本当なら<あたご>の乗組員はバカ揃いだし、カバーストーリーならもう少し本当のことをまぜないと。よく出来たSFは大ウソつくのに小ウソはつかないもんだからね。
まったく、海上自衛隊は旧海軍同様、国民をバカだと思ってるフシがあるな。
#まるで英文的、政治家のスピーチ
麻生太郎首相の国連でのスピーチ。いや、これってアメリカの教書演説? みたいなスピーチらしいスピーチを読んだような気がします。
多分同時翻訳ということを踏まえて英文に訳しやすいように文章を組んだか、あるいは最初から英文でスピーチを考えて和訳したかどちらかだと思いますが、段落が短く纏められた文章になっていますね。ダジャレのような単語(二日酔いa hangover ・過剰債務a debt overhang)を言いまわしているので、多分後者だと思いますけど。
とはいえこれがマスコミで報じられると、「インド洋の給油作業は続ける」みたいな短信での形になるので、ズコーということになるんだけど、どういうわけよ。
#潜水艦じゃなくて鯨?
あーはいはい、潜水艦ならわからないわけではないが、水上艦艇が潜望鏡を発見して、ソナーで追跡しててそれか? 本当なら<あたご>の乗組員はバカ揃いだし、カバーストーリーならもう少し本当のことをまぜないと。よく出来たSFは大ウソつくのに小ウソはつかないもんだからね。
まったく、海上自衛隊は旧海軍同様、国民をバカだと思ってるフシがあるな。
#まるで英文的、政治家のスピーチ
麻生太郎首相の国連でのスピーチ。いや、これってアメリカの教書演説? みたいなスピーチらしいスピーチを読んだような気がします。
多分同時翻訳ということを踏まえて英文に訳しやすいように文章を組んだか、あるいは最初から英文でスピーチを考えて和訳したかどちらかだと思いますが、段落が短く纏められた文章になっていますね。ダジャレのような単語(二日酔いa hangover ・過剰債務a debt overhang)を言いまわしているので、多分後者だと思いますけど。
とはいえこれがマスコミで報じられると、「インド洋の給油作業は続ける」みたいな短信での形になるので、ズコーということになるんだけど、どういうわけよ。
2008年9月20日土曜日
忙しいけれど雑記的に。
周辺色々と騒がしく、中々更新できませぬ・・・。10月になればちょっとは暇になるはずなのですが。
��潜水艦ネタ。
海自のホームページ更新ネタを取り扱った数日後に潜水艦ネタになって、アイタタと思ったのは自分です。
さてあの豊後水道に侵入された潜水艦話ですけど、どうにもこうにも釈然としない。
1) <あたご>は本当に潜望鏡を目視発見して初めて気がついたのか。
2) 潜水艦は本当にロストしたのか。
本当に豊後水道まで侵入されたなんて、WW2の末期じゃあるまいし無様にもほどがある。
日本の内海ですよ。200海里とかそういう問題じゃなくて、アメリカ人的に言えば「日本のバスタブ」。こんなことに侵入されて、潜望鏡上げられるまで気づきませんでした。じゃ、お前らそれで帝国海軍の末裔とか言ってんじゃないよ、ブラウンウォーター・ネービーの三流海軍だと笑われてもしょうがない。
��OSUSラインを潜り抜けられたのか?とかあるけれど、後の理由も含めてカバー・ストーリーであってほしいんだけどね。
しかし、<あたご>も色々な意味で不運艦名になったなぁ。<むつ>みたいなことにならなきゃいいんですけど・・・。
で、潜水艦はロストしたのか。
本当にロストしたのなら、もっと大々的に大騒ぎになっているでしょう。大石先生のblogでも、軍事系評論家、blogerの間でも、P-3Cや哨戒ヘリ数機であれば実はロストしてないな。という論調が強くなってます。さて?
で、一番自分が想像したもっとも楽観的な妄想展開は、
大陸側で潜水艦出港の情報をヒュミント等で入手→衛星画像で確認→SOSUSライン or 日本領海間際で察知。以後潜水艦 or 護衛艦で追跡→豊後水道に近づく→警告の意味もこめて<あたご>行動?(アクティヴ・ソナー?) or 潜望鏡を上げた段階で行動開始?→潜水艦脱去(w →P-3C 及び護衛艦の哨戒ヘリで追跡(つかず離れず)
外務省チャイナスクール系 or 首脳部から今回の案件について大騒ぎしないよう防衛省に指示→カバーストーリーでっちあげ
ってなカンジなんですけど、好意的に過ぎますね。最悪なのは、まんま新聞報道の通り、なんですが。
ただ、潜水艦の潜望鏡が上げられるまで気がつかなかったのか。っていう意見もあるのだけれど、どうなんでしょう。以前読んだ海自の潜水艦乗りの方の本でも、通常動力型であればソナーで探すよりも海面から出た潜望鏡を察知するほうが有効である旨あったような。
しかし、どうしてこの時期に? 色々と疑問は付きません。これも数年後とかに事実が漏れ出すたぐいの話なんでしょうか。
ただ海上自衛隊の中の人も厳しいのはわかる。モラルブレイク一歩手前じゃないかと思うぐらいです。
削られる予算、装備、増える任務。いつの間にやらインド洋派遣は定常任務。
いくら高速輸送艦を持っているのが、アメリカ以外数が知れているとはいえ、艦艇にも、人員にもダメージは積み重なっていく。人員をやりくりはしているのでしょうけど、新聞記事等でインド洋派遣が年数回とかいう隊員の話を読むかぎり厳しい状況が伺いしれます。
隊員間のコミュニケーションなど、組織面での崩壊が始まっていなければいいのですが。
一度崩壊しかけた組織を立て直すにはよほどの人材と時間、予算が必要ですよ。
無論、海自だけじゃない。空自のC-130派遣は終わる目処がつきましたけど、F-X問題は棚上げ、F-15の改造で場をつなぐ。C-130代替になるC-Xはこれに関連して予算がとれないため棚上げ。
陸自は比較的イラク派遣がまぁ無事で終わったけれど、装備の充実はあまり進まず。
80年代の夢のような予算額上昇、装備品充実の時代は過ぎ去ったとはいえ、今の状況は決して安穏とできる状態ではない。しかし国の財布は限られている。任務は増える。
どうすればいいんでしょうかね?
