2012年8月26日日曜日

備えよ!! ロジスティクス・サポートとは何か!

備えよ!! ロジスティクス・サポートとは何か!
備えよ!! ロジスティクス・サポートとは何か!矢澤 元 小林源文

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はい、夏の読書。ロジスティクスについての本第二弾です。

今年の夏、コミケでトラブルがあったのをご存知でしょうか。宅配便事前搬入-引渡しの段階で、いままでサークルスペース順に並んでいたのが、サークル名順になってしまい、フリーマーケットばりの島置きだったために混乱が生じた模様です。おまけにどの島がどのサークル名なのか。という問題あって、ちょっとTwitterのTLをにぎわせていましたね。

この問題、初日にこの事態を認識したコミケスタッフが、人力(!)で荷物を再配置して解決したとのことですが、色々示唆に富んでいます。従来までの方法がどうして守られなかったのか、宅配業者とコミケ運営サイドとの間でやり取りはなかったのか、など色々なことが検討されるでしょうか。

無論上記のケースは民間企業とコミケ運営サイドの問題でもあるのですが、一日10万人を軽々とこてる大イベントですから、そこにはロジスティクス的に見て色々示唆に富むことがあります。
サークルまで荷物を適切に送り届けるためにはどうすればいいのか。

実は軍隊でも同様の問題が生じていました。湾岸戦争ではコンテナ輸送で行ったものの、コンテナの中身がわからないので、コンテナを一度開けて再度荷物を確認、分配するという手間が生じた反省を受けて米軍が、RFIDタグ(バーコード)を使ってすべての荷物をネットワーク管理、ジャスト・イン・タイムを実現しようとしたものの、イラク戦争では最前線直前までそれで正しく行ったものの、あと残り1マイル、実際に前線の兵士に届くまで上手く行かないとか、ジャスト・イン・タイムで行おうとしたら前線からの補給要請に、時に過剰に対応してしまったりとかあったようです。

ただ、ロジスティクスというと日本ではどうも「物流」「補給」中心に考えがちな側面が多分にあるのですが、ロジスティクスとはもっと広範なことを指しているのが実情です。

先に紹介した井上@kojii.netさんの新刊でもそういう広範なロジスティクスの内容について述べられていましたが、この本では、筆者の経歴(某大手大型トラック製造メーカー勤務)から、ハードウェアを導入するうえでライフサイクルコストなどロジスティクスにどう影響があり、どう処理していくのか正しいのか、実例や、仮想ストーリーなどで語られていて、イメージしやすいのではないでしょうかね。

事実、東日本大震災を目の当たりにした筆者はただちに自衛隊が導入している中型トラック(3 1/2トラック)の補修部品番号をリストアップし、在庫の確認及び別在庫アカウントへの移動(つまりキープ)、そして製造メーカーへの確認を指示するエピソードがあります。陸自自衛隊は各補給処での整備能力など自己完結能力に優れているため、部品さえキープできていれば整備対応できるとの判断からです。
無論、影響はそれだけではなく国内大型トラックの部品は各メーカーにより共通化されているものもあったりするので、多種多様なフォローが必要なってくるわけですが、そういう業務がロジスティクス・サポートだったりするわけです。
つまり、どれだけ高性能の車両、装備品があったとしても可動率を考え、かつ定期的、万が一の整備時でもいち早く実線に戻すための方策がちゃんと対応されているか、そこを踏まえる必要があるわけです。
(しかし読んでいるとフランス人のクルマに対する変なアプローチが目に付きますねw)

この本では第二次世界大戦の日本のお粗末なロジスティクスの考えなどにも触れられていますので、まぁ、そこらへんはよく言われる話なのでここではとりあげませんけど、本当にタダでさえ少ない国力リソースをこうもしょうもないことに使われていては、勝てるわけもない。というのがよく見えてくるはずです。

