すごい考え方 ハワード・ゴールドマン 松林 博文 中経出版 2005-12-01 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
gekka.blogさんや、「第弐齋藤 土踏まず日記」さんのところでもとりあげられた個人的なGTDというかメソッドである「すごいやり方」、そしてその会議版ともいえる「すごい会議」の源流のようなハワード・ゴールドマンの「すごい考え方」を読んでみた。
基本的にこの「すごい」系(という呼び方はいささか問題ありだが)の本質はいかにポジティブにマインドをもっていくか。がすべてのベースになっている。ついつい何か進行中のプロジェクトなどで問題があると原因を探ってしまうよりも、その問題をどうやって解決していくか、にフューチャーしている。もう一つの本質は「言葉」だと思う。
言葉にして口に出すことで、自分自身や周囲の人々に問題点(課題点)について自分は明確にコミットメントしているんだ。と自覚するし宣言していく。また、第三者に問いかけることで、自分やその第三者の考え方やスタンスを明確にしていく。
つまり本質は「謎解きよりも打開策」「(積極的な)自分の関与を宣言する」。この二点ではないかと今は思う。
そのどれもが簡単なことだと人は言うかもしれないが、中々そうはいかないことを知っている人は悩んでいる人だ。そういう人にこそ、この本など「すごい」系をオススメしたい。「すごい会議」が周囲を巻き込む形で行えないと思うのなら「すごいやり方」には、ミニマムな自分自身に対してのマインドセットがある。そして「すごい考え方」は、その「すごいやり方」と「すごい会議」の中間にたっているような形だ。
中々興味深かった。しかしまぁ、この手の本を読んだときの問題は、ともかく、実践あるのみですよ。頑張れよ、俺!(笑)
ついでなので、他の二冊もあげておきます。
すごいやり方 大橋 禅太郎 倉園 佳三 扶桑社 2004-01-23 売り上げランキング : 773 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる! 大橋 禅太郎 大和書房 2005-05-18 売り上げランキング : 302 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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