��潜水艦ネタ。
海自のホームページ更新ネタを取り扱った数日後に潜水艦ネタになって、アイタタと思ったのは自分です。
さてあの豊後水道に侵入された潜水艦話ですけど、どうにもこうにも釈然としない。
1) <あたご>は本当に潜望鏡を目視発見して初めて気がついたのか。
2) 潜水艦は本当にロストしたのか。
本当に豊後水道まで侵入されたなんて、WW2の末期じゃあるまいし無様にもほどがある。
日本の内海ですよ。200海里とかそういう問題じゃなくて、アメリカ人的に言えば「日本のバスタブ」。こんなことに侵入されて、潜望鏡上げられるまで気づきませんでした。じゃ、お前らそれで帝国海軍の末裔とか言ってんじゃないよ、ブラウンウォーター・ネービーの三流海軍だと笑われてもしょうがない。
��OSUSラインを潜り抜けられたのか?とかあるけれど、後の理由も含めてカバー・ストーリーであってほしいんだけどね。
しかし、<あたご>も色々な意味で不運艦名になったなぁ。<むつ>みたいなことにならなきゃいいんですけど・・・。
で、潜水艦はロストしたのか。
本当にロストしたのなら、もっと大々的に大騒ぎになっているでしょう。大石先生のblogでも、軍事系評論家、blogerの間でも、P-3Cや哨戒ヘリ数機であれば実はロストしてないな。という論調が強くなってます。さて?
で、一番自分が想像したもっとも楽観的な妄想展開は、
大陸側で潜水艦出港の情報をヒュミント等で入手→衛星画像で確認→SOSUSライン or 日本領海間際で察知。以後潜水艦 or 護衛艦で追跡→豊後水道に近づく→警告の意味もこめて<あたご>行動?(アクティヴ・ソナー?) or 潜望鏡を上げた段階で行動開始?→潜水艦脱去(w →P-3C 及び護衛艦の哨戒ヘリで追跡(つかず離れず)
外務省チャイナスクール系 or 首脳部から今回の案件について大騒ぎしないよう防衛省に指示→カバーストーリーでっちあげ
ってなカンジなんですけど、好意的に過ぎますね。最悪なのは、まんま新聞報道の通り、なんですが。
ただ、潜水艦の潜望鏡が上げられるまで気がつかなかったのか。っていう意見もあるのだけれど、どうなんでしょう。以前読んだ海自の潜水艦乗りの方の本でも、通常動力型であればソナーで探すよりも海面から出た潜望鏡を察知するほうが有効である旨あったような。
しかし、どうしてこの時期に? 色々と疑問は付きません。これも数年後とかに事実が漏れ出すたぐいの話なんでしょうか。
ただ海上自衛隊の中の人も厳しいのはわかる。モラルブレイク一歩手前じゃないかと思うぐらいです。
削られる予算、装備、増える任務。いつの間にやらインド洋派遣は定常任務。
いくら高速輸送艦を持っているのが、アメリカ以外数が知れているとはいえ、艦艇にも、人員にもダメージは積み重なっていく。人員をやりくりはしているのでしょうけど、新聞記事等でインド洋派遣が年数回とかいう隊員の話を読むかぎり厳しい状況が伺いしれます。
隊員間のコミュニケーションなど、組織面での崩壊が始まっていなければいいのですが。
一度崩壊しかけた組織を立て直すにはよほどの人材と時間、予算が必要ですよ。
無論、海自だけじゃない。空自のC-130派遣は終わる目処がつきましたけど、F-X問題は棚上げ、F-15の改造で場をつなぐ。C-130代替になるC-Xはこれに関連して予算がとれないため棚上げ。
陸自は比較的イラク派遣がまぁ無事で終わったけれど、装備の充実はあまり進まず。
80年代の夢のような予算額上昇、装備品充実の時代は過ぎ去ったとはいえ、今の状況は決して安穏とできる状態ではない。しかし国の財布は限られている。任務は増える。
どうすればいいんでしょうかね?
2008年9月14日日曜日
今日も海上自衛隊は平和です?
