2005年6月27日月曜日

げんしけん(6)/木尾 士目

げんしけん 6 (6)
げんしけん 6 (6)
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木尾 士目
講談社 (2005/06/23)
売り上げランキング: 28


まぁ、その、なんだー。斑目らが卒業して一区切りの巻。
しかし、個人的には斑目+咲の珍しいツーショットによる回転寿司のくだりが個人的過去と違う意味でバッティングしてアイタタっという感じで落ち込んだのは内緒だ(内緒じゃありません)。

なんだなぁ、その人を知れば知らないでいいことまで知ってしまうときがある。その時、自分の中での幻想に折り合いがつけないというか、はっきり答えが出てしまうのはしょうがないよねぇ。動き出さなきゃ始まらないということを心のどこかで理解しているだけにね。

それぐらい。しかし、咲もいい意味で振り切ってしまったよなぁ(w

2005年6月26日日曜日

最近、見直した地域の状況とか。

いままで職場は不便な場所(地下鉄駅の二つのど真ん中で、交通の便は悪く、近くにスーパーはあるけれど弁当はまずいし、コンビニは7-11だけが二店舗あるので弁当がワンパターンに成りすぎ)と思っていたけれど、そうでもないことに気が付いた。

歩いて5分もかからない場所にあるインターネット・カフェの「自遊空間」は昼間30分280円+ランチ100円なので、弁当食うよりは安い。つーか、週に一度は普段の食事制限を開放してカレー食べつつ昔のコミックを読みふけっていたりしてw

もう一つ。

私が住む札幌の図書館事情はお寒いもので、中央図書館は市内中心部からはるか遠く、各区別の図書館の蔵書量はお寒く、蔵書検索をして取り寄せる(予約)するにも一苦労。とおもっていたら、各地区センターに図書コーナーが設置されて、数は少ないながらも司書が常駐するようになりました。
で、この間ちょっと調べ物していたら、どうやらネットで蔵書検索も出来るようになったので、検索した結果で本の有無と借り出されているかを知ることが出来るようになったとのと。こりゃいいと調べてみました。
ちなみに調べるサイトはここから。


うーむ、惜しい。これで予約まで出来るようになって近くの図書館or地区センターに取りにいけるようになればさらにいいのだが。
と思いつつ、アレコレと検索する。おお、あんな本やこんな本が!と思いつつ、今はとりあえず読みたかった本を探して早速予約(取り寄せ)にいくことにした。
で、次の目標はフィナンシャル関係かなぁと思って調べていたら、レン・デイトンの「SS-GB」があるのに気がつく。よくあったな・・・この本。簡単にいうと、WW2でドイツ軍が英国を占領してしまった世界を描くシロモノで、佐藤大輔ファンなら読んでおけというシロモノらしいのだが、一体何時読めるんだ、と積読本の山をみて思ってもみたりするわけです・・・はぁ。

クリティカル・チェーン/E・ゴールドラット

実はつい半月ほど前、懸案だったプロジェクトの一つがようやく終了しました。確かにスタート段階では自分も関与していたのですが、デスマーチ傾向を示した途端、事実上のリーダーが退職してしまったり(まったく・・・)、チームの士気を喪失してしまう出来事があったり、この点に関しては自分のマネージメント不足を痛感してしまいましたが、ともかくそんなことがあったものの、終了してホッとはしています。

が。

結局はマネージメントのほかにもプロジェクトのスケジューリングという点でも重大な手落ちがあったと思いますので、そういったことで前々から読もうと思っていた本をようやく今読み終わったあたり。小説なので手軽に読み込めました。

クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
E・ゴールドラット 三本木 亮
ダイヤモンド社 (2003/10/31)
売り上げランキング: 3,424


話としてはワンパターン(wなんですが、大学のエグゼクティヴMBA講師でもある主人公は終身教授の座を狙うのですが、とうのMBAのカリキュラムから手を引こうと大学側が思っていることが判明。より実践的にここ数十年まともに取り扱われていないプロジェクト進行という点を売りにして実地に教え込もうと主人公はアレコレと画策しますが、問題点の大きさに戸惑うばかり。そこにTOC理論を実感したもう一人別の教授が現れ、主人公はTOC理論の応用をはかるのだが・・・というわけです。