というわけでロジスティクスに興味がある人なら読んでみても損はないかもしれません。
「山、動く」も絶版?のようですし、「補給戦」は現代の兵站事情まで記述されていません。どうしても江畑氏、井上氏、そしてこの本が現代の広範な兵站業務についてよく記述された本ではないかと思います
(ただ、本屋には中々見つからないのでAmazon経由が妥当なのかなぁ汗;;)



例えば、ある自動車を販売するにあたり、可動率と稼動率の違いだったり、ターンアラウンドタイムの縮小を図るためにどのような方策が妥当なのか。




2012年8月14日火曜日

映画色々。

夏季休暇中なので、とりためたDVDとか見直してます。あと今更「日常」みて笑ってます...なんて周回遅れ。

#ダークナイトライジング
見てきました。確かに前作が神すぎて、無力感と絶望感にとらわれながら転がっていくストーリーを堪能していたのですが、今回は今回で、うーん、そうくるかぁ。という話。
しかし、映像はきれいなのでIMAXで見るべきだったと思いつつ最後まで楽しませてもらいました。おいおい、それってどうなのさ。というところもないわけではないけどねー。

#プロメテウス (ネタバレ上等でいきます。あしからず)
劇場での予告しか見ていなかったので、古代文明で同時多発的におきた壁画の文様は何を意味するのか。っていうつかみとリドリー・スコットですよ。こりゃ、無理してでも3D映像で見るべきか。と、先行上映で喜び勇んでダッシュしてきましたよ。


だが、しかし。



...これほど見てガッカリした映画はひさしぶりだぜ。というレベルなほどにガッカリ映画。


冒頭10分程度のシーンのあと、あれれ、どこかでみたようなシーンだけど、監督、これ狙ってセルフパロなのかな。と思ってみたらと、どうやらマジらしい。あれれ、ギーガーちっくなデザインだなあと思ったら、クレジットしたら本当にギーガー御大でしたしね。

そっかー、エイリアンの前日譚なんだね。話の展開から何から何までエイリアンのセルフパロ展開で何一つ進歩したところがない。ガッカリです。
最初からエイリアンシリーズの前日譚と書いてくれれば、期待もしないで行くこともなかったよ!www(怒)

もう、話はgdgd。キャラ立てもgdgd。主人公のヒロインはリプリー的アクションを見せてくれるわけでもなし。エイリアンシリーズでのお約束、アンドロイドは正直何も考えていないようなガッカリな展開。今更、人間に対する悪意とか反乱とか、なめてんのか。俺が脚本書くとしたら、人間の間抜けさ加減にあきれながら、人間よりも人間らしく振舞って、人間に「人間らしさがないですね」と嫌味も言ってやるぐらいのキャラにしたいなー。大体、途中の性格反転はなんなの? ガッカリだ。あと、アンドロイドとなると男性型はいい加減やめてほしいよね。幼女にしろとか言わないけど、人語を解する犬とか面白いんじゃねーのとか思うけどね。ま、それはさておき。

ああ、あと、同乗しているシャーリーズ・セロン演じるスポンサー企業筋の女性も、正直人格破綻してるのか?といわんばかりの展開で、物語に何一つ寄与しないオマケつきだし間抜けすぎ。もっとストーリーに食い込むかと思っていたらのでガッカリです。
ああ、それと映画の中のメカやクリーチャーデザインもガッカリな代物で、途中で出てくるクリーチャー見て、「フェイスハガーだなー」とか思ってみてたらまんまそれ(汗;;;
)。もう、あのシーン見たとたん自分のマインドはもう急下降。

スラダンの台詞じゃないですが、「何一つ成長してない」ですよ。

あと、期待した3D映像も冒頭数分程度「へー」というぐらいでトランスフォーマー同様息切れ気味。もうすこし、気合入れてほしいよなー。正直2Dで十分なガッカリな代物です。

