2005年3月6日日曜日

映画「ローレライ」を見る。

映画「ローレライ」を見た。


WW2末期。8/6。広島に原爆が投下されたその日、横須賀のドックに停泊している戦利潜水艦伊-507を前に、
海軍軍令部作戦課長朝倉大佐は絹見少佐を艦長にし、原発投下阻止を目的にテニアン島へ向かうべく命令を下す。一路テニアンへ進む伊-507。
しかし、この潜水艦にはそれまでの潜水艦戦闘を覆す"ローレライ"が搭載されていた・・・。


 


<ネタバレありますので、気になる方は飛ばしてください>




・・・まぁ、その、なんですか。もう少し、あとほんの少しだけ脚本に努力があれば、わかりやすくなったんじゃないかと思うなぁ。それとも、
へんに原作読んだせいでバイアスかかっているのか。

ローレライの説明にしても、ナチスドイツのユダヤ人ホロコーストをインサートするのがあまりにも唐突だし、
軍医長があっさりと謎解きするぐらいなら、パウラか映画オリジナルのキャラから頂戴したドイツ語の資料から・・・とか入れれば、
どうやってそんなことがわかった!?という疑問を抱かせなくていい。

また、艦長と強面の掌砲長田口との関係だって、予め冒頭で昔の戦友であるとの台詞が一言でもあれば親密な関係を作れただろう。でなければ、
後半の潜水艦占拠での艦長とのやりとりに説得力がなさ過ぎるし、田口の変心があまりにも唐突に感じる。
そういう面では脚本にいま少しの説得力や丁寧さが欲しかった。


映像はほどほどに良かったですよ。



色々感想はあるのですが、日を改めて書くとします・・・・。




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