「海上自衛隊ウェブサイトの更新情報」 from アルファルファモザイク
わははは、いいじゃないか。日本は平和なんだよ。ちなみに何で海上自衛隊でレシピ?って話は、海上自衛隊の各艦艇や基地部隊の厨房メニューを紹介してくれるコーナーがあるため。
いや、読むと食欲がむらむらとわいてきますよ。
966 名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/11(木) 23:23:00
海上自衛隊ウェブサイトの更新情報
2008/09/09
本日のレシピ(鶏もも肉の青じそ炒め)を更新しました。
2008/09/05
本日のレシピ(ビーフカレー)を更新しました。
2008/09/03
��-3Cのオーストラリア訪問について
2008/09/02
平成20年度海上自衛隊演習(図上演習)の実施について
2008/09/02
本日のレシピ(きのこのマリネ)を更新しました。
2008/08/29
本日のレシピ(ふーチャンプルー)を更新しました。
2008/08/26
本日のレシピ(ありあけチャンポン)を更新しました。
2008/08/26
韓国海軍艦艇の訪日に伴うホストシップの派出等について
2008/08/22
本日のレシピ(カレー)を更新しました。
わははは、いいじゃないか。日本は平和なんだよ。ちなみに何で海上自衛隊でレシピ?って話は、海上自衛隊の各艦艇や基地部隊の厨房メニューを紹介してくれるコーナーがあるため。
いや、読むと食欲がむらむらとわいてきますよ。
2008年9月13日土曜日
それでコンサルか。
「大学の講義で、コンサルの社長さんから聞いた話」 from はてダ
これでコンサルが勤まるから世の中面白いな。
日本全体で考えれば不得意な部分は確かにあって、一つはエンジン。特に航空機用。これはもう歴史的な問題としてしょうがない。
今、シャカリキになってIHIあたりがやっているけれど、WW2以後の断絶が痛かった。エンジンというのは冶金技術など高度な技術の組み合わせだから、この点アメリカや欧米のほうが歴史のある分、結構前に行っている。今でも欧州の部品製造機器のほうが質がいい、という話を良く聞く。
あと需要が無かった、という点もおおきい。クルマのエンジンはどうか。航空機ほどシビアではないが、これだって技術レベルの熟成が必要だし、それ相応の需要があったからここまできていた。ジャンボやスペースシャトルは作れない、というのは需要が発生しなかった。それだけの話。
大量の部品を問題なく組み合わせることが出来る・・・いや、これ、欧米も日本も意外に大変なんですよ。多分、今プロジェクトマネージメントなどに携わっているエンジニア達の頭が痛いはず。
エアバスA380、ボーイング787とか絶賛大炎上。日本も人のこと笑っていられない。色々予算上の都合とかあるのだけれど、C-Xがgdgd感が強くなってきた。
日本側に立てば、「だって、予算がつかないせいで一年延びたから、まぁいいんじゃない。初めてだもの」という意見もある一方、「大体構造テストでダメダメだったという話があるからのびてんじゃないの?」っていう懐疑的意見もある。
ま、自分の意見としては、P-Xがわりと順調に進んでいるのでC-Xもさっさと問題点を出して改善するしかないんじゃないの? まぁ、炎上か否かは今年中に初飛行できるかどうかで判断するよ、という形で。まぁいくらなんでも今年度(つまりあと半年)には初飛行しないとなぁ。
少なくとも、自国内でクルマ部品を製造して完結させることが出来る国は数少ない。どうしてか。
でも読めば一発だよ。ほんと、工業製品全体のレベルが問われる一品なのだから。>自動車
いやね、日本がガラパゴス的突出空間であったとしても、そこで生み出されるシロモノがダメだ。というわけではないんだよね。
マーケティング的にいいモノとプロダクト的にいいモノとはやっぱり違うし、そのプロダクトの中でも、様々な「いいモノ」に対する価値観の立ち位置がある。要求される市場やユーザーも違うしね。
無論、日本マンセーというわけでもないのだけれど、こういう根拠もなしに日本はダメだ。というのもどうかな、と思うので書いてみた。
これでコンサルが勤まるから世の中面白いな。
日本全体で考えれば不得意な部分は確かにあって、一つはエンジン。特に航空機用。これはもう歴史的な問題としてしょうがない。
今、シャカリキになってIHIあたりがやっているけれど、WW2以後の断絶が痛かった。エンジンというのは冶金技術など高度な技術の組み合わせだから、この点アメリカや欧米のほうが歴史のある分、結構前に行っている。今でも欧州の部品製造機器のほうが質がいい、という話を良く聞く。
あと需要が無かった、という点もおおきい。クルマのエンジンはどうか。航空機ほどシビアではないが、これだって技術レベルの熟成が必要だし、それ相応の需要があったからここまできていた。ジャンボやスペースシャトルは作れない、というのは需要が発生しなかった。それだけの話。
