2006年5月17日水曜日

いいのか、それで。と心の中でつぶやいた。

23名のリストから見えるもの」(byスポーツナビ)

コラムを書いている宇都宮さんは昔から好きなスポーツジャーナリストの方だったが、今回の不安はまったくもって自分も感じていて、いいのか、それで。後を考えない選手起用は将来、つまり2010年W杯予選に絶対禍根を残す羽目になるぞ。と思うわけですよ。

今、日本の代表メンバを見てゾッとするのは、78年から80年生まれの世代ばかりなのだ。というわけです。本当なら、98年からあったように18歳の小野(つまり2002でも23、4歳)といったU-23レベルの若手がいない。本当にそら恐ろしいですよ。一体全体、これで3年後の予選、おそらく松井たちが中心となって戦えるのか。30台オーバーとなる小野、中村が引っ張るのか? 引っ張らざるをえないのか。

確かに今、Jを見てもU-23レベルで綺羅星のような才覚を示す選手は少ないですしね・・・弱ったな、と思うわけですよ。

で、内定したという反町監督のU-23代表監督就任ですが、頼むからオシム監督でもいいしヴェンゲル監督でも次の代表監督は誰でもいい・・・というか、キャプテンには口出ししてほしくないのですが!・・・ですが、代表監督と密な連携をもって(つまり反町氏が代表ヘッドコーチとして選手とのパイプ役などの役目をはたして)ほしいと思いますね。そして、ユース=U-23=代表と首尾一貫した強化策を講じてほしいです。
※個人的にオシム監督プリーズ!ってなところがありますがね。


え、W杯も始まっていないのにもう次かって? あたり前です。戦いなんて始まる前にはもう終わっていて、次の戦いを視野にいれるべきなんですから! このジーコ監督時代で日本代表、ひいては日本サッカー界に何をもたらしているのか、自分には時間の浪費以外を感じていないのですよ。

オフト時代はサッカーの基礎を再習得、ファルカンはまぁおいといて、加茂-岡田時代では日本人の日本人によるW杯突破のための七転八倒の経験(ゾーンプレスの導入と破綻と再構成、そして勝つためのリアリズム・・・トーナメントではない、リーグ戦での振舞いなど・・・の取得)、トルシェ時代はコントロール不可な代表監督に振り回されつつ突飛なフラット3の習得(奇しくもサッカー戦術に対するアプローチの見直しともなったわけですが)を得ているものの、ジーコ監督時代では何が日本代表に得られたのか。キーワードは「自由」なんでしょうが、どうネガティブな印象が多いわけですよ、いや、ほんと。

ま、願わくばこんなこと書いている自分がすいません、ジーコ監督、貴方はやっぱり偉大でした。と書かせてくれればそれに越したことはないんですが・・・ちょっと望み薄だよなぁと思う自分がいたりしています。はい。


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