というわけで、先行上映見てなんですが、お勧めしません。正直、お勧めしない作品をこうまでガッカリ、ガッカリと繰り返すのも何かガッカリな文章なわけですが、心底、スコット監督にはガッカリしたわけですよ。脚本もひどけりゃ、映像もほめられたもんでもないという始末。先行上映繰り返しているのも、配給会社がガッカリしたので早いとこ上映打ち切るためなのかしらん。

はぁー、口直しに「日常」でも見ようかしらん。

2012年7月27日金曜日

最近の購入記録


現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-)
現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-)井上 孝司

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井上@kojii.netさんの新作。今回はロジスティクスを中心としたお話。まだ読んでいる途中ですけど、ロジスティクス=兵站=補給。というわけではなくて、もっと広範囲な"兵站"についての本になっています。
日本において自衛隊が自己完結能力を売りとして震災時に頼られるのは、物流が寸断された箇所へ人員と装備を送り込んで、なおかつそれを支えるだけの後方支援があるからです。しかしこれは、自衛隊にとっては、外征主体ではない防衛主体であるが故に日本国内の充実した社会資本(インフラ)を活用しているからこそできる、という側面もあります。
これが、PKOなどで海外に一定の割合で人員を送り込むとなった場合の苦労たるや中々のものがあります。幸い自衛隊においては、数々のPKOやイラク派遣によりある程度の実績を積んでいますが、実のところ大隊レベル以下ですからなんとかなっているのであって、これがアメリカのようになると、とんでもないことになります。
何しろ、武器弾薬燃料食料その他もろもろを送り込むルート選択、輸送手段確保、果ては輸送機やトラックに搭載するコンテナ、パレット(荷物の下に載せる台座)、あれやこれや、考えなければいけません。

ちなみにAmazonとかで本とかをオーダーすると、時々、「こりゃ無駄じゃないか?」って大きいサイズの箱に入ってくることはありませんか? あれも、物流(ロジスティクス)を考えると「しょうがないかー」と思うこと請け合いですね。規定の箱を用意することで、物流量を制御できますよね。
これが大小さまざまなサイズが混在していたら、その時の無駄はないかもしれませんが、整理や輸送手段の手間隙は増えます。まさしくTOC理論でいうところの「個別最適化は全体最適化につながらない」を地でいく展開となります。

そんなわけで、単純に「兵站」を「補給」と考えると大きな足をすくわれます。「兵站」とは、「補給」その他諸々、すべての後方支援作業全般を含めたかなり範囲の広い分野なのです。

しかし、この本色々面白い話があるのですが、アメリカ軍も大変だ、こりゃ。とアフガニスタンのトラック補給隊列の写真を見てため息をつくこと請け合いです...。


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カスペルスキー 2012 Multi Platform Security 1年1台ツインパック
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PCのアンチウィルスを4年ぶりにカスペルスキーに変更しました。というのも、ESETスマートセキュリティに不満はなかったのですが、スマートフォンのアンチウィルスソフトを考えたときに、カスペルスキーの機能が興味深かったせいもあり、今年一年、PC及びスマートフォンのアンチウィルスをカスペルスキーにしました。上のツインパックは、1台分ライセンスを2年つかうか、あるいは、Win Or Mac Or Android いずれか2ライセンス使用可能という形なので、購入してみました。
で、Androidのほうですが、バッテリの消費はわりと多いようですが許容できます。ただIS03だともっさり感がつよくなったかなぁ。

Evernoteオールインワンガイド
Evernoteオールインワンガイドコグレマサト いしたにまさき 堀 正岳

インプレスジャパン 2012-07-20
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前に取り上げたEvernoteのガイド本です。正直この手のガイド本は"賞味期限"が短すぎるのですが、「あれ、あの機能ってどう使うんだろう?」みたいなリファレンスだと割り切るのがいいのかもしれません。
頃合みたら自炊⇒電子化するのがいいのかなぁ。