大量の部品を問題なく組み合わせることが出来る・・・いや、これ、欧米も日本も意外に大変なんですよ。多分、今プロジェクトマネージメントなどに携わっているエンジニア達の頭が痛いはず。
エアバスA380、ボーイング787とか絶賛大炎上。日本も人のこと笑っていられない。色々予算上の都合とかあるのだけれど、C-Xがgdgd感が強くなってきた。
日本側に立てば、「だって、予算がつかないせいで一年延びたから、まぁいいんじゃない。初めてだもの」という意見もある一方、「大体構造テストでダメダメだったという話があるからのびてんじゃないの?」っていう懐疑的意見もある。
ま、自分の意見としては、P-Xがわりと順調に進んでいるのでC-Xもさっさと問題点を出して改善するしかないんじゃないの? まぁ、炎上か否かは今年中に初飛行できるかどうかで判断するよ、という形で。まぁいくらなんでも今年度(つまりあと半年)には初飛行しないとなぁ。
少なくとも、自国内でクルマ部品を製造して完結させることが出来る国は数少ない。どうしてか。
クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか (別冊CG) | |
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でも読めば一発だよ。ほんと、工業製品全体のレベルが問われる一品なのだから。>自動車
いやね、日本がガラパゴス的突出空間であったとしても、そこで生み出されるシロモノがダメだ。というわけではないんだよね。
マーケティング的にいいモノとプロダクト的にいいモノとはやっぱり違うし、そのプロダクトの中でも、様々な「いいモノ」に対する価値観の立ち位置がある。要求される市場やユーザーも違うしね。
無論、日本マンセーというわけでもないのだけれど、こういう根拠もなしに日本はダメだ。というのもどうかな、と思うので書いてみた。
2008年9月11日木曜日
20080911の記録
��「なんだ、ただのネ申か 「第7話 歌に力を「ほんこーん」」 from Moura
NHK-BSのネットスターに出たことでアチコチのサイトでインタビュー記事が出ている香港在住の「歌ってみた」の中の人、「ほんこーん」さんの記事。
確かに二、三度聞いたことはあって、ネットスターで改めて聞くと、確かにこれは・・・と思わせる歌声の持ち主。このまま香港で暮らしていたほうが彼女にとっては幸せなのか、どうなのか。
複雑な答えだなぁ。日本だって色々問題はあるが、他国からみれば救いがあるのかと思わないわけでもない。確かにニコ動などによって普段日常に埋没していたネ申が多数表れてきたけれど、彼、彼女らがネ申なのは、日常があるが故に。なのかもしれないのだ・・・。
��「部長が急にヅラを取ったんだが・・・」 from ワラノート via はてブ
これ、職場とかで見ちゃダメ。きっと噴出すから。自宅で腹筋を鍛えましょう。絶対笑えます。色々な意味でw
もう、ヒドス。いろいろな意味で。
NHK-BSのネットスターに出たことでアチコチのサイトでインタビュー記事が出ている香港在住の「歌ってみた」の中の人、「ほんこーん」さんの記事。
確かに二、三度聞いたことはあって、ネットスターで改めて聞くと、確かにこれは・・・と思わせる歌声の持ち主。このまま香港で暮らしていたほうが彼女にとっては幸せなのか、どうなのか。
だから、私にとって日本は夢が叶う国です。才能のある人が、才能を生かして夢を叶えられる場所。日本はすごい国ですよ。自由で誰にでもチャンスがあって。どれかひとつでも才能があれば認めてくれる国。香港ではそうはいかないです。
複雑な答えだなぁ。日本だって色々問題はあるが、他国からみれば救いがあるのかと思わないわけでもない。確かにニコ動などによって普段日常に埋没していたネ申が多数表れてきたけれど、彼、彼女らがネ申なのは、日常があるが故に。なのかもしれないのだ・・・。
��「部長が急にヅラを取ったんだが・・・」 from ワラノート via はてブ
これ、職場とかで見ちゃダメ。きっと噴出すから。自宅で腹筋を鍛えましょう。絶対笑えます。色々な意味でw
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/08(月) 14:19:05.18 ID:YBT+XDhb0
俺の会社の部長は誰から見ても分かるヅラを被ってた
あだ名は「キャップ」
それが今日いきなりハゲ頭で来たwwwwwwww
全員驚いてるし・・・誰も何も言わない
今日の会社めちゃめちゃ静かなんだよwwwww
俺はもう・・・無理・・・今書き込みしながらでも
顔が・・・ヤバイ・・・!
