武器と爆薬―悪夢のメカニズム図解 小林 源文 大日本絵画 2007-04 売り上げランキング : 364 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
うわー、こりゃ細かいわ。それに偏っているよ!w
というのが読んだときの感想。いささか偏りはあるけれど、8.8cm(アハト・アハト)対空砲(FLAK)から始まって、大砲の説明、装甲の関係、成形炸薬弾から対戦車ロケット、手榴弾と地雷などなど、起源と原理などがわりと判りやすく書いている。(どちらかというとベトナム戦争時代までの説明が多い。RPG-7ではタンデム弾頭にも触れているけどね)
しかしまぁ、「あーあ」と思うのは地雷の発達のくだりでもある。大量かつ安価な地雷原は確かに少数で場所を守らねばならない場合にとって(侵攻方向と狭め、時間を稼ぐなどで)有効なんだけど、後処理って大変だよね・・・。
軍オタとしては、こういうのを読むと諸行無常というか人間の愚かさについて考えてしまうことは大だったりするなー。資料的価値云々については詳しくはないけれど、火器・爆発物関係について中々示唆にとむ本だな、というのが正直なところ。
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