2006年12月13日水曜日

マフィアとルアー / TAGRO

マフィアとルアーマフィアとルアー
TAGRO

講談社 2006-12-04
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ちょっとReviewとは言いがたいのですが、本屋で見かけたので。
あー、復刻したんだー。というのが正直な感想。これを読んだとき、本当に心にフックが入ったような状態でした。前にも取り上げましたけど。>旧サイトでのReview

「トラベリング・ムード」の温泉宿へ向かう男の子と女の子の物語は、その背景に色々なものをカンジさせるいい作品だし、「トリコの娘」だっていい。振られたばかりの男の子のちょっとした物語である「マフィアとルアー」もいい。個人的なことをちょっと書くと、当時、この作品集のある作品の状況に恐ろしく(その境遇も精神的な立場も)近いものもあって、この作品を読んで部屋でのた打ち回ったのもいい思い出だなぁ(苦笑)。

一応、出版当時のものにもリンクはっておきましょう。
マフィアとルアー
マフィアとルアーTAGRO

おすすめ平均
starsわかりあえた瞬間は嘘じゃない
stars詩的なネームに絡め取られる快感。
stars読んで唸れ!
stars余韻を反芻したくて何度も読み返すよ。

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書評の数々も絶賛だ。もう、未読ではないならいい機会だから読んでほしい。そして、その巧みなストーリーとコマ割に唸ってほしい。登場人物たちの立場に近かったこともある人などは悶絶するに違いないとまで思う。

#作者のTAGRO氏が実は「ネギま!」の赤松健氏とは学生時代同じ部活(サークルだっけか)にいたっていうのもホント、色々な意味で興味深いよなぁ。(ネギま同人誌の赤松氏インタビューでは、TAGRO氏の因縁がちらりと述べられていますしね)


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