もう、ヒドス。いろいろな意味で。
2008年9月10日水曜日
20080909の購入記録
本当は週末から、ですが。
二宮ひかるの長編モノでは一番好きなシリーズで、単行本は持っているのだけど購入。
画集やその他の雑誌で発表された短編もつけられた「完全版」という体裁。
実は二宮ひかるについては最近の連載作は正直自分の波長と合わないのだけれど、この頃は自分の煩悩エリアにがんがん侵入されていたので、つい買ってしまった・・・画集もあるんだよね(ポツリ)。
「点F-15」、「こいよ、ドサンピン」「国士無双(ライジングサン)」とか色々名文句が飛び交う妙な作品。好きなんだよ、こういうバカ系な麻雀がさ!w
これでようやく上巻が読めます。週末までには読みたいな。
ナイーヴ 1 完全版 (1) (ジェッツコミックス) | |
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二宮ひかるの長編モノでは一番好きなシリーズで、単行本は持っているのだけど購入。
画集やその他の雑誌で発表された短編もつけられた「完全版」という体裁。
実は二宮ひかるについては最近の連載作は正直自分の波長と合わないのだけれど、この頃は自分の煩悩エリアにがんがん侵入されていたので、つい買ってしまった・・・画集もあるんだよね(ポツリ)。
ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス) (近代麻雀コミックス) | |
大和田 秀樹 竹書房 2008-09-05 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「点F-15」、「こいよ、ドサンピン」「国士無双(ライジングサン)」とか色々名文句が飛び交う妙な作品。好きなんだよ、こういうバカ系な麻雀がさ!w
狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9) | |
支倉 凍砂 アスキー・メディアワークス 2008-09-10 売り上げランキング : 5 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これでようやく上巻が読めます。週末までには読みたいな。
2008年9月9日火曜日
20080909のメモ
��「「COBOLは現役バリバリ」,東京海上日動がシステム全面再構築でCOBOLを選んだワケ」 from ITpro
エンジニアたるもの、その業務に最適なハード構成、アプリを適時選択できればいいわけで、べつにそれがCOBOLだろうがFORTRANだろうが、VBだろうがjavaだろうが関係ないと思うんだよね。
大体記事をよく読むと、コアの部分はCOBOLだけど、エンド側はjavaだったりするし。
自分の場合、そんな大規模系のところを相手にしていないからあまり大型DBソフトとかを使う機会がないですね。時々「どうして使わないの」といわれますが、ダンボール箱5箱程度の荷物を運ぶのなら、トレーラーや4tトラックはいらないですよね。軽トラでいけますから。と、たとえ話をすると大体理解してもらえます。
エンジニアたるもの、その業務に最適なハード構成、アプリを適時選択できればいいわけで、べつにそれがCOBOLだろうがFORTRANだろうが、VBだろうがjavaだろうが関係ないと思うんだよね。
大体記事をよく読むと、コアの部分はCOBOLだけど、エンド側はjavaだったりするし。
自分の場合、そんな大規模系のところを相手にしていないからあまり大型DBソフトとかを使う機会がないですね。時々「どうして使わないの」といわれますが、ダンボール箱5箱程度の荷物を運ぶのなら、トレーラーや4tトラックはいらないですよね。軽トラでいけますから。と、たとえ話をすると大体理解してもらえます。
2008年9月8日月曜日
誰が太平洋戦争を始めたのか / 別宮 暖朗
誰が太平洋戦争を始めたのか (ちくま文庫 ヘ 10-2) | |
別宮 暖朗 筑摩書房 2008-08-06 売り上げランキング : 3665 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
わりとその筋では有名な第1次大戦を取り扱っているWeb「第1次大戦」のサイト管理者が書いた太平洋戦争に関する評論。内容そのものはWW1の日本についての記述やそれまでの著作にオーバーラップしているけれど、「日本の太平洋戦争は何が主因なのか」にかなり凝縮されているのでお手頃といえばお手頃か。
自分もここ数年、日本の太平洋戦争は何がきっかけでどうして止められなかったのか?という点について色々考えるところ大だったのでいいタイミングの本でした。
この本には自分も疑問に思っていたことやある事象のもう一つの見方について面白い示唆をしていましたね。
・そもそも陸軍は泥沼の中国戦線から手を抜きたがっていた。
・よって陸軍は国民党に近いドイツと同盟することで国民党との和議を目指した。
・政治サイドは国民党との数度の和平のチャンスをあえて潰していた。
・さらにドイツの快進撃を見て、尻馬に乗っかりアジアの利権拡大を目指した。
・一方の海軍は、ドイツと同盟したところでメリットはないのは理解していた。
・ただし、ドイツと同盟することで東南アジア進出についてはメリットを理解していた。
・ただし英国と戦端を開くと自動的にアメリカと戦争状態になると考えていた。
・またアメリカのビンソン計画に基づく艦隊整備計画によって、日米の
海軍軍事バランスがアメリカに寄ることを危惧し、軍事バランスがまだ日本より
であるうちに軍事行動を起こすべきではないかという考えに傾倒していった。
・昭和天皇は一貫して太平洋戦争については反対の立場をとっていた。