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もう今年のスニーカーはNBにしていたのですが、通勤用に面白いかも。として購入。
靴底(ソール)が凸状になっていることでわざと不安定感をつくり、歩くだけで足の筋肉に負荷をかけて強化することが出来る...という売りらしいです(汗)
詳しくはNBのサイトをどうぞ。 使った感じですか、かなりふくらはぎにきました汗;;;; こりゃいいわ。
で、はじめてスニーカーをAmazonから購入したのですが、サイズ交換とかわりと柔軟なんですね。へーとか思ってみましたが...リアルな靴屋でチェックしてAmzonで購入っていうのも色々難ありですよねぇ。今回は先にNBのスニーカーを購入していたので、サイズの感覚がわかっていたのでオーダーするのにためらいは無かったのですが。

あと、色々復刊ドットコムから届いたものとかあるんですが、まだ週末に追加予定です。




2012年7月7日土曜日

自分の中でのシフトチェンジ、Evernoteの場合

つい先ごろ、ようやくというかEvernoteのプレミアム会員となりました。

EVERNOTE プレミアムパック 3年版
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ソースネクスト 2012-05-18
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(3年間分のプレミアム会員がAmazonで正規の2年間分プレミアム会員金額の以下、大体7,500円で購入可能です。お徳かも。)

Androidのスマートフォンに移行して、まぁ、わりと色々なソフト使いましたが、自分にとってこれだけ使いでのあるツールになるとは予想外でした>Evernote。

Evernote、最近流行りのクラウド系サービスで、ありとあらゆる情報を登録し、ありとあらゆる端末から見ることが出来ます。自宅のPC、手元のスマートフォン、Web上からも。ToDoも書いておけるし、これを記録することが出来る。PDFも写真もサイトのクリップデータもありとあらゆるデータを放り込んで、かつノートブック、タグなど検索も強力です。
(まぁ、自分はノートブック+時系列で管理しているので、あまり検索を使うことはありませんが)

自分のOfficialの立場は、複数のプロジェクトが同時平行だったり、1年に1回しかやらないけど、自分以外には引継ぎできそうもない(過去のぐちゃぐちゃした経緯も踏まえないとやってられない)とかToDoが入り混じったり、めんどくさがってやらなかったり(苦笑)とか色々あります。
そういった備忘録もまとめて書いておけます。

プライベートでも同様です。GTDみたいなことはやりたいんですが、すぐにブレブレです。
「あれ、どこにしまったっけ?」とか、「あれぇ、あの口座に振り込むのっていつまでだっけ?」とか色々あるので、いままでそういうのは手帳に小さくコピーしたものを挟んでおいたりとしかしていたのですが、そういうのもEvernoteならすべて放り込んでおける。

なおかつ素晴らしいのは、ToDo管理の記録をずっと管理できるわけです。
GTDなどのタスク管理は、1週間を乗り切るのは問題ありませんが、数ヶ月前自分が何をやっていたか、数ヶ月にわたるタスク管理では一気に統一性が乱れてくる可能性があります。

週次タスクに「○○プロジェクト 1-2工程の実行・進捗チェック」と書いておいてもプロジェクト全体としてはどうなのか。という問題がついてまわります。Evernoteであれば、さっとノートブック間を見るだけで串刺しで管理することが可能です。
(ここらへんもう少し融通が聞くか、Evernoteベース+Googleカレンダーなどと連携可能なタスク管理ツールがほしいですけどね)

読みかけのオンライン小説などもクリッピングしてEvernoteに放り込む。URLとセットで登録できますから、オリジナルも読めるし手元のデータでも読める。気に入ったCG、画像、女の子写真(笑)もまとめて放り込んで、Androidで見てニヤニヤもできます。

おかげで、手帳はジョルテ&Googleカレンダー+Evernoteで代替が出来ました。今、ほぼ日手帳は自分の純然たる日記気味の手帳と化してます。
(これすら場合によっては、AndroidのCamScannerで画像データとしてEvernoteに放り込みます)。

ただ、通常使う分には無料会員登録で十分だと思いますね。
自分がプレミア会員になったのは、evernote foodで食事の記録とか色々やり始めたし、いいサービスだからお金を払おうか。という気持ちからです。

