2006年5月31日水曜日

20060530の記録。

「キティホーク:7月1日に北海道小樽港への寄港を計画」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060531k0000m040163000c.html

そーか、<インディペンデンス>の後、6年ぶりか。知り合いから、反対の横断幕かかげていた人たちからまず最初に中に入ったっていうのを聞いて、「そーか、そっち系の人になれば実はああいうのって見やすいの?」とか思った自分はきっと悪い機会主義者です(w なんだかんだで<キティーホーク>も艦齢45歳のお婆ちゃん。オールドネイビージャック(現役最古参艦)だっていうぐらい from wikipedia なんだけど、一般公開されるなら、空母を見る機会もそうそうないだろうから、是非来たらまたあの6年前の大行列覚悟で行こうかと。しかし前回の大混雑はほんと酷かったのよ! 帰りなんて小樽駅まで徒歩で移動して、そこからバス乗って2時間かかって帰りましたからね。しかしどのバースに停泊するんだ。前はウィングベイ小樽のあたりだったけれど・・・。

さすがに後釜のは来ないよねぇ・・・。>小樽港


「涼宮ハルヒが起こしたYouTubeの憂鬱、ネットマーケティングの大成功例。」
http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/youtube_e773.html

ハルヒのおかげであちこち凄い騒動。YouTubeはあまりのアクセス数にサーバーがダウン(いやはや)、googleの検索数はうなぎ上り、全国ネットではないアニメなのにこの勢い。
本屋にもようやくハルヒの既刊本が並び始めましたが、自分も某コミック専門店で昼間、山積になっていたコミック版が、閉店間際には残り一冊になっていたのにはビックリ。いやぁ、凄い勢いだ。安穏と構えていたけどあわてて購入してしまいましたが。

もう、この祭に乗ってしまっている自分が言うのもなんなんだけど、ほんとにアニメ版ハルヒに関わったスタッフには色々な意味で脱帽している。たとえばオフィシャル・サイトのあまりな仕込み。原作読んでいるファンはおそらくそこにある物語が語られることを想像するだろうし、もっと言えば、SOS団活動記録には実は長門の書き記した一口メモが仕込まれている始末とか、「芸細かすぎ!」(反転させてもわかるけど、ソースを見てもわかる)。

まぁ、ちょっとこの騒動はエヴァのあたりを思い出させて云々というは簡単に言えるんだけど、当時は出版物と口コミ(NiftyとかのSGAINAXとかのネタ持ち出しても、ねぇ)はあったんだけど、そういうマーケティングの爆発みたいなものから、エウレカなどに代表されるコラボっぽいメディア主導のマーケティングまでたどり着いたんだけど、ハルヒの場合はWeb2.0(笑)のマーケティングらしく、Webの「むこう側」の仕込みに「こちら側」がひっかかって拡大再生産されて今のムーヴメントにいたる、というわけで、また違う趣がある。

まぁ、一ついえるのは、あの騒ぎとは違って今は京アニのとんでもなさか、クォリティが破綻していないという点。流石にDVDでリリースされるであろう時系列上での最終話である今週放送分は「手抜きじゃね?」とか言われそうな長回しだったんだけどね。

色々思うところは大なのだけれど、ハルヒについては他の人たちも色々語っているから自分はもうこれ以上語るってもなー。ということはあるので、そういう、ちょっと週末見てみようとあるDVDをレンタルしてきましたよ。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーうる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
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わははは、やっぱりハルヒは語る上で、この作品は触れないわけにはいかないだろうし、当時は「わけわからねー」と思っていたけれど、やっぱり面白かったので、今の自分がみたらどう思うか興味があるのだ。


読書に関しては相変わらず「補給戦」。WW1、シュリーフェン・プランを経て、WW2、バルバロッサ作戦のドイツ軍のお粗末っぷりというか、混乱ぷりに溜息。これを読むとドイツ軍って几帳面なんだか、単に凝り性なんだけど先を見据えてないっていう気が猛烈にしてくるんだが・・・さて、残り1/3。ロンメルとパットンの話か。

それから近所の本屋で購入したものの記録。

本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種
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ぱらぱらとめくったんだけど、辛口すぎます!(w というわけで未読本ばかりが増えていく・・・。



3 件のコメント:

  1. ウイングバック2006年6月1日 2:14

    ��涼宮ハルヒ
    結局、既刊のノベル全部買っちゃった(笑)。
    それはともかくとして、考えうる限りのメディアミックスを仕掛けたエウレカがいまいち不発だったのに対して、ハルヒのブレイクの訳がいまいち理解できなかったりして。維持でも読まなかったweb2.0関係の本、1冊ぐらい目を通した方がいいんでしょうかね。

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  2. 維持→意地です。失礼しました。
    追記
    自分は、鶴屋さん萌え。

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  3. BARSERGA@管理人2006年6月1日 2:55

    ああ、ウィングバックさんまで(w
    しかも鶴屋さん萌えでつか!
    Web2.0としてあまり語れることは少ないかもしれませんが(w自分が理解しているのか、というとちょっと疑問の中で語るとすれば、多分ハルヒのブレイクは、「不自由さ」がキーワードだと思いますね。
    つまり、情報提供という点で過不足なく提供していたエウレカとは異なり、不自由なアニメ放送網+不自由なオフィシャルサイト(w+不自由な放送回のシャッフルという、不自由さを逆手にとって読み手(視聴者)に与えることが発端だったかもしれません。無論京アニのレベルの高いいい仕事も見逃せませんが(すべてはここに集約。エウレカは話によってはブレが大きかったですから)。
    Web2.0については「ウェブ進化論」をちらりと読むぐらいでいいかと。ロングテールとかを説明できればあとは、ねぇ(wというのは暴論かもしれませんが。

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