しかし、自分も知らなかったのですが、ルーズベルト=近衛のハワイでの首脳直接対話があと一歩まで近づいていたのは知りませんでしたね。
もし、それが目論見通りすすんでいたのなら、日本はまた違う歴史を歩んでいたかもしれません。
では一体全体誰が? 僅かにあった非戦の道を潰したのは誰なのか? その答えの一つがこの本に書かれています。
ネタバレになるのですべてを書きはしませんが、自分がひょっとしてと考えていた仮定を補強されたかのような結論でした。
「部分最適化は必ずしも全体最適化にはならない」。TOC理論の有名なフレーズですが、国家もまた同様で「省庁の利益は、必ずしも国家の利益=国益とはならない」。
そして、人は決して進歩するわけではない。後退するときもあるのだ。という事例。
戦争に至るまでどうして手の施しようのない政治的、権力的茶番劇が繰り広げられることになったのか、この本は明らかにしています。
というわけで、戦争に至る道筋の一つの解釈(それ以外の解釈もあるわけですから)を知りたい人にオススメです。
組織にいる人は読んでおいてソンはないんじゃないかな、と思います。
2008年9月6日土曜日
20080906の記録
#あ、やっぱりね。
「W63CA グローバルパスポート対応 」 from au新機種発売日と価格速報
背面サブディスプレイは今回見送りですか。あとは、KCP+のモッサリ感がどれだけ解消されているかで乗り換えるしかないか。いや、W62CAのインターフェイス回りのモッサリ感はハンパではないよ! あれは信じられん・・・。
あ、ちなみにアデリー・ペンギンはつくんじゃないですか。>と、このサイトを教えてくれた方に。
最近、auがえらく落ち目なんですけどね、W41CAが出たあとから妙に落ち目ですよね。デザイナーが変わったせいか、えらく日和ったモンしか出なくなりましたね・・・。
ニーズを読みたがえているとしか思えないんでけど、こういうマーケティングは日和見してもダメだし、とんがってもダメだし、常に半歩先を提示するぐらいがいいんでしょうけれど、それが難しいですよね。
「そうそう、それがあれば面白いよね!」とか「欲しかったよね」というイメージがないんですよ。
iPhone3Gの絶賛から数ヶ月、販売台数のレポートが出てたのですが。
ま、前に書いたような意見しかありません。売れなかった理由を探せば、そんなもの最初ネットでアレコレ言われていたことしかないんだし。
ただ、日本の携帯関係は良くも悪くも女子高生~二十代OLの趣向とか傾向でかなり決まると思うので、じゃそういう人達がiPhone持ってて格好よくない?と勘違い感じてくれれば違うんでしょうけれど。
じゃiPhoneがダメなのか。というとそうでもなくて、よくも悪くも特化した日本の携帯世界に新しい風が吹いたのも事実なんですよね。もっとヒューマンインターフェイスに力を注いだりしてもいいはずですから。
#「大和」は時代遅れ?
つい最近読んだ本を読んで、ほとんど定説になっている「大和時代遅れ説」について考える。
意外と知られていないけれど、前間氏の大和建造について書いた本を読むと、大和建造にあたって初めてシステマチックな工程管理が導入されたり、色々エポックメイキングなシロモノだったんだけどね。
どうも、空母と航空機の時代だから戦艦が時代遅れ、という話になっているみたい。
あと速力が27ノットっていうのもね。
確かに日本海軍は主攻撃兵器を空母にしようとしていたけれど、だからって戦艦が不用だったわけじゃない。
考えてみれば同時期のアメリカのサウスダコタ級だって27ノットだったし、30ノットオーバーはアイオワ級。こちらはどっちかというと、アメリカが一番厄介に感じていた対金剛級戦艦対策みたいな巡洋戦艦だしなぁ。
ここらへん昔のコンテンツですけど、「真実一路」の「魚雷は大人になってから・番外編2」に大戦時の戦艦についても興味深い論評があるんですけど、ほんと大和型って、ある意味「狂った」思想で作られてるんですよね。
興味のある方はどうぞ。これ読むと、実はアメリカ海軍にとって一番の厄介な相手が金剛級だったんじゃないかと思えてきます・・・。
「W63CA グローバルパスポート対応 」 from au新機種発売日と価格速報
背面サブディスプレイは今回見送りですか。あとは、KCP+のモッサリ感がどれだけ解消されているかで乗り換えるしかないか。いや、W62CAのインターフェイス回りのモッサリ感はハンパではないよ! あれは信じられん・・・。
あ、ちなみにアデリー・ペンギンはつくんじゃないですか。>と、このサイトを教えてくれた方に。
最近、auがえらく落ち目なんですけどね、W41CAが出たあとから妙に落ち目ですよね。デザイナーが変わったせいか、えらく日和ったモンしか出なくなりましたね・・・。
ニーズを読みたがえているとしか思えないんでけど、こういうマーケティングは日和見してもダメだし、とんがってもダメだし、常に半歩先を提示するぐらいがいいんでしょうけれど、それが難しいですよね。
「そうそう、それがあれば面白いよね!」とか「欲しかったよね」というイメージがないんですよ。
iPhone3Gの絶賛から数ヶ月、販売台数のレポートが出てたのですが。
ま、前に書いたような意見しかありません。売れなかった理由を探せば、そんなもの最初ネットでアレコレ言われていたことしかないんだし。
ただ、日本の携帯関係は良くも悪くも女子高生~二十代OLの趣向とか傾向でかなり決まると思うので、じゃそういう人達がiPhone持ってて格好よくない?と
じゃiPhoneがダメなのか。というとそうでもなくて、よくも悪くも特化した日本の携帯世界に新しい風が吹いたのも事実なんですよね。もっとヒューマンインターフェイスに力を注いだりしてもいいはずですから。
#「大和」は時代遅れ?
