自分が書いた「"http://babyloncafe.cocolog-nifty.com/babylon_cafe/2004/12/post_5.html">
きな臭い話」にトラバがついたので、していただいた"http://newstoday-0.seesaa.net/article/1752106.html">サイトをチェックしてみた。
タイトルは「日本、軍事体制へまっしぐら。 軍国化を煽る防衛庁」・・・しばらく唖然としてしまう。
いや、自分のサイトを読んでくれている人がいれば、自分がどういうスタンスで書き込んでいるか、わかっているだろうに・・・。
それともコンテンツをだけを見てトラバしたのだろうか。うーむ・・・。
何の意図があってトラバしたのか。スルーしてしまおうか悩んでしまうが、ちょっと書いてみようと思ってキーを叩いて見ます。
まず琉球新報の記事から言うと、今の有事法制が戦争を前提にしているもの。というのはあたり前だろう、という気がしますが。
※無論、だからといって沖縄県在住の方の心情に関しては自分がどうこう言える立場ではありません。
一部の人達が言うように、文民統制は近代国家が軍事という力を制御する上で重要な要素ですが、そのために有事法制は必要なのですよ。
でなければ、自衛隊の治安出動にまつわるすべての事柄が法的なコントロールを逸脱してしまう。だから法でさだめようというのに、それが軍国化って言われると困るんですが。
そして、南西諸島方面は先の潜水艦事件などといいホットスポットと化している。
日本にとっての仮想戦場はここ十年の間はここら近辺(もしくは朝鮮半島)になると思います。で、
そこに備えるのは日本の防衛を担う自衛隊として当然のことなのです。
ぶっちゃけ、「ええ、で、それが何か問題ですか?」としか言いようがない。
コメントについても同様。
文民統制(シヴィリアン・コントロール)とは、軍人(自衛隊ですが)が政治に口を出すな、ということですが、それと研究は別です。
今回については前防衛大臣が懇意にしていた自衛官に私案を出してほしい。というレベルですので、自分としては可のレベルだと考えています。
(この場合、自分の判断基準は時国家の為政者に対する影響力を考えています。そして、その内容の如何にかかわらず、です。この場合、
大臣経験者という過去要職であった人物が知識を持つものに意見を求めたレベルですが、それが何か?という気もするのですが・・・)。
重ねていいますが、よく憲法改正反対と言う方がいますが、自分としてのスタンスは憲法はあくまで人が生きるための法規(お約束)でありルールだと考えています。しかし、逆に言えば法規でしかすぎないのです。
宗教ではないのです。北風が吹けばコートを着るし、太陽が出ればコートを脱ぐでしょう。ルールは未来永劫不変ではないのです。ルールは常に状況において変わるんですから
右傾化はまぁ、的を得ていますね。これはしょうがない。いままでが酷すぎたっちゅーか、そういうレベルですので。
しかし、忘れてはいけないのは、民主主義における政治家とは国民が選出したものであり、
彼らが右傾化しているということは国民もまた求めているということでもある(だがまぁ国民が常に正しい選択をしているわけではないのが世の中の事実なのだけど)。だから目くじら立てる心配はありません。政治家だけが悪いわけではないのですからして。
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挙句の果てには公共放送が国営放送に成り下がって、
民間企業(右傾化に警鐘を鳴らす一部マスコミ)を公共の電波を使って
批判している始末。 本当に戦時体制突入前みたいですね。
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公共放送が国営放送に成り下がって。という意味もさっぱりわからないけれど、これってNHKのことなんだろうか。
確かにNHKは公共放送だからなぁ。一応、"http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM#s1-2">放送法を"http://www.houko.com/index.shtml">法庫で確認したけれど、
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��放送番組編成の自由)
第3条"#98FB98"> 放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。
(国内放送の放送番組の編集等)
第3条の2"#98FB98"> 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
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とありますので、まぁ、問題になるのはどっちだろうか、っていう気もしますし、批判と警鐘はどこがどう違うのか・・・。
警鐘はただ言いふらしているだけ、批判はその立場を明確にしている分だけ前者のほうがいいかと思いますけどね。
「右傾化に継承を鳴らす一部マスコミ」もどこだかわかりませんが、まともな報道機関は会見を捏造したり、
虚偽のインタビューを載せることはしませんよ、目的が正しければ手段は正当化されるのか。
と言いたいのですが。それがジャーナリズムかと。
いいですか、自分はオウム真理教の一件からですが、
(自分も気に食わないところがあるけれど)都知事の会見部分を不当に切り捨てて内容を変更させたりするようなTV局のニュースなんてアテになんざしていません。
さらに言うなら、まるで裁判の結審のタイミングにあわせたかのように数年前の事実を持ち出し、
ましてや会見の日付をでっちあげるような姑息な手段を講じるような新聞社も大嫌いです(最低限、
ネタがあればWebでさらりと見るに留めるぐらいです)、サンゴの事件から大嫌いですがね。ああ、そうそう、
その系列TV局のあまりに稚拙なニュースにも同様にアテにはしていません。ついでに言うなら、"4">その系列TV局のサッカー日本代表試合のあまりの酷い実況ぶりも大嫌いです。
まぁ、
なんですね、批判されるには批判されるに足りる理由があるんだと思うんですけど、どうでしょう?
公共の電波を使って性質が悪いことをしているのはどっちかと。
戦時体制というのが、意見の抑圧、画一化、もしくはある種の同調化現象のことでしょうか。ならば安心してください。
貴方がこうしてblogに意見を書き込んでいるだけで特高(ああ、今は公安ですね)に引っ張られはしません。
それだけで戦時体制とは違うんですから。ああ、もし貴方が不当に逮捕されたとしたら自分も反対意見を言うでしょう。
民主主義の根幹は意見の共存ですからして。
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この国の経済影響力も落ちたし、もう本当にダメポ。
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で、経済影響力と前段はどこがどう結びつくのか、そしてそれがどうして駄目なのか、論拠がさっぱりわからないのですが・・・。
日本の経済が今後どうなるか、どうも悲観的な雰囲気ばかりなのですが、べつにいいじゃないですか。国家にとって興亡は当たり前のことですから、未来永劫発展し続けるわけではないでしょう? ローマも、中国も、イギリスも、そしてアメリカもいつかは没落していくのかもしません。
どうして日本だけがその影響から免れようかという気もしています。(流石に自分が存命している間にIMFの管理下におかれてもらいたくはないですけどね)
ただ、世の中の経済評論家と言われる人々のヨタ話はいい加減信じないほうがいいでしょうね。原油価格の高騰が伝えられ、
さも数ヶ月後にはオイルショックが!みたいな煽りだったのに、今じゃまぁ落ち着いています(所詮は投機筋の乱高下だったようで・・・
これも頭が痛い問題なのですが)。
ぶっちゃけ、自分がどのような政治信条、
もしくは国際情勢認識をしているかはトラバした前後のコンテンツを見てもらえばわかるかと思うのだけれどなー。こういうのが弱ったもので。
件のサイトは、検索してTBできればガンガンしている(ややspam的な)サイトだと思います。中身を見ているとは思えず。
返信削除��gekka blogにもTBあったんで
や、やはりそうでしたか。
返信削除もうお一方トラバしていただいた方のサイトでもあのサイトをSpam的トラバサイトだと書かれていましたし、どうやらコメントをつけてもらえることでアクセスカウントをはかりたいタイプのようですね。何の意味があるのやら…。
まぁ、ネット世界でリンク禁止というのもつまらないので今後はスルーで行こうと思ってます。