「第8の習慣」も出てなんなのだが、まだ読了しきっていないのもあり、ここしばらくはフランクリン・プランナーの使い方についてちょっとメモとして。
フランクリン・プランナーの使い方を実践的に学びたいのだとすれば、そのキモである「価値観」の確立が出来ればこちらのものです。じゃ具体的にどうするのよ。というのがわからない場合は、下のワークブックにしたがって書くのもいいかもしれません。わかりやすいですよ。
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フランクリンプランナー
「価値観」>「ミッション」>「目標」>「一週間コンパス」>日々のタスク(優先度振り分け)という流れが出来ることが望ましいですね。
ちなみに自分の場合は、日曜日の夜に一週間コンパスを書き始めます。それまでの一週間のタスクを見て、(余力があれば)「価値観」「ミッション」「目標」「一週間コンパス」を見ます。
やれなかったこと。できなかったこと。本当はあってほしくはないのですけど、しょうがありません。それが来週も続けて「やるべきなのかどうなのか」を確認したあとで一週間コンパスに書き込みます。二週間や三週間書いてあるにもかかわらず出来ていないものがあるなら、方法の見直しが必要です。ばっさりと消して、「方法検討」とするのがいいかもしれません。
また、どうも自分は忙しくなると「一週間コンパス」からスタートしてしまうところがあるなぁとは気がつきましたが。
次に、毎日朝食事をしたあとで、プランナーを開いてアレコレとタスクを書き込みます。平日なら前日、もしくはそれ以前に書かれた予定がありますから「優先順位は・・・」と決めてアレコレとします。
なんでもかんでもA(緊急かつ重要)なタスクではないはずなのに、してしまうときがありますのでこれまた要注意。
「それをしなかったらどうなるだろうか」「誰かに任せられるのではないか」など考えどころです。
(これについては次回の五、実践編そのニで書きたいなぁ)
さて、職場では次の日、翌週、翌月の予定が決まったりしますのでそういう時もプランナーで書き込んだりします。
こうして考えると、日々のコントロールだって大変なものです。
こういう日々のコントロール方法なんですが、本屋で面白いものを見つけました。
ブライアン・トレーシー 片山 奈緒美
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役立った部分

納得。

自分の時間についてはわがままになろう
タイトルがよくないですが、原題は「TIME POWER」。つまり、時間の使い方にフューチャーしている本です。
この本の中で繰り返し述べられていることに、「時間」をどうやって有効的に使うのか。「7つの習慣」、「TQ」がどちらかというと、思想、戦略面での話しだとすれば、この本は戦術的、実践的な使い方です。
自分の価値を上げられるのはどこまで行っても自分であり、そのためには決して無限ではない時間というリソースを有効に使わねばならない。無駄を省くためには毎朝15分のスケジュールを組む時間を確保したり、自分の仕事を他者に委任したり、様々な手を打たねばなりません。
80:20の法則。つまり、全体の8割を定めるのは2割のリソースだ。という法則が述べられますが、確かにそうですね。
「7つの習慣」とか「TQ」とか分厚い本読めません!という方にはどうぞ。すでにフランクリン・プランナーを導入している方は補足的な役目として(引用されているのはおそらくコヴィー博士の言葉もありますよ)。
そしてシステム手帳を導入してるんだけどスケジュール管理やメモ程度なんだけど。という人にはもう少し深い自らのマネージメントに手帳を使うためにどういう方法があるか、を知るにはいい本ではないかと。