無論、クラウドのサービスですからバックアップは必要ですよね。
これは今、検討中の問題だったします。

それ以外のクラウド・ストレージサービスとして、Dropboxもありますが、こちらは現在のところスキャンした自炊データのバックアップ用です。あと友人と写真のデータをやりとりしたりという使い方ですね。
最近始まったGoogle Driveにはスプレッドシートを格納しておいて、数ヶ月前から初めているダイエット&運動記録をつけています。体重が減っていくのがわかるので、視覚化されることでモチベーションの維持もできます。まぁ、友人・職場の同僚などにもダイエット中だと宣言して、退路を断ってもいるのですが。


そんなわけで自分の備忘録的にEvernoteについてまとめてみました。

2012年6月28日木曜日

最近の記録

■アイドルマスター 7thAnniversary ライブビューイング参戦。
つ、疲れた...4時間だよ。4時間。取った席が悪くて、前から数列目、しかも端だったもんだから、首は疲れる、腰は痛くなる、これ、実際横浜アリーナでスタンディングしていたら次の日立てないって!w 座ってビール飲みながら、コールあり、サイリウム回す人達もいて色々な意味で楽しめました。
でもね、行って良かった。本当に良かった。「DIAMOND」「七彩ボタン」「SMOKY THRILL」「約束」が聴けたから本当に満足でした。ライブ中盤のメドレーも良かったですしね。カメラと見るや目線をくれる中村先生には笑ってしまいましたけどw
で、なんですか、PSPでまた出す。しかしもアニメ付き。どれだけ搾取すればいいんや! 鬼だな、バンナム!

で、ライブ明けにモゲマスやったら、SR律子参戦かよ! プラチナガチャ回せってか! 仕方がない、プレイ初めてずっと無課金だったけど是非もなし。
(×千円注ぎ込む)→(回す)→SR千早が三連続(吐血)→律子かすりもせず→ニートアイドルの杏ぐらい→orz。
こ、これはガチャで数万注ぎ込む人達の気持ちが良くわかる。次こそはと思うよな、そりゃ。蝉丸Pも20K注ぎ込んだってTweetしてたし、もうほんと、課金兵マジ怖い。

自分? 深呼吸して、自制を取り戻しましたよ。ええ、もう。

■読了記録
Landreaall 20巻 限定版 (ZERO-SUMコミックス)
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一迅社 2012-06-25
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...限定版買い逃した...。週末まであればいいけど。
いやね、もう最後のDXの台詞が泣けるわけです。そりゃみんな酒飲みに連れ出すよ!
今まで読んだ中で印象に残った失恋のあとのシーンはBバージンのユイに振られた主人公に、男友達二人が夜明けの海に連れ出していくくだりだったけど、ランドリオールのこの巻最後のくだりもいいよね。微妙に役にたっているのかわからないけれど(笑)、すくなくともDXの周りには一緒に飲んだくれてくれる友人がいるんだからさ。

始まった直後に終わったような恋だけど、失恋して、もう逢わないならいざしらず、今後も色々会うことがわかりきっている相手がそばにいるのは辛いわなぁ。そりゃ、「好きにならない」と言うよ。でも「友達なら」、「ずっと一緒にいるよ」とはいえるのだろうさね。それはきっともっと広い情の形だよ。包み込むような慈愛でもあるかな。...でもさ、DXってほんと報われねぇ男だなぁと(苦笑)