この話には色々示唆にとむくだりもあって、たとえば「期限を設けても仕事をやるのは最後のほうになってから」という学生症候群とか自分も耳が痛い台詞があったのですが、さて、じゃ実践としてどうするのか。という話はあるので、そこら辺は頭を働かさねばなりせん。

このシリーズ、「ゴール!」「ゴール2」に関しては、現在のBabylon C@fe Annex.(となりのリンクを参照していただければ)でReviewに取り上げたのですが、TOC(制約理論)に基づいてプロジェクト・マネージメントをする。というのが趣旨ですね。TOCに関しては詳しくはここをご覧になっていただければいいかと。自分も一部問題解決に取り入れるケースがあります。あくまでロジック的対立のときで、情緒的対立ではないのですけどね。

実践として捕らえるならば色々とアプローチはあるかと思いますが、何より考えてしまったのは「コストワールド(例えば原価計算とか)」ではなく「スループットワールド」=成果重視へのパラダイムチェンジですね。とかく原価が小うるさい部分もあるわけで。そこらへん、ちゃんと理解する必要があるでしょうね。この点についてはちょっと自分もさらに勉強してみようかと。

そうそう、この本を読むときは末尾の解説から読むのをオススメします。最低でもクリティカル・パスなどの用語については押さえないと最初の取っ掛かりがみつかりませんので^^;

買ったものリスト。

ここんとこやに実用書とかビジネス関係とか歴史書とかそんなものばかり読んでましたので、これじゃ遺憾!と本屋へ直行。アレコレと購入してきました。

サマー/タイム/トラベラー (1)  ハヤカワ文庫 JA (745)
新城 カズマ 鶴田 謙二
早川書房 (2005/06/16)
売り上げランキング: 949


とか、

スラムオンライン
スラムオンライン
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桜坂 洋 toi8
早川書房 (2005/06/09)
売り上げランキング: 2,228


ですね。他の書評系サイトの方々も取り上げてますので、順次ほとぼりが冷め次第取り上げようかと(w

で、最近何を読んでいたかというと・・・。

2005年6月22日水曜日

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

前から読んでいた本を読み終わったので、紹介ということで改めて。




発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法




トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman 鈴木 主税 秀岡 尚子
早川書房 (2002/07/25)
売り上げランキング: 3,245









コンピュータに詳しい人なら知っているだろう、PDAのParm Pilot(パーム)やPowerMacDUO(ノートPCをデスクトップ化できるイカしたデザインでした)などのインダストリアルデザインを手がけているのがデザイン・ファームIDEO(アイデアのギリシャ語読み)。



もっとも、単なるプロダクトのみのデザインではなくて、サービスの拡大などを行う。というのがここのウリなのだそうですが。

この会社の内部で日夜行われているメソッドを様々な観点から語っているのがこの本で、冒頭からあるTV番組の企画として「1週間でスーパーのショッピング・カートを改良してください」という話を持ちかれられたエピソードが語られる。



早速IDEOではチームが結成され、それぞれオフィスを離れてスーパーで実際にカートを使っている人々を丹念に観察する。はしゃぐ子供に難渋する母親、カートを置き去りにしてアレコレと買い物に走る人、実際は壊れやすいカートを丹念に修理している裏側・・・そういった実情を踏まえて社内に戻り、ブレインストーミングが行われる。様々なアイデアが書きおこされ、検討されるやいなやただちに別にスタッフ達によってプロトタイプが作成され、またチームはそれをみるやブラッシュアップする。ぶつかっても安心なように、カートを離れても、また大量に購入するもので壊れやすいものが痛まないようにカートのケースを分割させたり・・・なんだかんだで1週間に物にしてしまったそのカートは、実際のスーパーの店員達も注目してしまうほどの出来だった。



