ゼロサム WARD (ワード) 2009年 03月号 [雑誌] | |
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自分のようにLandreaall好き、特に「アカデミー騎士団」編について非常楽しみしてた方であれば読んで悔いなし、今すぐ読め。といってもいいエピソードだと思うです。
Landreaall 13 (13) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) おがき ちか 一迅社 2008-11-25 by G-Tools |
急造のアカデミー騎士団の戦いから数日後、指揮をとったティティと学長の会話。
あの戦いを振り返りつつ、語られるその裏側の話。
ティティが読みきれなかったイオンの二つの姿。そして、ティティすら差し置いて行われたある行為。
そして、大を救うために小を見捨てざるをえなかったことなど至らなかった点に後悔するティティへ向けて最大限の賛辞を送る学長。
そう、確かにあの時あの場所で戦ったアカデミー騎士団こそが未来の国のあるべき形。
身分階級は確かにあれど、彼らは弱者を守るため一致団結して戦い、己の(将来たつべき)立場に恥じぬ働きを十二分に行った。万が一の場合の保険をちゃんと行いながら・・・。
そして彼らに対して送られる叙勲。意外な設定公開(ええっ!?)。
そして公にはされることはないけれど、共に戦い、守られた者達からの感謝と敬意。
いやー、ほんと、物語はこうして締めるべきだといういい手本で。
次のコミックには載るだろうけれど、半年以上はかかるので今買うしかないでしょ。
雑誌の主購読者層には不人気だったというけれど(ま、主人公が出ないで半年以上引っ張るわけにもいかないか)、あの物語の凄みと深さを好きだと感じた人にはたまらない後日談だと思う。
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