■映画「ネイビーシールズ」を見る。
というわけで、ライブビューイング後には映画を見ることに。腰にきた...。
現役SEALs隊員が映画に出るというトンチキ(失礼)な展開。いや、劇中のSEALs隊員は全員本物なんですよ、これがまた...(厳密には訓練教官達ですが)。つまり、映画の中で台詞も話すし、日常生活も演じていたりする。
どこどう考えたらこんな無茶な企画通るんだ?。
なので、映画的演技とかそういうのを求めるのは筋が違う。ここは、SEALsによるプロモーションビデオと考えてみるのが吉。カメラワークも面白いのがあるけれど、リアルに振れば映画的ハッタリがなくなるのは当然のことなので、そういう楽しみはない。
ただ、建物内に突入(エントリ)するシーンだったり、銃の取り回しとかが本職なんだろうなぁと思わせるわけですよ。さほど遮蔽物に隠れるわけではないんだなぁというのが印象かなぁ。正確にいうと隠れながら撃つのではなくて、自分の射角?を確保しつつ視覚外から撃たれないようにする位置取りというか。部屋に突入するときも火力で押し切るような感じですから、やはり警察系ガンシューティングとはちがうんでしょうね。バディやチーム、バックアップが常にいるからこそ出来る芸当というか。





2012年6月25日月曜日

戦国の軍隊: 現代軍事学から見た戦国大名の軍勢

戦国の軍隊: 現代軍事学から見た戦国大名の軍勢
戦国の軍隊: 現代軍事学から見た戦国大名の軍勢西股 総生

学研パブリッシング 2012-03-19
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さて、十年一昔といいますが、ちょうど十年前ぐらいですか、よく知られる戦国時代合戦の一つ、長篠の戦において織田信長の三段備えによる鉄砲隊による武田勝頼の騎馬軍団撃破というものの信憑性に?マークがついたのは。

・そもそも騎馬軍団と言えるものは存在していない。
・織田勢の鉄砲保有率は他国に比べても突出はしていなかった。(10%弱) それでも1000丁を軽々と超える数を戦場に持ち込んだのですが。
・武田勢は徳川・酒井勢らによる鳶ヶ巣山周辺の掌握による後方遮断の危険性を察知し、時間的猶予がないまま狭隘な場所での合戦を強いられることになった(これこそが信長勢らの特筆すべき点ですね)。織田・徳川勢は戦域でのイニシアティブを掌握して狭隘な設楽原で、丘陵の上に陣取ったこと。
・単純に土塁と馬防柵などの大規模野戦築城(とはいえ、戦国時代、この手の野戦築城は珍しくもないのがわかっていますが、信長は大規模だった)による。
・これに対して両翼に大きく開いた武田勢はどちらかの軍勢を突破できれば勝利。ただし、織田・徳川勢は固い野戦築城に篭もって(味方の壊乱を防ぎ)、相手に出血を強いることで士気を崩壊できる。事実武田勢壊乱後の追撃戦で多大な戦果をあげた。

というのが、大体の新評価ですね。
あの当時、2chの軍事板界隈でも時代劇などの戦国合戦シーンなどをとりあげて、一番戦国の実情にあった描写をしているのはクレヨンしんちゃんの劇場版だ。という話もありましたね、そういえば。

元々、三段備えとかは江戸時代の講談から端を発して、日本陸軍参謀本部あたりが(色々な理由から)でっちあげたようなところもあります。明治維新後の日本にとって国体を確立するのに、過去話でも美化し英雄化する必要があったせいかな、という気もしていますが。

今では、センゴクなどもあって新しい合戦の様子が描かれてもいますが、知らない間に戦国時代研究は新たな史料発掘などもあり、それまでの定説が色々と崩れていることがあります。

前ふりが長かったですが、この本はそういう今、変化しつつある戦国時代の実情に対するアプローチを知る方法として極めて興味深い内容が記述されていました。

自分も曖昧に思っていたことがこの本ではっきりとした形として示されていました。

1) 戦国時代の兵力内階級格差
2) 戦国時代末期にはもう形を見せていた諸兵科連合(コンバインド・アームズ)の萌芽

1)ですが、大体極々一般の人々が思い浮かぶ戦国時代というと、武士階級+農民からの徴兵であり、上杉勢は農民主体の兵であったために農閑期しか戦闘が出来なかった...という通説がここではあっさりと覆されます。上杉勢は以外と農繁期でも兵力移動を見せていたんですね。

