eensy-weensyモンスター 1 (1) (花とゆめCOMICS) | |
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カレカノの後を受けた新連載。
この作品については、「ピアノスフィア」のいずみのさんが先行して書かれているので・・・
「■[book][comic]津田雅美『eensy-weensyモンスター』発売 」
なんというか付け加える点はないというか・・・。いやいや、そんなことを書いてはミもフタもないので!wちょっと自分の感想をば。上手く書けるかわかりませんが。
読んでいて、うん、確かに作者の初期短編集のころにあった雰囲気+カレカノ後半までに洗練させた大ゴマっていうか、極限までそぎ落としたようなコマ割りで進む、中々のシロモノ。
エリート、というか、他者から見て何がしかの優位性をもっている人々は、実は心の中にある種の欠点を抱えている・・・で、その人々たちのコミュニケーションのぶつかりあい。というのは、カレカノ以前の初期短編集あたりから延々と変わらない作者のテーマだったりするのかな、とは思うのですが、今回はちょっと変化球気味。
女の子は地味目だけどしっかりしている。けど、ココロの中に虫(ダークサイドの暗喩)をもっている。
男の子は、派手目だけどしっかりしている。けど、周囲は派手さを評価している一方でその価値に決して重きをおいていない(つまりは、アクセサリーと同一的なもの)。
そういういささか絡み合った優位性と誤解をいかに解いていくか。という話になりそうではあります・・・ちがうかな。
カレカノのようには長く続かず、作者自ら2巻完結と明言しているので、肩の力を抜いて読むべきでしょう。とはいえ、二巻完結にしては登場人物多すぎね?とかあるんですけどね。
そんなわけで読了記録として
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