TRDI(防衛庁技術研究本部)のサイトで公開された「高運動飛行制御システム -全機実大RCS試験模型-」での画像。2ch軍事板とかも見てみたけれど、まぁ、正直なところ三面図が公開されてから後ろの意味ありげな・・・おそらく三次元ベクタード・スラスト?・・・のデザインを確認してみたい。
翼から機首にかけてのデザインはなるほどF-22に酷似しているし、エア・インテーク付近の処理はF-18E(スパホ・・・ライノ)に似ている。機首周りはどちらかというと、スホーイっぽいかなぁ。
これですぐさまF-3とはならないが、こういう布石を打っておくことで、ある程度の技術蓄積と、万が一(最近の防衛費抑制を見ているともう目はないんじゃないの?とは思うが)のF-22A購入の場合でもある程度アメリカ側の横暴をせき止めることは出来るので、研究するのはオッケーではあるというのが自分の考えではある。
まぁ、もうこの手の航空機を一国で開発するのは開発費で問題だが、他国を巻き込むと船頭多くしてなんとやら、というケースがあるので、悩ましいところではあるなーと。
防衛庁つながりで言えば、防衛庁契約本部(CCO)も中々興味深い話が転がっています。H17年調達実績もアレコレと公開されてますね(「調達情報 > 調達実績 > 契約情報」と進んで「平成17年度 月別契約情報/随意契約(PDFファイル)」から)。
ちなみに、随意契約ってなにソレ?な方にお話すると、官公庁では大きくわけて一般入札と随意契約の二つがあります。一般入札は、おおやけに「コレコレこういうの買うので手をあげてー」ってスタイル。まぁ、談合だーなんだーとイロイロと批判がありますがね、こちらこれでイロイロと(以下、あちこち多方面に大問題な話があるのですが、ここでは本筋できないので端折りました。察してください)・・・。
随意契約(随契)の場合は「これは××社でないとダメだから、こちらと契約しまーす」っていうスタイルです。随意という言葉の意味から察するに結構アレな話もあるんですが。結構槍玉に上がることが多い随意契約ですけど、致し方ない面もあるので(わかりやすく言えば機材のリース契約とか、継続して機能のアップデートやサポートなんかのケースが割合ありがちかな)。
ここでは、「Missile & Arms」の中の人がblogで書いているほかのネタをイロイロと・・・。
・かき上げ式食器洗浄機,2号
ふーむ、メーカーのサイトを確認したら、これ。らしい、なるほど!
・3-17-1048-024A-A-0201 F-2用タイヤ
はぁ、F-2のタイヤって横浜ゴム製なんだ。で、それが80個!? ふーん・・・。
・1-17-1164-006CET-0011 米国における実動訓練
契約先はアメリカ海軍省・・・なんの訓練するんだろうか。陸軍省の場合、ヤキマあたりでホークや90式持ち込んで実弾射撃、っていうのは想像がつくのだが。つい最近だと海兵隊と訓練しているしね・・・。
ほかイロイロと面白い情報が転がっています。ソースといえば一番ソースに近い情報ですね(w
というわけで軍オタなら時間が余ったときにはちらちらみていると面白いものが見れると思いますよ。いや、どうして調達情報に面白みを感じるかはさておき(w
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