しあわせ 戸田誠二/宙出版 【 Amazon / bk1 】
「生きるススメ」の作者の書いた第二弾作品。
長編ものと違って、時には1Pのショートショートなどの短編作品が集められたコミックだけど、それでしかできないものが確実にある。つまり、出てくる登場人物の人生の断片を鮮やかに切り取ることだ。
この作者が行うのは、死と再生。
物語のほぼすべてに静かに漂う絶望と孤独、そして断絶。
その中でも、出てくる登場人物は何かを探し、そして求めていく。それは希望なのか、再生なのか。
"アポトーシス""NO SEX""幸せ"がいいかなぁ。それ以外も良作でした。
前作を知っている人で、"心にフック"が入った人なら、すぐに読むのをオススメするし、読んでいない人は
是非、前作「生きるススメ」も合わせて購入して読むのを強くオススメします。
いや、本当良作なんだって!
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