2006年5月22日月曜日

「長門有希の100冊」から。

絶賛人気爆発中の「涼宮ハルヒの憂鬱」だが(そーいや、オフィシャルサイト、5/21現在、「ミステリック・サイン」に合わせて変更中・・・芸が細かいな、ここは)、その中でも文学系少女で宇宙人でSOS団におけるド×えもんである、長門有希の100冊。というのがあるらしい。というわけでチェック。

CAXの日記 - 長門有希の100冊

ふーん、まぁ、SF系はほとんど押さえているけれど推理小説系はアウトだな。とか読みつつ思っていたら!

54.『椿姫を見ませんか』森雅裕(講談社文庫)

・・・なんだってー! そこで森雅裕か!? ここでも見るとは!(笑)

ちなみに森雅裕氏の作品でもきっと人気の高い「椿姫を見ませんか」。苦労人で鈍感な主人公から語られる推理小説。まぁ、続編の「あした、カルメン通りで」「蝶々夫人と赤いエナメル」とシリーズが進んでいくうちに推理小説とはちょっと毛色が異なっていくのだけれど。
で、この作品、類稀な美貌とオペラ歌手としての能力をもちながら、その平地に乱を起すようなタイプのヒロインが主人公を事件に引きずりこんでいく・・・って、あれ、どうもハルヒとキョンの関係ではあるな。なんか(w

いや、その絶妙な二人のやり取りは面白いですよ。未読の方は・・・と思ったけれど、ちなみにただいま絶賛絶版中。古本屋で探してください(涙)。

まぁ、モノは良く出ていたはずなのでハードカバーか文庫、どちらでもまだ手に入るはず。「復刊ドットコム」での復刊リクエストは行われていますので、興味のあるかたはクリックなどしてはいかがかと。


ちなみに100冊中20冊程度は読書済み・・・うーむ、推理小説系がアウトだからなぁ。
でも、最後が『海がきこえる』氷室冴子(徳間文庫)ってのは意味深だな。ふむ。


#しかしあれだ、googleで森雅裕と検索したらWikiより自分が作った特集ページが上に出て吃驚(笑)


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