2004年12月10日金曜日

Communication on Wired.

��MSNに登録してみた。一応、barserga@hotmail.co.jpで。

メッセかぁ。とか思いつつ、友人とあれこれと早速試しながら、ああ、自分ってばチャットとかのために
カナ打ち覚えたんだっけ。とか思ってみたり。今でも 思考→直のキーボード打ち が出来るなぁとか。

大体自分がネットに接続したのは、300bpsの頃、まだパソコン通信ってなにそれ?の時代だった。
草の根BBSとかが全盛で、ニフティ(凋落著しいが)はおろか、アスキーのネットもまだのころ。
大体、当時のパソ通雑誌(NETWORKERだったかな)には、「ゲームセンターあらし」でおなじみの すがやみつる さんが寄稿していたはず。夢の1200bpsだとか・・・。

で、300bpsとか、1200bpsとか何? とか聞かれそうなので今のうちに話しておくと、300 bits per second。つまり、1秒間に300ビット送れますよ。というわけで、300ビットってなにさ、って言われると情報処理の基礎で、1バイト=8ビットだから、37.5バイトってところか。ちなみに今はあまり見かけなくなったISDNで128Kbps(これでも出たときは夢の速度だったのだが)、一般的なLANで100M、GigaBitEthernetもあるから隔世の感がある。

なに? 昔話はよせって?(笑)

いやいや、まだ本当にあるのだ。文字通りリアル厨房からネットに接続した自分は、幸せなのか不幸なのか、パソ通に接続するような人として周囲には大人しかいなかった。その中での子供ということで随分バカをやったし、バカを受け入れてもらえたし、悪い(w遊びも教えてもらった。多分人格形成のけっこうな部分を今は疎遠になってしまったけれど、あの人たちに形作られたのだと思う。
今思えば、あの大人たちは自覚しているか、無自覚だったのか、ともかく自分たちは先駆者だというか、酔狂だ。という自覚があっために、非常にモラルが高かったんじゃないかと思う。つまり、そのあと、草の根BBSから従量課金の全国BBSに風潮が変わっていく中で、全体の人口が増えればさまざまな人たちが入ってきて、いろんな嫌な面を見ることとなる(見せていたと思う)。人、金、男女間のもつれ、色々だった。

あらゆるものは変化していくし、それは当然なんだ。ネットの世界だけが特別じゃないんだよ。とその時に(バカバカしいが、はじめて)思い至ったのだ。ネットバトルも興味がない。コストがかかるだけで、得るものはとるにたらない満足感だけ。同じ土俵にたった上での意見交換を出来る人はやっぱり稀有だった。なんだ、やっぱり友達づきあいと変わらないじゃんか。と当時思ったものだった。

ホームページを開いている今もそれは変わらない。blogになっても同様に。以前にホームページを閉鎖した女性の人が最後に「ネットでなら自分を正直にできた」と書いていたが、多分身近にいたらそんなことはない。と言っていただろうと思う(げんに日記に書いたけれど)。ネットで出来ることはリアルでも出来る。リアルで出来ることはネットでだって出来る。ネットだってリアルなのだ。ネットで知り合った人が結婚したのを知っているし、リアルでの親子関係が海外出張で離れ離れになってもネットのおかげでつながりが保てているのもしっている。

何かの言い訳にネットだの技術だのを持ち出してしまうことだけはしたくない。

まぁ、そんなことを思ったある日の一日でした。

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