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阿川弘之氏の子息にして「海の友情」を書いた筆者のアメリカ公使時代を振り返ったエッセイ。
駐米大使館に広報公使として赴任することになって、大使館内部の組織などを判りやすく描いている。大使館で繰り広げられている様々なレセプションなど、どういうことがあるのかも面白く描かれている。
その中には寿司を食べに来る政府高官の姿も描かれていたり、大使館が独自に行う広報活動の実情などもあわせて書かれている。まぁ、筆者が元々門外漢の学識経験者なのに、いきなり大使館に赴任する羽目になるあたりから面白いのだけれど…。
しかし、筆者も割と軍関係に理解があるものだから、大使館内部の防衛省から派遣された自衛官達と親しくなったり、東海岸に海上自衛隊艦艇がきたらワザワザ公休をとってサポートに向かったり、有志連合のあるタンパに行ってアレコレとのぞいたりとまぁなんというか。そこらへんのエピソードが笑わせてくれる。
肩の力を抜いて読んだ本でした。ま、読了記録として。
海の友情―米国海軍と海上自衛隊 (中公新書) | |
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