つい最近読んだ本を読んで、ほとんど定説になっている「大和時代遅れ説」について考える。
意外と知られていないけれど、前間氏の大和建造について書いた本を読むと、大和建造にあたって初めてシステマチックな工程管理が導入されたり、色々エポックメイキングなシロモノだったんだけどね。
どうも、空母と航空機の時代だから戦艦が時代遅れ、という話になっているみたい。
あと速力が27ノットっていうのもね。
確かに日本海軍は主攻撃兵器を空母にしようとしていたけれど、だからって戦艦が不用だったわけじゃない。
考えてみれば同時期のアメリカのサウスダコタ級だって27ノットだったし、30ノットオーバーはアイオワ級。こちらはどっちかというと、アメリカが一番厄介に感じていた対金剛級戦艦対策みたいな巡洋戦艦だしなぁ。
ここらへん昔のコンテンツですけど、「真実一路」の「魚雷は大人になってから・番外編2」に大戦時の戦艦についても興味深い論評があるんですけど、ほんと大和型って、ある意味「狂った」思想で作られてるんですよね。
興味のある方はどうぞ。これ読むと、実はアメリカ海軍にとって一番の厄介な相手が金剛級だったんじゃないかと思えてきます・・・。
2008年9月1日月曜日
20080901の記録
「TURN 21 『ラグナレク の 接続』~神殺しのその先へ」 from 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
コードギアス21話を見て、すごい勢いで人類補完計画を否定しきったその手腕とその後の展開ぶりに口があんぐり。どうオチをつける気だと唸りながら観る羽目に。
だって1話ですよ! 皇帝と実母マリアンヌが提示するウソも苦しみもない世界(どう考えも人類補完計画だよね)をバッサリと切り捨てしまうのに必要な話数はたったそれだけ。
そこまでならこのゼロ年代、決断の時代ならば語るべき道筋とも言えるけれど、コードギアスに残された話はあと4話、ルルーシュが受け入れたウソが待ち受ける現実に対峙するのは決して互いを許すことが出来ない二人。っていうのにさらに驚いた。
おそらく世界の敵を演じようとしているとは思うけれど、この勢いならまだ展開的に転がりそうでなー。
「職場の女性が軍国主義?で困っています」 from Yahoo知恵袋
「うちの職場は月月火水木金金だ。休みなんてないものと思え」
「上が決めたことだ。上司に対する批判は許さん。相手は所詮外資系。こちらが出れば引くに決まっている」
「補給なんていらん。現地調達だ」
とかなんとかいう、精神論ばりばり人でもいるかと思ってwktkして読んだら、つまらん、たんなるミリオタの女性同僚が気に食わないだけの話か。>同じネタ、2chの軍事板でも使われてた(涙
まぁ、夏も終わったけど風物詩みたいなもんですよ。ある意味天然記念物っていうか。
でも、ミリオタだからって職場のPCの壁紙を戦闘機とか戦車にするのはいいけど、軍人さんかぁ。ハどんな壁紙だったんだろう。それはそれで興味がある。
コードギアス21話を見て、すごい勢いで人類補完計画を否定しきったその手腕とその後の展開ぶりに口があんぐり。どうオチをつける気だと唸りながら観る羽目に。
だって1話ですよ! 皇帝と実母マリアンヌが提示するウソも苦しみもない世界(どう考えも人類補完計画だよね)をバッサリと切り捨てしまうのに必要な話数はたったそれだけ。
そこまでならこのゼロ年代、決断の時代ならば語るべき道筋とも言えるけれど、コードギアスに残された話はあと4話、ルルーシュが受け入れたウソが待ち受ける現実に対峙するのは決して互いを許すことが出来ない二人。っていうのにさらに驚いた。
おそらく世界の敵を演じようとしているとは思うけれど、この勢いならまだ展開的に転がりそうでなー。
「職場の女性が軍国主義?で困っています」 from Yahoo知恵袋
「うちの職場は月月火水木金金だ。休みなんてないものと思え」
「上が決めたことだ。上司に対する批判は許さん。相手は所詮外資系。こちらが出れば引くに決まっている」
「補給なんていらん。現地調達だ」
とかなんとかいう、精神論ばりばり人でもいるかと思ってwktkして読んだら、つまらん、たんなるミリオタの女性同僚が気に食わないだけの話か。>同じネタ、2chの軍事板でも使われてた(涙
まぁ、夏も終わったけど風物詩みたいなもんですよ。ある意味天然記念物っていうか。
でも、ミリオタだからって職場のPCの壁紙を戦闘機とか戦車にするのはいいけど、軍人さんかぁ。ハどんな壁紙だったんだろう。それはそれで興味がある。
20080901の購入記録
溺れるようにできている。 (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ) (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ) | |
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ファムファタル~運命の女 1 (1) (電撃コミックス) | |
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前作「九月病」から何故かこの作者が気になるんだよなぁ。というわけで購入してみたメモ。
"文学少女" と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8) | |
竹岡 美穂 エンターブレイン 2008-08-30 売り上げランキング : 24 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ようやく下巻が出た。というわけで積読しておいた残り二冊を一気読みできる。うははは。
ちょっとした歴史的余話
ロングボゥ・アパッチでちょっと自衛隊装備品がらみの話があって、今回もその続きです。
自衛隊の失敗作お蔵入り装備品「てき弾銃」のお話。
2ch軍事板で拾った話で、ニコ動に自衛隊お蔵入り兵器「てき弾銃」の映像が。
なんと、こんな妙なシロモノの映像があったなんて!
