2006年12月31日日曜日

2006年を振り返る。blog編その二

2006年を振り返る。blog編その一」の続きです。

#今後の傾向と緩やかな変化についての自覚。

・多分、小説を読む時間、というのが取れなくなりつつあるのは事実なんですよね。こりゃ遺憾と思っていますが、性根をすえて読まないと、ついつい読み飛ばし気味になっている自分もいます。そうかと思えば、今年、個人的にツボにはまった、

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七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌(1)ジョージ・R.R. マーティン George R.R. Martin 岡部 宏之

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なんて、睡眠不足覚悟で1巻から5巻読みましたけどね。どうしても、分厚いSFとか小説にはなかなか手が出ずらくなるのでしょう。そういう時間をひねくりだすためにも、自分の自分に対するコントロールは必要なんだと思います。

#どうして手帳と時間管理ネタがこんなに流行るの?
ぶっちゃけいいますとね、自分自身ちょっと人とサイクルが半歩ぐらいズレている自覚があって(w 大体自分がハマると、あとからマスコミとかで取り上げられる。というのがあるんですが……(最近、そのギャップが短くなりつつあるので、ちぇーっとか思っているのですが!)。時間管理術も最たるものです。
フランクリン・プランナーをはじめてとりあげたのが、2005年。実際に自己流でTQ読んでフランクリン・プランナーのような手帳をお手製で作ったのが2003~4年ですから、数年ぐらい先行してたのかな。まぁ、そんなこと書いても、より先行していた人々にはかないませんけどね(w

でも、今年のこの手帳とか時間管理ブームは一体どういうことでしょうかね。間違いなくネット関係の人はLifeHacks(GTD)がきっかけだったと思いますが、どうも国というかサラリーマンとか社会人の間で、よく考えれば自己を管理することが必要だという流れになってきたというべきか、それってつまりは、職場における社員に対する求められる労働量が増加しているってこと?+数値化しずらい、目に見えづらい知的生産が大きくなっているから?っていう気もするのです。

個人的にはフランクリン・プランナー(F・P)を今年も使いましたが、来年も使い続けるか、非常に悩んでいました。
というのも、F・Pのミッション・ステートメントはいいスタンスだと思うけど、日々の管理として、重要事項とかタスクの重要度はあまり意味をなさないんじゃないの?っていう気もするからです。重要度は重要度で必要ですが、大切なのは、それを「いつ、どこで、そのコトにたいしてリソースを投下するか」という側面だと思います。
なおかつ、ひとつのプロジェクトだけをやっているわけではないのですから、これをどうやって、デフラグかけて、フラグメントを解消していくべきなのか。それが、ザ・ゴールなどでおなじみTOCでいうクリティカル・チェーンの話につながるのですが。

クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?エリヤフ ゴールドラット 三本木 亮

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となると、デイリータスクではちょっとキビしい。リソースのスコープは、「一週間」を基本にしないといけないのか。ということになるのかなぁと思います。

散々悩んだあげく、来年はウィークリータイプ+プロジェクトドリブンという考えでやってみることにしました。これについてはちょっとモノになりそうになったら、紹介してみたいなーとは考えていますが。
今年はあまり取り上げられなかったし、来年の第一四半期は死に目を見るのを覚悟で働かねばならないのが決まったので、ちょっと更新は停滞するかもしれませんが、いままでのカテゴリー、「フランクリン・プランナー」についてはそのままにして、別の自分なりのマネージメントとかを書いていくカテゴリを作りたいなと思います。

そうそう、今年の目標の一つであったフィナンシャル関係の見直し第二段では大きな変化がありました。

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に感化されたわけではないですが、去年からやっていたインデックス投資のバランスを変更。海外市場を中心とした投資信託(のインデックス)をベースに再構築しました。今のところ、四半期を過ぎたあたりですが、もう効果が現れつつあります。預金関係のバランスはこれから再度見直して、余剰資金(すくなくとも5年~10年ので使用する気はない)を投資にまわして、しょうもない買い物をやめて(w抑えて行きたいものです。

とりあえず、そんなところかなー。えっ?オタク系書評ブロガーらしくない?(w まぁ、いいじゃないですか。

つまるところ、自分がいろいろ考えたblogを長続きさせるコツとして、そしてこれからの展開として、自分のその時気に入ったものを気に入ったなりに取り上げていこうってスタンスなんですよ。
アルファブロガーではないのですから、気楽に行きますよー。コンテンツが膨大になったら、そのときはblogを分割すればいいわけですからね。

そういったわけで、今年の更新は(多分)これが最後になるでしょう。新年は、「あえて再読してみるこの本」とかいうスタンスで、ある本を取り上げてみようかと。やっぱりコミックなんですけど(w

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