 筆者の論ではこのような形となります。大名>家臣群>=傭兵=農民、となり、基本的には傭兵などが主体であり、没落した武士や土地を追われた農民などが母体となりこれらの規模は戦国時代にはかなりの規模になっていたということが知れてきます。まぁ、最底辺の派遣業みたいなもんですね。もともと武士の発端は中央集権時代における(軍事力による)統治能力のタガが緩んで、地方荘園に独自の武力をもつように至る...わけですから、まぁ、基本的にはチンピラなんですよ(あ、書いちゃった)。
なので、源平時代をやる夫を使って書いている「やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです」で描かれる板東武士の生き様っていうか、価値観について、上の話を読んだ現代の若者(高校生だったかな?)曰く「まるでヤンキーの行動みたい」っていうのは、外れていないっていうか、もう、そのものずばりですよね。
面子を優先し、チーム(血縁関係ですが)の上下関係で時々は意に沿わないこともやんなきゃいけないし、ノリノリやることもある。もうほんと、やってることは大差ないです。

とはいえ、全員が全員武士でいられるはずもなく、没落し、くいっぱぐれて、傭兵暮らしというか、人材吸収のバッファーゾーンになったんでしょうねぇ>傭兵家業。
当時、家・血筋のために命をかけるというのはわりと明確ではなかったのもありますから、ドライだったでしょうし、だからこそ、100年もドンパチやれたというのもあるんですが。

2) 軍隊組織を十二分に生かすためには、一つの隊が諸兵科連合、すなわち、鑓・鉄砲・騎馬(侍)・小荷駄(輜重...補給兵)で構成されている必要があります。こうすることで一個の戦闘ユニットとしていかなるケースでも戦えるケースとなりますし、計算できる形となります。
 欲を言えば、全軍において一定の兵力単位による戦闘ユニットが構成されると一気に近代の軍隊組織となりますよね。兵力動員にたいして計算がつきますし、計算できる戦力となりますから。
 従来まで自分も疑問だったのですが、戦国大名とその配下の家臣たちは其々所領による規模で動員兵力に当然のごとく差が生じます。ある程度規模の家臣の配下なら諸兵科連合は構成できるが、では雑多な小規模な所領をまかされている武士たちの配下は十人、百人規模が精々でしょう。ではこれらでどうやって戦力として形成できるのか。

 この本では意外なことに、北条家の例をもってこの手の動員がいかなる差配で行われていたのかを解き明かされており、配下の武将らに事細かな武具の統一等の指示が示されている一方、兵力の供出という形であり指揮権は北条家のトップが握っていたことが示されています。
 つまり戦国末期の段階でもう諸兵科連合のメリットが認知され、かつ、配下の武将たちは自分たちの所領で維持している兵力(それは傭兵...すなわち雇い兵らが中心)を供出。大名は供出された兵力を編成して、武将たちに預ける。という行為が行われていた形となります。

 ...しかしまぁ、人類ってこと戦争になると凄い勢いで合理化が行われるんだな、というのが正直な感想です。大体、西洋で諸兵科連合のメリットが認知されたのも1600年代ど真ん中、テルシオとかマウリッツのRMA(軍事革命)による三兵戦術の導入が行われるわけですが、地球の反対側の日本でも同様に諸兵科連合によるメリットが認知されていたということですから。

この本では、豊臣秀吉による小田原攻めの実情も調べていますが、これについては自分も若干の保留状態です。おそらく秀吉は近畿地方の経済を織田家から継承・掌握していたための豊富な財力をもっていたのは確実ですし、当時に比べれば兵站業務をおろそかにしていなかったでしょう。
とはいえ、小田原攻めですべての兵站が満足できていたかといわれれば、それは無理だったかもしれません(それは現代の米軍でもありがちな話ですし)。なので、極々一つのエピソードをもとにすべてを決定づけられるわけでもない話かな、という気がしています。

