2007年6月15日金曜日

思い出の新たな形

休日にレンタルDVDで借りてきた作品を、平日ポッカリと空いた時間に見ていました。

いや、なんですね、見ていたのは…、

映画ドラえもん のび太の恐竜 2006
映画ドラえもん のび太の恐竜 2006藤子・F・不二雄 渡辺歩 水田わさび

ポニーキャニオン 2006-12-20
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おすすめ平均 star
starホントに見てよかった
star一言だけ
starドラえもんのいる国に生まれてよかった

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だったんですけど!www

27年ぶりのリメイク作品(エターナル化って言うんですかね)。正直、声優陣が変わってから全然見ていないけれど、評判は良かったのは聞いていましたから、一度は見てみないと。という気持ちが強かったです。

大体、これ、コロコロコミックに連載されていたときも、映画化されたときもリアルタイムで小学生だったからなぁ(追憶の目)。あらすじは大体覚えているものの、細かい細部はとんと・・・。
ただ子供心に、ドラえもんら一行が白亜紀の地球を旅しながら宵闇の中、ピン?型のテントハウス(っていうか居住モジュール?)で夜を過ごす、というシチュエーションにワクワクしたのを覚えています。ああいう旅はいいよな、という刷り込みなのかもしれません。

2006年の今、アニメーション技術は進歩して極々さりげなくCGは使われ、キャラクター達はまるで手書きのような太い描線をもって描かれている。当時の作品と今の作品の話の筋はほぼ同じのはずなのだけれど、改めて新鮮な記憶で見ることが出来ました。よく出来た話だなと関心しながら見ていました。ちゃんとのび太や周囲の面子の変化も描かれている。

無論、映画はスピンオフというかパラレルワールド的なので、のび太達の成長は映画の中でリセットされます。子供の頃はそれが不満だったのも覚えていましたが。たとえどんなにのび太達が心理的に成長しても、それは映画だけの話。
まぁ永久ループのようなドラえもん世界に長い目でみた成長というキーワードはないのですけど(たとえば原作であった、ドラえもんが一度未来へ戻ってしまう・・・というエピソードは、短期的な成長フレームですから)、そういうものは望んではいけないのですが、そうだとしても、いい話ではあるのです。

あの時の自分と、今の自分。とりまく環境は全然変わって、あの頃夢見ていた世界なんてこれっぽっちも実現なんてしてはいませんけど(いや、笑われるけど、マジ、自分が20代か30代になったら月面都市が出来ているって信じてましたよww)、すくなくともこの映画を見ていたときは、ドキドキワクワク感を取り戻していました。はい。というわけで機会がありましたら是非。



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