2010年11月25日木曜日

20101125

韓国での砲撃事件に関するメモ。

・驚いたのは北朝鮮の砲撃もさることながら、死傷者数の少なさ。170mmという重砲クラスの砲弾が80発程度着弾した状態で、死傷者数がこんなに少ないというのは...。
 a) 着弾した地点の大半が市街地、あるいは展開地域ではなかった(山林など)。
 b) 当然韓国軍展開地域への砲撃だったが、事前に準備された陣地があった。
 とか考えたけど、どうなんだろうか。
 おそらく事前にある程度砲撃位置は観測済みだっただろうから、あとは打ち込むだけ、の状態だったのでしょうから、b)+a) の割合はb)のほうが大きいかもしれません。
(無論、少ないとはいえ無視は出来ませんが>死傷者数)

 だとするとWW1の例を見るまでもなく、ちゃんと事前に壕が準備された陣地に対する砲撃はやはりもっと大規模でないと難しいとみるべきでしょうかね。
 でもYoutubeでは市街地に着弾した光景が流れていましたが、平野部でない郊外居住地に着弾(建物直撃)の場合、すぐそばにあるている市民は何もなく平然と歩いているようなんですよね。大丈夫なんだろうか、あれ...。

 170発発射して80発着弾という報道もあったようだけど、良くまぁ前線観測員とかいない状態でやったもんだな。とか(多分数人は目視できる箇所にいて連絡してたんじゃないかな)。
 北朝鮮の砲撃がどれだけの密度(おそらく中隊レベルかな。で、その砲撃間隔もわからない)で行われたかわからないし、これは今後のレポートではっきりすると思うけれど、ちゃんとした統制砲撃が出来るだけの組織であることははっきりしているようです。
 ※どうやら時間的に20分で120発程度、それから30分ほどおいて20分で20発。という形のようですね。二回目は砲撃をうけてから30分後に行った韓国の反撃に呼応したものでしょう。

・今回は単なる北朝鮮の韓国に対する懲罰的対応という形に落ち着く(というか落ち着かざるを得ない)だろうけれど、対する韓国軍のカウンターバッテリーアーティラリー(対砲兵)砲撃もK-9自走砲などで行われたようですが、はて2002年あたりで対砲レーダーの数が足りないといわれていたのは解消されていたのかなぁ。あるいは音響とかかなぁ。

・ただ北朝鮮の瀬戸際外交としてもどうだろうかとは思いますが、それは経緯を見ていく必要があるでしょう。

ともかくそんな感じでメモとして書き残しておきます。

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