織田家の強みとは、ベンチャービジネスばりに旧弊の仕組みでは外れた強烈な上昇志向の塊のような面々を束ねていたのですから、そりゃアチコチにひずみも出ます。織田信長の治世において反乱が年中行事のようだったのにもわけがあります。本能寺の変以後、身内で食い合う始末なのも頷けますし、その後秀吉が物騒な連中を朝鮮の役に連れてったのもそりゃ理由があることでしょう。100年続く戦乱でダブついた人材をどう落ち着けるかといえば新しい別天地に連れて行くしかないですからね。

(その一方、戦国後半でこういった日本武士が東南アジアなどでも傭兵で活躍するのですが、彼らも日本本国が鎖国していくとその数を減らしていくわけですよね。)

話はアチコチとびましたが、東国を中心とした戦国時代の実情に新しいスポットを浴びせたいい評論だと思います>「戦国の軍隊」






2012年6月16日土曜日

最近の購入物色々とやりたいことのメモ。

全然本が読めてません。スパロボのifルートも攻略したから、もうそろそろ読書の季節か。

はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫 わ 6-5)
はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫 わ 6-5)和ヶ原 聡司 029

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いい塩梅に面白い作品です。生活臭漂う作品なんですけど、じみーにウエイトがかわりつつありますね。

対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)
対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚 (富士見ファンタジア文庫)柳実 冬貴 切符

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たまーには新シリーズに手を出してみようかと。

蝉丸Pのつれづれ仏教講座
蝉丸Pのつれづれ仏教講座蝉丸P

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ネット檀家の端くれとしては買ってみようかと。本屋で表紙を開いて次のページで吹きましたけどw

あと、AmazonからUSBハブとOAタップを購入。これはPS3の増設HDD用として。

■やりたいこと。
・すっかり手放せなくなったEvernote(でもまだ無料ユーザーw)とToDoとか、外部記録装置。あと、Dropbox/Googleドライブとか適材適所をどう使うかのメモとしてのエントリ。

・最近かったドクトリン本とか原発事故本が一向に読めないので、いっそ、読書記録をエントリというかTwitterであげて、それをまとめてしまおうか。

・18世紀からの歩兵戦闘動画集。戦列歩兵はマジ地獄編。

■最近読んでいるコンテンツ。
「夕撃旅団-改」さんの「F-22ラプターへの道」。マジ長い!w アメリカ空軍が何ゆえにF-22を作ったのか、WW2の高射砲からスタートして、爆撃機バカ一代ことルメイ閣下のもと絶頂を迎えるSAC(戦略空軍)の没落、そして片田舎にいた変人天才パイロットにして鬼才ジョン・ボイドがもたらした大変革E-M理論。そして彼が編み出したOODAループを説明しているところまで絶賛連載中。自分みたいなドクトリンとかアプローチとかそういう言葉が大好きな人はたまりませんw お勧めです。


実際、多くの企業などでは、その組織の巨大化につれて
この方向性の決定(概念化)の混沌化と麻痺を避けることができず、
その活動が停滞、あるいは混乱してゆきます。

正しい方向性の決定(概念化)ができないと、正しい行動もできない、
というのは個人も組織も同じですから、この部分がうまく働かない以上、
その先に待っているのは敗北となります。
これは企業においては倒産と言う形を取るわけです。

このため、組織が一定以上の規模になると、自動的に瓦解が始まり、
100人以上の従業員を抱えるようになった会社のほとんどが、
平均的に創業から20年前後で破綻に追い込まれる、と言われています。

そしてこれは人間の行動の基本原理に基づく現象ですから、
残念ながら、ある意味、避けがたい部分があります。


長い引用ですが、これを突破するジョン・ボイドが編み出したOODAループが示唆する「混沌と麻痺から絶望に至る道」(本文中)を避ける道筋とは。というところまで。どうです、引用部分読んでわくわくしてきた人にはお勧めです。それは人間社会において組織\、国家がいずれは崩壊の道を歩むのは当然。歴史の必然。それを突破するための方策でもあります。

というわけでお勧めです。