つまり、これがIDEOのメソッド、「理解・観察・視覚化・評価と改良・実現」ということ。
これは単純に物を作る(例えば工業製品とか、プログラムによるシステムとか)だけではなく、様々な業務においてもいえるだろう。
そしてこの本ではそういったメソッドを支えるはずなのに見過ごされがちな一面、つまり環境や社風についても述べられる。自由で快適な職場環境が自由な発想を生む。そして、仕事に携わるチーム(スタジオ)の中に「彼ら」「あの人」はなく常に「我々」という意識(全員がチームとしてコミットしているということだと思う)をもつことの重要性など・・・。



ここ数年、工業製品としてのモノについての意図とかを考えるようになったけれど、非常に示唆にとんだ本でした。まぁ、アメリカだからできる芸当でもあるのだけれど、自分自身耳が痛いくだり(つまり、多機能ばかりを詰め込んでユーザーが本当に望んでいるものを提供していないなど、自分も注意しているけれど、この本に書かれたあるデザインの改良についての話はそのまま自分がいま考えているアイデアについて示唆を与えてくれました)もあったのも事実。ユーザー・インターフェイスとかはよくよく観察しないといけないしなぁ。
この本でも語られているように、正直今のWebデザインのバカバカしさ(見栄え優先でユーザビリティがあまり考慮されていない)など、もっとイノベーションするところはありそうではある。



そんなわけで、ある程度グループを纏めていく立場の人、仕事についてプラス・アルファを形成したい人、モノを作って提供している人、そんな人々にお勧めです。なにもデザイン関係の人達ばかり読むものじゃないですよ!この本は。



関連リンクとして、
IDEO特集」(小林雅のブログ-ベンチャーキャピタリストの独り言)
イノベーションを創出する IDEOマジック」(「ECIFFO」)から。こういう雑誌はいいなぁ。オフィス系(作業環境とか)を特集する雑誌は良く買うんだけど、こんな雑誌があるなんて知りませんでした。特にメモ!

また、プロトタイプを作り評価、改良を続ける方法としてソフトウェア開発関係として非常に示唆を受けたことのある本も合わせて紹介します。



達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道









アンドリュー ハント デビッド トーマス Andrew Hunt David Thomas 村上 雅章
ピアソンエデュケーション (2000/11)
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こちらも以前の書評で取り上げましたけど、改めて。











ココログ・ダウングレード

業務連絡として・・・なんですが。



小規模な変更なのですが、ココログのサービスを変更してみました。
プラスからベーシックの変更なのですがであるように、フリーのサービスを使えばプラスの大半は可能なので、バカバカしいと思ったのが最大の理由だったわけですが→
レイアウト変更はしないですし、ちょっと正直ココログのサービスの悪さとか、@niftyのメリットがもう感じられないとか色々あるので、最近はアレコレと検討中です。はい。



2005年6月20日月曜日

COVERS / Fayray

最近CDを購入してまで追いかけようというアーティストが変化していて、女性ヴォーカリストではこのFayrayになってしまっている(男性っちいうかバンドではThe Pillowsなんだけど)。
で、このFayrayのニューアルバムが出たので紹介と記録がてらに・・・。

COVERS
COVERS
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Fayray
アール・アンド・シー・ジャパン (2005/06/08)
売り上げランキング: 357



基本的に彼女はUPテンポかつRock系の曲もいけるのだけれど、70~80年代のアメリカのミディアム・テンポの曲も好きらしい。結構シングルのカップリングにチョイスされている。今回のアルバムはそういったカヴァー曲中心にセレクトされたものでジミヘンのAngelだっりた、エルトン・ジョンのTiny Dancer。ニール・ヤングもある。入門編としては「白い花」や「HOURGLASS」があるので、こちらから入るのはちょっとオススメできかねるが、Fayrayの魅力の一つがあらわになっていると思う。

で、ボーナストラックとして個人的にも大好きなJazzピアニスト、ビル・エヴァンスが弾いたことでも有名な「My Foolish Heart」をインサート(ピアノはFayray本人)していたりして個人的にもツボに入りまくりだったりするのだ。

というわけでFayray。知らない人はどこか機会を見つけて聞いてみてほしい。彼女のしっとりと、それでいて芯の太く、やさしい声はきっと心に染みるように-特にバラードでは-届くだろう。