「幻のてき弾銃」 from 下総ミリタリースクエア
映像up主のblogでこの妙なシロモノの詳細な説明があります。
まぁ、手っ取り早くいうと70年代に開発が行われた歩兵携帯用対陣地/装甲車両用の66mmてき弾銃でした。てき弾・・・グレネードランチャーですね。当時の自衛隊の仮想敵であった相手に対して、その貧弱な対装甲車両火器を増やそうとしたのでしょう。
(前にも書きましたが自衛隊が戦力を充実化させるのは80年代になってからです)
当時の自衛隊の装備で歩兵が装備していた対装甲車両用火器は昔懐かしバズーカ。基本的にロケット弾ですから発射時にバックブラスト(後方爆風)が発生する。とはいえ隠匿された陣地から放つためにはバックブラストがないほうがいい。
そんなこんなもあって作られたのがこのシロモノ。
映像を見ていると、まるで英国のPIATか?といわんばかりにポンっと発射され、そのあとロケット点火されるんですが・・・これは駄目だろうなぁ(苦笑)。
反動が強いから照準がブレるだろうし、ロケットの点火が後だってことは、命中範囲もブレそうだし。
人間で反応を吸収するためには66mmが限界でしょうし、じゃあそもそも66mmで対戦車は難しいだろうし。色々な意味で問題が多そうです。ついでに開発経緯もトラブルがあったようで。
(同じ頃アメリカでM72ロケットランチャーがありましたからねぇ。今、アメリカ軍もM72ライクな歩兵携帯用使い捨てロケットランチャーが作っているんじゃなかったっけ?)
結局自衛隊はこの兵器をお蔵入りにすることを決定し、ドイツからカールグスタフを導入し、追加としてパンツァーファウスト3を導入するわけです。なんともはや...。
元々研究中だったシロモノを、なんの手違いか開発するように命じた内局もおかしい話ですが、コケるのも無理はないというか。80年代は陸上自衛隊の小火器関係はちょっとお寒い状況だったというのも確かにこれでは・・・という気もします。
この結果の反省からか、90年代から2000年代にかけて陸自は小火器の配備にあたって十分な研究期間を設けたあとでの開発に取り掛かるという形をとって、かなりのペースで小火器類を国産ベースにしていくます。今では陸上発射型の誘導弾関係は国産ですね。40mmグレネードランチャーまで国産ですし。空挺団向けの迫撃砲がフランス製だったかな。そんな様子になっています。
まぁ、失敗のないプロジェクトは存在しません。問題はその失敗をどのように今後に生かすかだと思います・・・。そんなわけで過去にもこういう話がありましたよ、という記録がてらのエントリでした。
自衛隊の
2ch軍事板で拾った話で、ニコ動に自衛隊お蔵入り兵器「てき弾銃」の映像が。
なんと、こんな妙なシロモノの映像があったなんて!
「幻のてき弾銃」 from 下総ミリタリースクエア
映像up主のblogでこの妙なシロモノの詳細な説明があります。
まぁ、手っ取り早くいうと70年代に開発が行われた歩兵携帯用対陣地/装甲車両用の66mmてき弾銃でした。てき弾・・・グレネードランチャーですね。当時の自衛隊の仮想敵であった相手に対して、その貧弱な対装甲車両火器を増やそうとしたのでしょう。
(前にも書きましたが自衛隊が戦力を充実化させるのは80年代になってからです)
当時の自衛隊の装備で歩兵が装備していた対装甲車両用火器は昔懐かしバズーカ。基本的にロケット弾ですから発射時にバックブラスト(後方爆風)が発生する。とはいえ隠匿された陣地から放つためにはバックブラストがないほうがいい。
そんなこんなもあって作られたのがこのシロモノ。
映像を見ていると、まるで英国のPIATか?といわんばかりにポンっと発射され、そのあとロケット点火されるんですが・・・これは駄目だろうなぁ(苦笑)。
反動が強いから照準がブレるだろうし、ロケットの点火が後だってことは、命中範囲もブレそうだし。
人間で反応を吸収するためには66mmが限界でしょうし、じゃあそもそも66mmで対戦車は難しいだろうし。色々な意味で問題が多そうです。ついでに開発経緯もトラブルがあったようで。
(同じ頃アメリカでM72ロケットランチャーがありましたからねぇ。今、アメリカ軍もM72ライクな歩兵携帯用使い捨てロケットランチャーが作っているんじゃなかったっけ?)
結局自衛隊はこの兵器をお蔵入りにすることを決定し、ドイツからカールグスタフを導入し、追加としてパンツァーファウスト3を導入するわけです。なんともはや...。
元々研究中だったシロモノを、なんの手違いか開発するように命じた内局もおかしい話ですが、コケるのも無理はないというか。80年代は陸上自衛隊の小火器関係はちょっとお寒い状況だったというのも確かにこれでは・・・という気もします。
この結果の反省からか、90年代から2000年代にかけて陸自は小火器の配備にあたって十分な研究期間を設けたあとでの開発に取り掛かるという形をとって、かなりのペースで小火器類を国産ベースにしていくます。今では陸上発射型の誘導弾関係は国産ですね。40mmグレネードランチャーまで国産ですし。空挺団向けの迫撃砲がフランス製だったかな。そんな様子になっています。
まぁ、失敗のないプロジェクトは存在しません。問題はその失敗をどのように今後に生かすかだと思います・・・。そんなわけで過去にもこういう話がありましたよ、という記録がてらのエントリでした。
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