「24時間アイマスTV!~みんなまとめてアイドルマスター~」
いやね、もう最初に企画告知をニコ動で見たとき、本当にやる気か?とか思っていましたけど、実際やってみれば面白い。流石に若くはないのでw貫徹してリアルタイムに付き合うことはしませんでしたけど、1時間~2時間遅れで番組表見ながら「これははずせない」というのをチェックしていっても面白い。残り最後の数時間はギアスで中断したもののフィナーレをリアルタイムで追いかけてましたよ。
このニコマス界隈の盛り上がり、色々なblogでフォローされていますね…。
なんだか波に完全に乗り遅れたし、最初の原稿から何度も書き直してしまったけれどいい加減Upすることにしました…。
(以後長いので省略してます…)
「24時間アイマスTVに見る、ニコニコ動画におけるニコマス民の異常性」 from そっと××
紹介系としては有名な「敷居の先住人」さんのところでも総括がされていたり。
「歴史に残る一日。~24時間アイマスTVをふり返る」 from 敷居の先住人
もう上のところ見てればいいや、ってなぐらいの総括なんで自分も取り上げるネタを書きたいものだけに絞ってしまいましたw
色々面白い作品ばかりなんだけど、やっぱり皆が取り上げているように上の作品が個人的に最高だった。なんて大人な作品なんだろう。
「はじめてのC」さんのところで、的確に語られている。
「ニュー・ニコマス・パラダイス前後編」from はじめてのC
名作の「ニュー・シネマ・パラダイス」&ニコマス動画。
ウソ字幕モノで秀逸な作品を作っている木曜洋画劇場Pが提供した一大ドラマ。
予告で「ニュー・シネマ・パラダイス」をもってくるなんて…と思っていたら、Pいじりネタ?と思っていた予想を大きく覆されました。
去年の6月あたりからどっぷりニコマスに浸かった自分には涙なくして語れないような、直球ど真ん中で、ニコマスの本質と問題に立ち向かった衝撃作。
駆け出しMAD職人のトトと観客たちが集うニュー・ニコマス劇場。様々に発展していくMADを見ながら愉快に人々は楽しんでいた。しかしいつしかその内部は不協和音が生じていく。寛容さをなりを潜め、ファンの対立が発生する。商業活動に加わったP達への非難。とうとう新作そのものの上映さえ難しくなり、トトはMAD製作そのものに情熱を失いニコマスを去る…。
ニコマスのいままでをちゃんと総括して、そこに起きたトラブルも恐れず切り込んでいる。
正直、ここまでシリアスにニコマスネタとその問題(例えばランキングにおける架空戦記問題や、カルタ問題など商業ネタへの進出など)に踏み込むとは思わなかった。また、ちゃんと作中、映画のキャラにニコマスの危うさをちゃんと語らせるとは思わなかったですよ。
無論、お笑いネタもはずしません。 しかし本質はそこではない。
シリアス度は加速をつけて後半へ続きます。
幾星霜がたち、トトは故郷へと戻る。彼にMAD製作の心構えを説き、故郷を離れるときに励ました老職人は亡くなった。ニュー・ニコマス劇場は廃屋となり取り壊しを待つだけになっていた。そしてかって一緒に映画を楽しんだ人々たちと一緒に、爆破解体される劇場を見送る。
トトは老職人が彼に託した一本のフィルム・ケースを劇場で流して一人、流される映像を見続ける。それは様々な理由で削除され、もはや見ることがかなわない過去の作品達…。
エンディングはもう心が泣き笑い状態でしたけどね。本当に自分にとってももう見れない(ローカルに保存していないのもあり)動画を見ながら、主人公のトトが浮かべる泣き笑いのような複雑な表情と同じだったに違いない。
ハタから見ればバカバカしい。いや、いつか未来の自分が見たとしたら、どうしてこんなのにバカみたいな情熱を燃やしていたのだろうと思うかもしれない、今はもう見ることが出来ない動画の数々。
いや、それ以上の衝撃的な映像があります。
ラストシーン間際、トトたち劇場に通い詰めた面々が見守る中、廃墟になった劇場は爆破処理され崩れ落ちます。
そう、それはいつか必ずある光景が提示されている。
祭りは必ず終わり、愉快だった場所はなくなっていく。そんなことは言われたくなって判っている。アイマスが52週という期間限定でアイドルのプロモーションをして、あとは否応なく必ず終わりを告げるように、ニコマスの世界もいつかは終わるだろう。終わりのない祭りなんてどこにも存在しない。
「ムーサの加護にあって、ムーサに教えられたことを語ろう」 from はじめてのC
ここに語られているように、参加している人々は心のどこかで、この祭りが一過性であることを認識している。あやうい場所でのあやうい遊びに興じているだけにすぎないということを。
ニコマスが誕生してから1年とちょっと。恐ろしい速さで技術が進歩していく一方、様々な問題を抱えこんだまま、終わりがあることを受け入れても、それでもなお、その場を維持するための労力も惜しんでいないのもまた事実なんだろうなと思います。
ニコマスに関わるすべての者(P、見る専門)達が、この不思議な場に対して何らかアプローチをしている。MADを作成し、イベントを企画し、wikiを整備し、blogで紹介し、ニコ動でタグをつけ、コメントをつける。
精神的な意味でのフリーライダー(ただ乗り)が増えてくればいずれこのバランスは崩壊する。それは自明の理。この世のムーヴメントが抱える寿命は必ずある。
この祭りがどんな形を終息を迎えるのか。
いつか、苦笑いして崩れ落ちる劇場を見守るのか、古いフィルムケースに収まった動画を見るのか。いずれにしても祭りに参加しちゃった以上は楽しまないとウソではありますね。
いつかのためにではなく、今、このときのために楽しむことにだって意味があると思ってます。
…あー、話が長くなってしまったかね。24時間アイマスTvネタに戻ると、色々面白いのはあったんですが、その中でも面白かったのは以下のこれとか。
まだこれ以外にもあるでしょうに、見直したら追加されるのも出てくるかもしれませんが!
ニコマス界隈定番となりつつあるイベント"Kaku-Tail Party"とMSCこと"Im@s MAD SURVIVAL Championship"が合体して"KAKU-tail Survival"となり、キャラ・テーマのシャッフルによる動画作成&視聴者参加による投票というネタを2日間でやる。というとんでもない展開に。
ついでに連絡トラブルで発生した空き枠をめぐってさらに予選で数組がほんの数日で動画を仕立てて参加。という展開に。いや、エンコ時間考えるとおかしいぞ、それ。とか思いつつもちゃんとしたててくるあたりさすがは手馴れたスタッフ達。
本選はやっぱりあの人か。と思ったけれど、さすがとしかいいようの無い出来でした。
タグの「紳士動画(綺麗な意味で)」は伊達じゃないぜ。いつでも全裸でネクタイ一つの変態紳士動画だけじゃないw 深夜と酒が似合うニコマス動画。
当然、ガチなMAD系もあるわけです。
「勇敢なあずさの恋のうた」は、ミスチルのアレに乗せた曲ではありますが、おいおい、こういう単品でもイケそうな作品をこういうイベントで搦てくるとは!
いや、いい作品ですよ>「勇敢な」
こちらは小鳥さんネタで…面白かったです。で、いい加減小鳥さんメインのアイドラとかどうですか、バンナムP! いや、マジなところ!w
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