※blog掲載用に作ったけど、イマイチ決まらなくてmixiのほうにupして、やっぱりblogに戻した妙なエントリです。ちょっとしたトピックがあったので、順序を入替えてます。
自分をニコマスにはめた原因はダムPとorgonePで、それからあまたのPを見てきたけれど、この人は別格だ。と思う人が何人かいる。以下はその中の二人を書いたもの。
好きなPの一人で多分もっとも異色なPの筆頭が、りんごP。
一般にPの中でも自作、つまりX箱買って自分でアイマスをプレイして、そこで必要な動画素材を取り込む。という本流の流れのほかに、借り物、つまりZoomeとか昔のStage6のような高画質の動画サイトに上げられた他者の動画から切り張りする、"借り物"Pがいる。
大体はPを始めたばかりの人とかがやるのだけれど、今でもその借り物のスタイルを崩さないわりに、どーなっているの?というような表現スタイルを見せてくれる。
まぁ、どんなの?と思うなら、これをどうぞ。2007年の10月から活動をスタートしているが、5本ぐらいのUP作品しかない寡作なPだが、その中でもえりすぐりを。
デビュー作もそうだったけれど、この人のセンスは一風変わっていて、文字を動画の中に取り込んで変幻自在に変化させる。ニコニコ動画は平面的にコメントが流れるが、このりんごPはそれにそれを3Dにしてみせた。アイドルの周囲を取り囲むように流れるコメントの列を最初にみたとき、なんだそりゃ?と思ったもので。どうやって作っているのか、そもそもどうしてこんな演出センスを身に着けたのか...。
デビュー作は映画「se7en」を多分に意識していて、次の作品は攻殻を意識しているのだけれど、その演出センスはどうかしてるレベル。多分ニコマスから動画編集に入った人ではなくて、別フィールドでもう活躍している人なんじゃないかと思うんだけど...。
ただ、地味なのか、そのすごさに比べて視聴数があまり多くないんだよねぇ。もっと増えていいのに。
で、その人がtestであげた作品。いままで1から4まで短いけど衝撃的な作品だった。
mixiでは4を取り上げたんだけど、取り上げた矢先に最後のtest 5がupされた。
test4を見ても驚いたけど、test5はさらに輪をかけてすごい。な、なんだ、こりゃー!!!!
見たときに発したのがこれ。りんごPの演出にこれのルーツとなるものもあったのだけど、こうまで洗練されてくるとは。
アイマスキャラに漫画的記号を追加して、ズームインとアウトで疾走感と空間の広がりを感じさせている。
そしてそれまでのtestがそうだったのだけど、モノクロから色をインサートするそのセンスもすごい。
(ここらへんあとで画像を挿入するかも)
七夕革命以後、ニコマスは独自ステージで空間の広がりを作る演出が増えているけれど、またそれとは違うアプローチで空間の広さを感じさせている。
ニコマス界隈の有名タグ「ご存知ない技術」がつくのも無理はない。ただ、やはりりんごPはその卓越して際立ったセンスがいいのだと思う。
テスト作品、2分にも満たない動画なのに視聴数はup後1日足らずで2万を超えるとんでもない結果になったのも無理もない。
もはや有志によっとtest1から5までをつなげた作品もupされる始末。
ぜひりんごPにはこの作品をupしてもらいたい(けど、椎名林檎関係の曲は権利者削除が多いらしいからなぁ...Zoomeとかでupしてもらえると嬉しいけど)。
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ニコマスP達の間からも最大限のリスペクトを受けていると思うRidgerP。
古参にて、寡作だが、その作風は数多くのリスペクトを受けている。しーなPのダンスシンクロとも違うシンクロセンス。わかむらP、慈風Pとは違うベクトルの(高レベルだけど表に出てこない)エフェクト。そして、独特のマットさを感じさせる色合い処理。
有名Pの作風はターム化されることも多く、たとえばわかむらPの"回転寿司"、慈風Pの「慈風チェイン(チェーン)」とかあるけど、RiderPの「Ridgerターン」もその一つ。
(生憎と、Ridgerターンを生んだ"島谷あずさ"作品は削除されているので見れないのだが。)
で、最近はupもなくて、フェードアウトで引退なのか?とおもっていたら、予告編をup。
ニコニコ動画のタグには、有志により「王の帰還」というタグがつけられた。
やはり黎明期のころから活躍していただけあるし、そのスキのない荘厳な演出、まるですべてがガッチリとした世界となるような作りこみを見せるRidgerPは"王"なのかもしれないねぇ。未見の方がいたらぜひ。
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